台北市南部にある政治大学の向かいにある路地。印刷店や食堂が軒を連ねていますが、ちょうど夏休みの時期でこの日は比較的ひっそりとしています。
ふと町内会の掲示板があるあたりに目をやると右端に不思議なものが。。。
これは石灯篭でしょうか???石臼のような丸いものが上に乗っかっていますが、よく分かりません。
しっかりと刻まれた昭和十八年の文字。日本統治時代の産物であることが分かります。戦後日本色を排除するために、日本的な記述がある石碑などの文字は削られたりしたのですが、ここのはきちんと残っていました。
そしてその下には「奉献」と「泉」、さらに「基隆郡」「貢寮庄」の文字。気になるのは、政治大学がある場所は日本統治時代は台北州文山郡深坑庄で、直線距離でも33キロある貢寮庄のものがなぜかここにあるのか……。わざわざ運んだとしても、なぜ、どんな理由でここに運ばれたのでしょうか。
政治大学の近くにはパワースポット「指南宮」があるのでそれの関連かもしれませんが、詳細は不明。もしご存知の方がいらっしゃったら、ぜひナビまでコメントをお寄せくださいね~。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-08-06