その砂糖工場の後方に広がる大全村へ入ってみると…
ここは現在アミ族の村で、昔は牛車尞と呼ばれ、たくさんの牛が車を引いていました
日本統治時代は主にサトウキビの運搬をしていました
村の82巷に入ると、壁画が道なりに描かれています
画家名は邱金鳳さん、まったくの素人で、日めくりカレンダーの裏に描いていた絵を頼まれて壁に描き始めたそうです
村の美化活動の一環もあったそうですが、邱おばあちゃんの絵は瞬く間に評判となり、ご本人も毎日描くようになりました
こちらは、砂糖工場で働く人たちの絵、口から出している赤いものはビンロウです
絵の横に文字が書かれていますが、これは中国語ではなく、台湾語で読むほうが意味がわかるとか
今では村から何人かが、ボランティアとして邱さんを手伝っています。花蓮觀光糖廠で、自転車を借りてここまで来ることができます
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-10-14
花蓮糖廠は、現在「花蓮觀光糖廠」となり、レストランや宿泊施設も完備されています
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