台鉄新竹駅は日本人建築師松ヶ崎万長さんによって設計され、1913年に完成しました。台湾で現存する駅の中で最も古い駅舎なんですよ!しかも、台湾において、建築と芸術の評価がもっとも高い駅だとも言われています。
2015年2月には東京駅と姉妹駅締結が結ばれました
新竹駅がドイツ風バロック建築なのは、松ヶ崎さんがドイツへ留学経験があったからだと言われています
駅の時計台は四方向どこからでも時計が見られるようになっているそうです!屋根の上が装甲式になっているのも珍しいです
東門街にある「辛志平校長故居」は1922年に建てられ、「坐北朝南(家が道の北側にあり、南向き)」であることから風水がとてもいい建築だと言われています。この建築は日本式の建築が完璧なまでに再現されていて、建物に入ると過去にタイムスリップしたような気分になります。一緒にツアーに参加していた台湾人の方々は「ドラえもんに出てくるのびたの家みたい~」と大興奮でした
「新竹東門城」はまたの名を「迎曦門」とも言い、新竹駅に最も近い古跡のひとつです。
1723年に創立された「竹子城」は石やレンガを積み上げる替わりに、竹で囲っていたと言われており、その後1829年に中国から運ばれた花崗岩で作られた際、「東門城」と名付けられました
「新竹市立影像博物館」の前身は「國民戲院」であり、1933年に台湾で初めて冷房設備が整った劇場でした。館内には歴史ある設備や映像が展示されています
新竹市役所はローマ建築を採用し、1925年に建てられました。屋根には瓦が敷かれていますが、建物はヴィクトリア調という趣深いもの。現在は「新竹市美術館暨開拓館」として使用されています
1927年に完成した新竹州廳は現在、新竹市政府として使用されています
西洋建築が完璧に保存され、建物に足を踏み入れると当時の情景が浮かんでくるようです。
ナビは半沢直樹がここから歩いて降りて来そうだなぁと思ってみたり…(古くてすみません)
新竹の城隍廟は見逃せない場所ですよね!1748年に創建され、北港の媽祖様と並び台湾で一二位を争うほどの信仰を集めています。ナビが訪れた際もお香の香りが濃く、たくさんの方がお参りしているのだと感じました。
この日訪れたのはすべて新竹駅から徒歩圏内。時間があれば新竹を訪れ、古跡や歴史を感じてみてくださいね
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記事登録日:2015-03-27
新竹火車站→台北車站へ。台鉄EMU900型電車に偶然出合った~