高鉄「台南」駅から車で30分!食べ歩き天国の六甲で台湾ならではの美食を食べてきました♪

すべて100元以下で食べられる、コスパ最強の美食たちをご紹介します!

こんにちは、台北ナビです。

安くておいしい食べ物に出合えるのも、台湾旅行の楽しみのひとつですよね。今回ナビは、台南市の中央に位置する六甲区に「100元以下で食べられる美食」があると聞きつけて行ってきました!

六甲は鄭成功の時代に福建省からの移民により開墾された村の名前で、当時は二甲~七甲がありました。日本統治時代に二甲、六甲、七甲を合併し六甲が行政の中心となり、2010年に台南市六甲区へと改編されて現在に至っています。

安い!!うまい!!大興奮の老舗かき氷「媽祖廟剉冰」

六甲の食べ歩きをした中でナビが忘れられないのが「麵粉(はったい粉のようなもの)」がふりかかったかき氷です。日本のはったい粉の原料は大麦や裸麦などと、小麦粉ですが、台湾はゴマやアーモンドなど、そして小麦粉です。どちらも原料を炒ってから挽いています。

六甲媽祖廟の前にある屋台で行列が目印!「媽祖廟剉冰」はなんと106年の歴史を誇る老舗かき氷屋さんで、現オーナーは3代目だそうです!オーナー手作りの豊富なトッピングはどれを選んでも、35元!!35元でおいしいかき氷が食べられるだなんて……もうナビは動揺を隠せませんでした。朝の8時から開店しているのは南部ならではだなぁ~と感心!
六甲媽祖廟の前に屋台があります。

六甲媽祖廟の前に屋台があります。

お客さんでぎゅうぎゅうでした。

お客さんでぎゅうぎゅうでした。

行列に並んでもお店の人の手さばきを眺めていたら、あっという間に自分の番です。

行列に並んでもお店の人の手さばきを眺めていたら、あっという間に自分の番です。

氷が運ばれてきます。

氷が運ばれてきます。

手で氷を鷲掴みするスタイルから「手抓冰」とも呼ばれています。

手で氷を鷲掴みするスタイルから「手抓冰」とも呼ばれています。

政府お墨付きの老舗かき氷店です。

政府お墨付きの老舗かき氷店です。

これがウワサの「麺粉」。きな粉みたいですよ。

これがウワサの「麺粉」。きな粉みたいですよ。

ホクホクのタロ芋もそそられます~。

ホクホクのタロ芋もそそられます~。

テイクアウトする人もたくさんいました。

テイクアウトする人もたくさんいました。

媽祖廟剉冰
住所:六甲郷六甲村28号 (恒安宮前廟埕)
営業時間:08:00~16:30(雨の日は休み)

鮮度が命!無敵のスムージー「乳果吧」

こんなドリンクスタンドが近所にあればな~!!と思わずにいられない、フレッシュでコスパもいいスムージーのお店です。

阿里山で有機栽培された石蓮花(サボテンの一種)を使ったものや、桑椹(桑の実)、紫蕃薯(ムラサキイモ)など、普段あまり口にすることができない身体に優しい素材を使うことにも拘っています。

ここへはお腹を空かせてから行くのがポイント。というのもこのお店が作るスムージーの量が半端ないんです!とりあえずカップいっぱいになったスムージーの1/3を先にお客さんに飲ませてから、ミキサーに残った分を注ぎ足してくれるシステム。こんなにたくさん飲めて50元以下とは……参りました。

活力漲る1杯は、もうすぐ8年目を迎える小さなフレッシュスムージーのお店「乳果吧」です!
太陽をたくさん浴びたフルーツスムージーからパワーをもらいましょう☆

太陽をたくさん浴びたフルーツスムージーからパワーをもらいましょう☆

(左)石蓮花鳳梨蜜、(中)綜合果汁、(右)鳳梨奇異果、全て45元

(左)石蓮花鳳梨蜜、(中)綜合果汁、(右)鳳梨奇異果、全て45元

もうお腹いっぱいのナビのコップに笑顔で注ぎ足すスタッフさん

もうお腹いっぱいのナビのコップに笑顔で注ぎ足すスタッフさん

乳果吧
住所:台南市復興街公共市場E53号
電話:(06) 698-5139
営業時間:10:30~21:00(雨の日は休み)

九層塔入りの癖になる蔥油餅

蔥油餅ファンは必須です。もっちり&サクッとした蔥油餅の中にはキャベツのほかにアクセントとなる九層塔(台湾バジル)が入っています。コッテリ甘みのある醬油膏(醤油ペースト)以外に、辣椒醬(唐辛子ペースト)と蒜泥醬(ニンニクペースト)が少々加われば、極ウマジャンクフードの完成です!「後を引くおいしさ」とはまさにこの蔥油餅のためにある言葉だと思いました(笑)。1個25元、これは並んででも食べましょう!
六甲郭記塔香炸蛋蔥油餅
住所:台南市中正路522号(京城銀行の向かい側)
電話:0903-145-539
営業時間:13:30~18:30(金曜日休み)

受け継がれる台湾人の「懐かしい味」

台湾人が大好きな屋台料理のひとつが「黒輪」。台湾語で「おれん(おでん)」と発音します。日本人が思い描くおでんとは見た目も味も違うのですが、ここ六甲に台湾人がその味を懐かしんで行列を作る黒輪の屋台があります。お父さんの代から併せると約40年、今は息子さんがその味を受け継いでいます。ネタは黒輪・甜不辣・米血・魚板の4種類で、タレは黒コショウとキノコの2種類から選べます。秘伝のタレは10種類ほどの漢方と一緒に2時間煮込んで作っているそうで、今回ナビは黒コショウで頂いてみました。甘辛の濃厚なタレがナビ的にはとっても好み!台湾人にとっての懐かしい味ですが、日本人もきっと好きな味だと思いました。それぞれ1本10元でこの幸せをゲットできるなんて……ありがとう~と心の中で叫んだナビでした。
中学校の脇にあるこの行列が目印です。

中学校の脇にあるこの行列が目印です。

屋台の側にゴールデンシャワーの別名を持つナンバンサイカチが咲き乱れていました。

屋台の側にゴールデンシャワーの別名を持つナンバンサイカチが咲き乱れていました。

親子で黙々と作業をこなしています。 親子で黙々と作業をこなしています。 親子で黙々と作業をこなしています。

親子で黙々と作業をこなしています。

黒輪伯
住所:台南市民権街(六甲国中の傍)
電話:0934-083-756
営業時間:(平日)10:30~17:30、(土日) 09:30~17:30(火曜日休み)

【番外編】台湾の味に疲れたときは・・・?

台湾旅行の醍醐味である屋台料理の食べ歩き、最初のうちはテンション高めで食べまくれるのですが、そのうち胃が疲れてくることってありませんか?そんなときにオススメの、ちょっと豪華な洋食レストランをご紹介します。台北の4つ星ホテルである「ブラザーホテル(兄弟大飯店)」で長年腕を振るっていたフレンチ出身のシェフが在籍するレストラン「采福咖啡餐坊」です。コース料理のボリュームに対して、なかなかコスパがよいなぁ~と感じました。六甲の洋食といえばココ!というくらい地元民に愛されるレストランです。
広くてモダンなデザインの店内。後方には個室もあるのでプライベートな時間をゆっくり楽しめます。 広くてモダンなデザインの店内。後方には個室もあるのでプライベートな時間をゆっくり楽しめます。 広くてモダンなデザインの店内。後方には個室もあるのでプライベートな時間をゆっくり楽しめます。

広くてモダンなデザインの店内。後方には個室もあるのでプライベートな時間をゆっくり楽しめます。

ミルク鍋。義式香純鮮奶 (豚or牛310元、海鮮330元、肉&海鮮360元)

ミルク鍋。義式香純鮮奶 (豚or牛310元、海鮮330元、肉&海鮮360元)

シーバスのレモン煮。泰式檸檬海鱸魚 330元

シーバスのレモン煮。泰式檸檬海鱸魚 330元

ロブスター。主廚精選義式焗龍蝦 680元

ロブスター。主廚精選義式焗龍蝦 680元

フィレ肉とエビ。主廚精選海陸大餐(菲力+明蝦) 720元

フィレ肉とエビ。主廚精選海陸大餐(菲力+明蝦) 720元

ブルゴーニュ産ラム肉。布根地羊排佐黑胡椒醬/紅酒野菇醬 580元

ブルゴーニュ産ラム肉。布根地羊排佐黑胡椒醬/紅酒野菇醬 580元

采福咖啡餐坊
住所:台南市林森街56号
電話:(06) 698-8736
営業時間:11:00~14:00/17:00~21:00(年中無休)

今回ご紹介した美食たちは「六甲夜市」周辺に点在しており、台鉄「林鳳營」駅から六甲夜市までは車で10分、高鉄「台南」駅からは30分前後です。食べ歩き天国の六甲へ行ったら、100元で何食食べられるかぜひ挑戦してみて下さい。

以上、台北ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-07-10

ページTOPへ▲

その他の記事を見る