マンゴーかき氷やタピオカミルクティーなど、台湾で人気の食べ物が続々と日本にやってきていますが、
豆漿(豆乳)をはじめとするあの素朴な朝ごはんは、台湾に行かなきゃ食べられない…と思っていませんか?
実はこの1~2月限定で、台湾の朝ごはんメニューを味わえるカフェレストランがあるんです!
その名も「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」。世界各国の朝ごはんメニューを提供してくれるという、とってもユニークなお店です。
場所は東京・外苑前。2013年のオープン以来、2か月ごとにさまざまな国の朝ごはんを紹介していて、今回の台湾がなんと17か国目(!)なんだそう。
早速メニューを見てみると… おおっ、かわいいイラスト!
それもそのはず、このお店を経営しているのは「日光デザイン」という建築設計事務所なんです。
代表取締役の木村顕さんは一級建築士で、日本の古い建造物に興味があり、伝統的な書院造を活かした宿泊施設「日光イン」も手がけていらっしゃいます。
その宿に宿泊する外国人のお客様との話から、「世界の朝ごはんを紹介する」というコンセプトが生まれたんだそう。
こちらが期間限定の台湾朝ごはんセット。鹹豆漿(豆乳スープ)、蛋餅(卵焼きクレープ)、飯糰(おにぎり)がワンプレートになっています。
鹹豆漿はお酢の作用で豆乳がちょっと固まって、食べごたえがあります。干しエビやザーサイ、油條が入っているのも台湾式!
モチモチの薄い皮と卵焼きでハムやチーズをくるんだ蛋餅は、日本人にも台湾人にも人気のメニュー。
また、糯米を使った具だくさんの飯糰は、日本人好みの食べやすい大きさになっているのがGOOD!
ドリンクは別オーダーで、台湾人に人気の米漿をいただきました。
他にもタピオカミルクティー、豆漿、花茶などもあります。台湾ビールがあるのもうれしい!
驚いたのは、「薬みたいな味」と評判(?)の黒松沙士(台湾コーラ)があったこと。
かなり衝撃の味ですが、皆さん興味があるようで、結構オーダーが入るそうです。
カラトリーと一緒に置かれたペーパーには、イラスト入りで台湾の食べ物や文化が紹介されています。「大同電鍋」まで載ってるのがツウっぽい!!
世界各国の紹介ペーパーを集めたくなるような可愛さです。
こちらの厨房で世界各国の味が生み出されてるんですね。朝ごはんプレートはもちろん、サイドメニューの豆花なども手作りしているそう。
客席と厨房が近いので、オーダーが入るたびにいい匂いがしてきて、食欲が刺激されちゃいます(笑)
ナビの取材中、なんとお隣の席でサプライズバースデイが!!
ろうそくを立てた豆花の特製デザートが運ばれてきて、大盛り上がり。お願いして、写真を撮らせてもらっちゃいました。
こんな特別注文にも応えてくれるなんて、素敵ですね。
カップケーキかと思ったら、なんとパイナップルケーキなんだそう! 手作りヌガーもありました。どちらも日本人パティシエの方が作ったオリジナル商品だそうです。
店内の飾りも台湾風になってます。時節柄、旧正月をイメージしているんだそう。文字が逆さまに貼ってあるのが懐かしいですね(笑)
こちらのお店では世界の文化に触れるイベントも随時開催されていて、2月8日には台湾の中国結びを体験するイベントが開催されるそうです。
興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください! https://world-breakfast-allday.doorkeeper.jp/events/38235
(現在キャンセル待ちとなっていますが、待ちが多い場合は別日程での開催も検討します、ということなので、申し込んでみてくださいね)
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-02-04
世界各国の朝ごはんを提供するワールド・ブレックファスト・オールデイで、 台湾の文化に触れるイベントを開催中