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新北市郊外の棚田で大自然を満喫してきましたー♪

グループや親子にぴったりなワクワク体験ができちゃいます!

こんにちは、台北ナビです。

新北市郊外にある貢寮の山間部に、大規模な棚田が残されているのをご存知ですか?台北駅から車で約1時間半。公共交通機関がなく、普段は決して気軽に行ける場所ではないですが、最近では都市での生活を送る人々にも大自然を満喫してもらいたいと、新北市が中心になって体験型ツアーを実施しています。

台湾の農業に関する理解が深められるだけでなく、生態観察、環境にやさしい棚田を管理する農家の皆さんと触れ合える貴重な機会。都市に暮らす人はもちろん、グループや親子で参加するのにぴったりのツアーになっていて人気なんだとか。

今回は東京生まれ東京育ちのナビスケが参加してきました!

まずは植物に触れてみます

建物の左側は牛舎を改築した物置になっていて、以前の農耕具が展示されています。

建物の左側は牛舎を改築した物置になっていて、以前の農耕具が展示されています。

最初にナビたちが訪れたのは、「田邊聊寮」と呼ばれる石が積み重なった壁が特徴的な平屋建ての建物。棚田を管理している農家の人たちが実際に暮らしていた家屋を、ここを訪れる行楽客の憩いの場として整備したんだそう。

休日には自家製クランベリーティーやブルーベリーティーなどのお茶が飲めるほか、自家製のハチミツや卵、クッキーなども販売しています。
地元で採れた食材が購入できます

地元で採れた食材が購入できます

こちらは絵葉書やピンバッジなど

こちらは絵葉書やピンバッジなど

お茶やコーヒーもあります

お茶やコーヒーもあります

この日は気温が30度を超える真夏日だったのですが、中に入ると意外とひんやりしていました。ちょうど山陰に隠れるように建てられており、厳しい日差しを受けることがないからなのでしょうか。とても快適です。 

席に案内されたナビたちに用意されていたのは、なんとアイマスク。

アイマスクで目を覆い、手のひらを上にしてテーブルの上に置くように号令がかかります。

参加メンバーは、これから何が起こるのかわからず、ちょっとドキドキ。
触覚と嗅覚で植物を「観察」します

触覚と嗅覚で植物を「観察」します

こんなにまじまじと草を触ることはなかなかないはず

こんなにまじまじと草を触ることはなかなかないはず


しばらくすると、手には貢寮で自生している植物が次々と置かれていきました。大きさや硬さ、手触りの良さなどといった感触やにおいを一つずつ確かめます。

硬かったり、柔らかかったり、ツルツルしていたり、ザラザラしていたり、いい香りがしたと思ったら、強烈なにおいを出す草もあり、思わず笑みがこぼれます。

簡単に言ってしまえば、全て「草」に分類されてしまう植物たちですが、同じように見えて、実は全く違った特徴があることがわかります。そういえば、普段の生活でこうやって植物の特徴を一つ一つ確認することってあまりないかもしれません。普段見過ごしている小さな違いを改めて認識させられました。

棚田の見学に出発

さて、植物と触れ合って、自然との感触を確かめたら、次は田邊聊寮から歩いて3分ほどの距離にある棚田に足を運びます。まずは棚田の「へり」の部分を観察です。
ガイドは郭俊麟さん

ガイドは郭俊麟さん

棚田の1段の高さは約2メートル

棚田の1段の高さは約2メートル

さっき触った草が生えている表面を掻き分けて中の土を触ってみるとしっとり、ひんやりしています。実はこの湿り気こそが、棚田が現在も生きていることの証拠。土が乾いてしまうと亀裂が入り、注水や雨などにより水が流れてきた時に崩壊してしまう恐れがあるんだとか。

そして表面の草も実は重要な役割を果たしていて、雑草だからといって全て刈り取ることはしません。適切に生やすことで、伸びた根が土を固定してくれるんだそう。

ここでは休耕田でも絶えず水をはって棚田の維持に努めています。棚田があることで雨が降った時にも大量の雨水が一気に川へ流れず、水が濁ってしまうのを防げるんだとか。また、豊かな生態系や動物の保護もできるとのこと。
収穫期には金色に輝く稲穂がなびくそう

収穫期には金色に輝く稲穂がなびくそう

青々とした田んぼも美しい

青々とした田んぼも美しい

ここで栽培されているのは、「平林種」、「五号仔」と呼ばれる稲。

貢寮のある台湾北東部は、夏場を除いて北東からの冷たい季節風が強く吹きつけ、雨が多くなる土地なので、これらの品種は強風や低温に強く、病気にかかりにくい特徴があるんだそう。

ちなみに、台湾中南部では稲の二期作ができますが、ここでは年に1度だけしか栽培できないそう。農家の人はシイタケやキクラゲの栽培もして生計をたてています。
北東部で晴れの日が続くのは、梅雨明けから晩夏まで。それ以外は曇りや雨の日が多くなります

北東部で晴れの日が続くのは、梅雨明けから晩夏まで。それ以外は曇りや雨の日が多くなります

さて、見晴らしの良いところにやってきました。山の斜面に横島が見えるところが棚田です。棚田があるということは、そこで水が湧き出ているということ。稜線に近い場所にも田んぼがあるのは、それだけ地下水が豊富ということでもあります。

この写真で見えている範囲は、4世帯の農家が管理しています。通常の水田では、0.5人で管理できてしまう面積らしいのですが、機械の導入が難しい棚田では、とにかく人力が必要。それでも棚田の保存が続けられているのには、ここに暮らす人々が、自然や文化、景観を守ろうと努力していることからにほかなりません。
棚田では水牛がうろうろしています

棚田では水牛がうろうろしています

新北市郊外の棚田で大自然を満喫してきましたー♪

田んぼの中には昆虫がいっぱい

続いては休耕田にやってきました。靴を脱いで田んぼの中に入り、その感触を確かめながら、田んぼの中の昆虫を探します。虫の写真が苦手という方は注意してご覧ください。

実はこの日の参加者の中で、田んぼに入った経験のある人は皆無。一歩足を踏み入れると、ヌルヌルでひんやりとした不思議な感触に悲鳴が上がります。でも、それもつかの間。すぐに網を持って昆虫探しに取り掛かります。
くるぶしまで泥に浸かって昆虫を探します

くるぶしまで泥に浸かって昆虫を探します

慣れない環境に一同悪戦苦闘

慣れない環境に一同悪戦苦闘

そして見つかったのがこちらの昆虫たち。とってもたくさんの種類が隠れているんですね。

お待ちかねの昼食


田んぼでの探索を終えると、昼食の時間です。田邊聊寮に戻っていただきます。豚肉以外は貢寮の食材を使用しています。山の中に来ていますが、貢寮には漁港もあり、新鮮な海の幸も手に入ります。山の幸はえぐみはなく、あっさりとしていて、ほのかな甘みも感じられるやさしい味でした。

もちろんご飯はここの棚田で採れたお米。ふっくらしていて甘みが強かったですよ。
大きくても柔らかくて甘い台湾のタケノコ

大きくても柔らかくて甘い台湾のタケノコ

おひたしに台湾の甘いマヨネーズがかかっています。意外といけます

おひたしに台湾の甘いマヨネーズがかかっています。意外といけます

サクサクした食感が楽しい

サクサクした食感が楽しい

おいしそうー

おいしそうー

どんぶりにしてモリモリいただきます!

どんぶりにしてモリモリいただきます!

水鉄砲で涼しく!


お腹がいっぱいになったら場所を移して、工作の時間です。

まずは草花をテーブルの上に置き、薄い布をかぶせて、その上から石でたたいて色や模様を転写させる「拓印」と呼ばれる遊びを体験。やさしくたたいていくと、布に鮮やかな色が移ってとってもきれいです。

鮮やかな草花の色を見ていたら、子供のころ、透明のビニール袋に草花と水を入れて色水を作った記憶がよみがえってきました。
小瓶のカバーにするとこんなにお洒落

小瓶のカバーにするとこんなにお洒落

参加者みんなの作品を集めて集合写真

参加者みんなの作品を集めて集合写真

お次は竹を使って水鉄砲を作ります。用意するものは太さの違う2本の竹と布、輪ゴム、のこぎりだけ。作り方を教えてくれた張さんは10分も経たずにラクラクと1丁を作り上げてしまいました。

すっかり童心に返って暑さを忘れてしまいました!
竹の水鉄砲作りを指導してくれたのは張守隆さん。軽々と水鉄砲を量産していきます 竹の水鉄砲作りを指導してくれたのは張守隆さん。軽々と水鉄砲を量産していきます 竹の水鉄砲作りを指導してくれたのは張守隆さん。軽々と水鉄砲を量産していきます

竹の水鉄砲作りを指導してくれたのは張守隆さん。軽々と水鉄砲を量産していきます

川に入って水中の生物観察


最後は小川にやってきました。箱メガネ(アクアスコープ)を使って水中に棲む生物を観察します。

水中の岩や石にはコケがたくさん生えているのですが、これを食べに来る生物がとっても多いんだとか。水の中に沈んでいる岩をどかすと、いろいろな昆虫が見つかります。

厳しい暑さでも靴を脱いで川に足を踏み入れると、全身から汗が引いていくのが解ります。目を閉じると聞こえてくるのは、川のせせらぎと虫の鳴き声、風になびく木や葉の音、その場にたたずむだけで、ストレスから開放されたような、すがすがしい気持ちになれます。

大自然を目いっぱい満喫したら、あっという間に一日が過ぎてしまいました。あぁ、現実の世界に戻りたくないっ!

以上、都会を少し離れただけで、全く違った世界が広がっていることに気付いて、またちょっと台湾に詳しくなれたナビスケがお届けしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-09-19

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