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「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」10/1放送スタート！

台湾が誇るエンターテインメント・霹靂布袋戲と、日本のアニメ界を代表するスタッフ陣がタッグを組んだ「Thunderbolt Fantasy」。待望のシーズン2がいよいよ日本で放送スタート！！

2018年10月1日（月）よりシーズン２の放送がスタート！<br>©2016-2018 Thunderbolt Fantasy Project

2018年10月1日（月）よりシーズン２の放送がスタート！
©2016-2018 Thunderbolt Fantasy Project

こんにちは、台北ナビです。

早速ですが、台湾の伝統芸能「布袋劇」を映像化、派手なアクション演出や効果、CGを加えて一大エンターテインメントに作り上げた霹靂國際多媒體股份有限公司をご存知でしょうか？　台北ナビでも以前ご紹介しました。その内容は下記リンクよりご覧ください。

この霹靂社が日本のアニメ界で活躍するシナリオライター虚淵玄（ニトロプラス）さんとタッグを組み、完全書き下ろし脚本を映像化したのが『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀（サンダーボルトファンタジートウリケンユウキ）』なんです！

霹靂國際多媒體股份有限公司台湾のエンターテインメントを語る上で外すことのできない「霹靂布袋戲」の歴史と魅力をお届けします！ Googleマップで見る

こちら『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀２』「仙鎮城」のコンセプトアート。実際に人形が動くことで生まれるリアリティとCGの融合が、霹靂布袋戲の魅力です！©2016-2018 Thunderbolt Fantasy Project

合作のきっかけは他でもない虚淵さんが、台湾の展示会でたまたま霹靂布袋戲と出合ったことから始まったのだとか。ぜひ霹靂布袋戲を日本にも紹介したい！という虚淵さんの思いから、ゲームキャラクターデザインを多く手がけるニトロプラス、鳥海浩輔さんや諏訪部順一さんなどアニメ界で活躍する錚々たる声優陣が結集しました！

霹靂布袋戲は収録と編集を同時進行に行います！監督がミキサールームで作業中！

日本のお家芸であるアニメ・ゲームのスペシャリストと、台湾が誇るエンタメ霹靂布袋戲を長年支えてきたスタッフ陣の才能や技が見事に融合した『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』は、放送がスタートすると多くのファンをつかんだのでした！

待望のシーズン２には怪獣が登場!?

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀２』の撮影は雲林の土庫にある巨大な撮影所で行われました！

この作品をきっかけに霹靂布袋戲を知った、台湾布袋劇に興味を持ったという方に朗報です！10/1から2年ぶりとなる待望の第2シーズン『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』の放送がスタート！シーズン１のスタッフが再集結し、霹靂からは新たな監督を迎え、よりスケールの大きなストーリーが展開されるそうです！

シーズン２には大小の怪獣が登場！怪獣デザインを行なった美術スタッフ曾豪銘さん

人間よりも大きい！撮影も大迫力です。写真提供：霹靂國際多媒體股份有限公司

ナビは撮影の真っ最中に雲林のスタジオにお邪魔して、撮影風景を少しだけ見せてもらいました！シーズン2の目玉はストーリーに怪獣が登場する！ということで、日本から特撮監督や著名造形会社が参加し、怪獣のデザインから造形、そして撮影本番まで、日台で協力しながら進めていったんだそうです。

人形と怪獣の共演、今から楽しみですよね！

左から王泉修助監督と王嘉祥監督、そして人形師の陳柏憲さん

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』は3人の監督が朝晩交代制で撮影を行うという方法で日夜撮影が続けられました。「虚淵さんの脚本は内面の表現が豊かなので映像化にはこれまでにない工夫が必要だった」と話す王嘉祥監督と、「『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』の世界観を表現するために、画面の奥行きをどう演出するかに気を配った」と語ってくれた王泉修助監督。

ストーリーとともに、台湾の監督陣がこだわり抜いた映像美にもぜひ注目してみてください！