マンゴーだけじゃないんです!玉井で食い倒れよう~♪
こんにちは、台北ナビです。
台湾南部では5月中旬にもなると車窓からはたわわに実を付けたマンゴーツリーの群れが見え、市場や店内、至る所でマンゴーに触れることができます。今回ナビは、そんなマンゴーちゃんで溢れる夏の玉井へ足を運んできました。マンゴー以外の見どころも、たくさんご紹介していきます。
台鉄台南駅から市バス「大台南公車」の綠幹線を利用し、約1時間半でマンゴーの郷「玉井」へ到着です。バス停から市場は目と鼻の先なので、マンゴー目当てに市場へ直行!「マンゴー♪マンゴー♪」と胸を膨らませ、オレンジに輝くマンゴーに大興奮もつかの間、お隣に並ぶ安くて新鮮な南国フルーツたちに目移りが止まらなくなることでしょう。
台南玉井区青果集貨場
住所:台南市中正路27号
電話:(06)574-5572
営業時間:04:00~19:00
↓玉井の紹介はこちらから↓
青果市場の帰りは「玉井区公所」の脇道に屋台を出している手作りの肉まん屋さんもぜひチェックしてみて下さい。福州から台湾へ嫁いできたという奥さんが手作りする肉まんは皮がモッチモチ!旦那さんと二人で仲良く肉まんや野菜まんを販売しています。
人気の「大腸包小腸」
興南客運のバス停の斜め向かい、中正路と民生路が交わる民生路上で36年間屋台を営んでいる黄さんご夫婦。黑輪(台湾式おでん屋さん)ですが、行列のお目当ては刻んだ大根の酢漬けがのった「大腸包小腸」です。思い出すだけでヨダレが出る、絶妙の組み合わせの大腸包小腸には蒸したもち米を使用し、ソーセージも自家製とのこと!
奥さんは歌が得意で特に森進一さんの「女のためいき」が十八番だとか!日本語が少しだけわかるそうなので、ぜひ仲良くなってみて下さい♪!シャイな旦那さんの笑顔も印象的でした。
休日は行列覚悟。売り切れ次第、店じまいするそうなので早めに並ぶことをオススメしますよ~。
玉井黑輪伯大腸包小腸
住所:台南市中正路と民生路の交差点
電話:0937-398-072
営業時間:14:30~18:30(不定休)
台湾風おでんもおいしそうでした~!
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大腸包小腸をオーダーすると、おでんのスープが無料で付いてくるのも嬉しい。
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「玉井不老街」とは?
玉井青果市場から歩いて5分ほどの中正路にある玉井商店街が改造計画を経て、2018年の5月に「玉井芸術不老街」として生まれ変わりました。
「西拉雅国家風景区管理処」と台南市土溝村を芸術と融合させた「土溝農村美術館」の立役者で知られる「
優雅農夫藝術工廠」がタッグを組んで、町おこしを実施。
これまで、マンゴーを食べるだけで満足して帰っていた観光客が、さらに楽しめちゃう新たな観光スポットとして注目を集めています。
亀がいっぱい~!300年の歴史を誇る玉井住民の心のよりどころ「北極殿」
老街の入り口には1717年に建立された「北極殿」があります。これまでに起きた歴史的に大きな災害から住民を守ってきたと言われるご利益のある廟で、信者たちが奉納していった亀が大量に放し飼いにされています!
北極殿
台南市玉井区中正路102號
(06)574-3788
↓詳細はこちらでもご紹介しています↓
老街で20年以上の歴史を誇り、斜め向かいにも2号店がある人気かき氷店「有間冰舖」。自家製100%のマンゴージュースで作る氷に、愛文マンゴーの塊と土マンゴーで作られた情人果、更に濃厚なマンゴーペーストがかけられます。極めつけにマンゴーアイスをトッピング!ここまでマンゴー尽くしのかき氷、見たことない!
有間冰舖
住所:台南市中正路152号、154号
電話:(06)574-7130、9630
営業時間:09:00~21:00(年中無休)
↓「有間冰舖」はこちらで詳しくご紹介しています↓
ここが作業場です。暑いんだろうなぁ~。
有間冰舖でお腹を満たしたのち、中正路を更に奥に歩いて行くと、一際古い佇まいのお店が見えてきます。果物屋さん御用達の刃物を製造している「雙忠鐵店」です。
小学校を卒業してからこの道一筋という店主がひとりで、早朝から鉄を打っては、ありとあらゆる刃物を製造している作業場兼店舗です。「オーダーがあればどんなものでも作ることができる」とニッコリ笑う店主。
ぜひ覗いてみて下さいね。
雙忠鐵店
住所:台南市中正路75号
電話:(06)574-3200
神父が始めたヒンヤリ「二空老張涼麵」
店内にぎっしり張られた写真の中から「李神父を探せ!」ヒゲを蓄えて眼鏡姿の、よい意味で神父らしからぬ男性がその人です。
玉井青果市場から歩いて10分ほどの場所に、ちょっと変わった「涼麵」のお店があります。「玉井天主教堂」の隣に設けられた小さなお店「二空老張涼麵」は経済的弱者に仕事をする機会を与える目的で、教会の李若望神父が始めたお店です。
生後まもなくよそに預けられた李神父は後に自分が生まれた家が「涼麵店」だったことを知り、自ら涼麵の作り方を学び、このお店を始めました。ナビが訪れた時はバリ島からやってきたという元気いっぱいのママがお店を切り盛りしていました。
このお店の涼麵の特徴は「氷のタレ」がトッピングされていること!熱い台湾の夏には欠かせないヒンヤリした涼麵が食べられるということで人気なんです。そのほか、真夏に汗が噴き出る「麻辣鴨血」や「牛肉鴨血湯」を注文する人も多いとか。
二空老張涼麵
住所:台南市中華路125号
電話:(06)574-1411
営業時間:(月~土)10:00~14:00/16:00~20:00、(日) 10:00~18:00(水曜日休み)
こちらがヒエヒエの「涼麵」50元です。もっちり麺にモヤシとキュウリのシャキシャキ、冷えたタレとゴマダレが絡み合ってペロリとひと碗、イケちゃいます。
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鴨の血を固めたものや豆腐にしっかりと味がしみ込んだ「麻辣鴨血」50元はしびれる辛さがウマい!
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ナビ的には牛肉入りのスープ「牛肉鴨血湯」が気に入りました。店内は冷房がないので、熱々スープを飲むと汗が噴き出ますが、
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そんなときは甘酸っぱいローゼルジュースでクールダウン!
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夏の台湾、特に南部の日差しは恐ろしい・・・それでも夏はやっぱり南部に行かねばなりません(笑)。日焼け対策をバッチリして、思いっきり楽しい夏の思い出をつくって下さいね♪
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-08-03