台湾のハラール料理レストラン100軒を越える

交通部観光局は3月、更に28軒のレストランが中国回教協会(台北)に認証され、ハラール料理の標章を取得したと発表

今回台北グラントホテル(圓山大飯店)、高雄85スカイタワーホテル(君鴻國際酒店)ほか、日月潭及び阿里山国家風景区、墾丁、花蓮、台東などの各地飲食店が加わりました。これで台湾全土では計104軒の店舗、レストラン、旅館、レジャーファーム、民宿、テーマパーク及びセントラルキッチンなどがハラール認証されたことになります。
今回の認証店舗はトルコ料理、インド料理、インドネシア料理、中華料理、フライドチキン専門店、台湾式シーフード、トップクラスのステーキ、先住民文化レストランなどが含まれており、ホテルでは5星ホテルが6軒、4星が3軒、3星が1軒です。他にもモロッコ風の民宿や台湾駐在の外国使節、ブルネイのムスリム料理の関係者に好かれる中東料理店など選択肢も多様化し、世界各地からのムスリム旅行者にますます便利な環境となっています。
今年マレーシアからの視察団は台湾訪問の際、雲林や嘉義、南投、台北で台湾ランタンフェスティバル、阿里山森林遊楽区、テーマパーク、レジャー ファーム、ショッピングモールを訪れ、台湾の自然風景の美しさ、治安の良さ、環境の清潔さを体験しました。
観光局は今後、ムスリム旅行者のために英語、マレー語、インドネシア語版のトラベルパンフレットを発行し、各種マーケティングプランを通して、インバウンドマーケットシェアの10%を占めているムスリム旅行者に向けて、友好的な環境をアピールしていく予定です。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-03-29

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