食養山房&台湾好店のお得なコラボ企画が誕生!

台湾茶と創作会席料理を楽しめるミニツアーを体験してきました♪



こんにちは、台北ナビです。
台湾ツウの方なら、「すご~い山の中にある古民家で、お洒落な会席料理をいただけるレストラン」と聞けば、ピンとくる方もいらっしゃるのでは?
そう! 新北市汐止にある「食養山房」です。
四季折々の風情をじっくりと味わうことのできるこの素敵な空間で、台湾茶とお食事を楽しめるミニツアーがあると聞いて、ナビもさっそく参加してきました!

●スタートは「台湾好,店」

 MRT「中山」駅 R7出口を出てすぐ!

MRT「中山」駅 R7出口を出てすぐ!


今回のミニツアーを企画しているのは、財団法人台湾好文化基金会が運営する「台湾好,店」。
「台湾の好さを発信していこう」というコンセプトのもと、台湾各地の名産品を販売したり、旅行者向けの情報を発信したりしているお店で、場所はMRT「中山」駅のすぐ近くです。
台湾の名産物やカワイイ雑貨がいっぱい

台湾の名産物やカワイイ雑貨がいっぱい

旅行ガイドなどの資料も閲覧できます

旅行ガイドなどの資料も閲覧できます

小さなバスはほぼ満席。人気のツアーなんですね。

小さなバスはほぼ満席。人気のツアーなんですね。

このツアーが素晴らしいのは、この便利な場所から直接、バスで山奥の「食養山房」まで連れて行ってくれるというところ! 実はナビもずっと前からこのレストランに行きたいと思っていたんですが、MRTの最寄駅「南港展覽館」から、さらにタクシーで山道を上がっていく…と聞いて、ちょっと躊躇してたんですよね。でも、このツアーなら安心!しかもなんと、交通費の部分は免費(無料)なんです!!こんなチャンスを逃す手はありません。

15時15分に「台湾好,店」に集合し、20人乗り程度のチャーターバスに乗り込んで、さあ、出発!

●自然豊かな山の中にたたずむ広大な古民家

緑の木々に囲まれた古民家

緑の木々に囲まれた古民家

バスの中では「台湾好,店」のスタッフの方が、お店の紹介などをしてくださいます。…が、残念ながら中国語(英語の通訳も入りましたが)。ナビも頑張って途中までは聞いていましたが、睡魔に勝てませんでした(汗)。
街中を抜けたバスは、びっくりするような山道を登って行きます。自分でタクシーを手配していたら不安になっちゃうかも…と思った頃、ようやく到着。スタッフの方の案内で小道を歩いて行くと、生い茂る木々の間に古風なお屋敷が見えてきました。うわ~っ、こんなに大きいとは思わなかった! レストランというより、素敵な民宿みたい。ちょっと遠くまで旅に来ちゃったような気分になりました。
全面ガラス窓で、開放感たっぷり!

全面ガラス窓で、開放感たっぷり!

ヒノキの香り漂う室内

ヒノキの香り漂う室内

●静かな空間で味わう極上の台湾茶

こちらで茶禅が行われます

こちらで茶禅が行われます


時間はだいたい16時ぐらい。
まず、畳敷きの広いお部屋に案内していただきました。シンプルな座卓の上に台湾茶の茶器が美しく並べられていて、赤い作務衣を着たお店の方が静かに座っていらっしゃいます。ナビも思わず姿勢を正しました。
この厳かな雰囲気が日常を忘れさせてくれるんですよね。
こんな空間でお茶をいただけるなんて贅沢~

こんな空間でお茶をいただけるなんて贅沢~

渋めの赤色作務衣がステキ

渋めの赤色作務衣がステキ

シンプルでかわいらしい茶器

シンプルでかわいらしい茶器


茶事では2種類のお茶をいただきます(お茶の種類は変わることもあります)。まずいただいたのは、120年物の文山包種茶。台湾茶って、お茶を入れる優雅な手つきを見るのもまた楽しい…と思いません?うっとりと眺めながら、静かに差し出されたお茶を一口。う~ん、美味しい! ほんのり甘みがあって、上品な香りがしました。
2種目でいただいたのは、300年物の雲南プーアール茶。「プーアール茶は黴臭くて…」という方もいらっしゃいますが、お店の方曰く「ちゃんとした方法で保存された良いプーアール茶は、黴臭さなんてありませんよ」
また、一煎目、二煎目…と味わいが変化していくのも、台湾茶の面白いところ。このプーアール茶は「三煎目が一番、お茶本来の味わいが出ますよ」とのことで、確かに独特の香りと深みのある味が楽しめました。
お茶を淹れる優雅な手つきを見るのも楽しい~

お茶を淹れる優雅な手つきを見るのも楽しい~

食養山房&台湾好店のお得なコラボ企画が誕生! 台湾好 ツアー お茶 食事 自然 午後出発食養
300年物の雲南プーアール茶

300年物の雲南プーアール茶

う~ん、いい香り!

う~ん、いい香り!

●大自然の息吹に耳を傾ける


お茶をいただいている途中で、数人ずつ順番に、お店の中を案内していただきました。いくつもの個室があり、それぞれに茶器が飾られていたり、お花が生けてあったりして、見ているだけですーっと心が癒されます。
板張りの廊下と畳敷きの和室を素足で歩く感触も、なんとも言えない心地よさ。そして外に目を向ければ、見渡す限りの山、山、山! 台北市街地から小一時間の場所とは思えません。
緑に囲まれて、しばし瞑想・・・

緑に囲まれて、しばし瞑想・・・

食養山房&台湾好店のお得なコラボ企画が誕生! 台湾好 ツアー お茶 食事 自然 午後出発食養
台湾に居ながら、純和風を堪能...

台湾に居ながら、純和風を堪能...



鳥や虫の鳴き声も盛んに聞こえてきます。畳の上に座って静かに耳を傾けていると、せせらぎの音も耳に入ってきます。まるで雄大な自然に包まれているかのような、優雅で贅沢な時間…。こんなひとときを味わえるのも、このミニツアーならではです!
どのお部屋もアレンジがすばらしい! どのお部屋もアレンジがすばらしい! どのお部屋もアレンジがすばらしい!

どのお部屋もアレンジがすばらしい!

お花と茶器のバランスにもこだわりが感じられます お花と茶器のバランスにもこだわりが感じられます

お花と茶器のバランスにもこだわりが感じられます

照明のやわらかい光もいい味出してます

照明のやわらかい光もいい味出してます

こんな景色を見ながらお茶をいただけたら最高!

こんな景色を見ながらお茶をいただけたら最高!

●細やかな工夫がいっぱいの美しい創作料理

お食事はまた別のお部屋に用意されていました

お食事はまた別のお部屋に用意されていました


このままずっとこうしていたい…と思っていたら、お食事に呼ばれてしまいました。もちろん、このお食事もまた大きな楽しみなんですが(笑)
季節の果物を使った食前ジュースから始まって、前菜は花生豆腐とコーンの冷製スープ。まわりの方々とおしゃべりしながらゆっくり味わっていたら、お店の方が大きな…というか長~いお皿を運んできてびっくり。うわっ、すごいボリューム!! 軽食って聞いていたんですが、いやいや、夕食として十分お腹いっぱいになる量です。
このメイン料理は、ベジタリアン(素食)か普通のもの(葷食)を選べます。今回、ナビは葷食をいただきましたが、野菜もふんだんに使われていて、これがまた新鮮で美味しい! 魚の切り身だと思ったらお餅っぽい食感だったり、巻き寿司(?)の中身がシャキシャキの白アスパラだったり、予想を裏切る創作料理の数々に驚きっぱなしのナビ。でも、どのお料理も素材の味が生かされていて、本当に美味しいんです!!
マンゴーとパッションフルーツのジュース

マンゴーとパッションフルーツのジュース

花生豆腐とコーンの冷製スープ。とうもろこしの甘みがたっぷり!

花生豆腐とコーンの冷製スープ。とうもろこしの甘みがたっぷり!

メイン料理(素食・ベジタリアン)<br>かわいらしい巻き寿司の中身は野菜!

メイン料理(素食・ベジタリアン)
かわいらしい巻き寿司の中身は野菜!

メイン料理(葷食・肉や海鮮、卵入り)<br>海の幸もたっぷり

メイン料理(葷食・肉や海鮮、卵入り)
海の幸もたっぷり

箸休めは果物酢

箸休めは果物酢

蓮の実ときのこのスープ

蓮の実ときのこのスープ

デザートは新鮮なフルーツ

デザートは新鮮なフルーツ

●たった数時間で、たっぷり一日分の満足感♪

夜の「食養山房」も味わいがあります

夜の「食養山房」も味わいがあります


お食事をいただいているうちにすっかり日も暮れて、辺りは真っ暗。残念ながら、帰りのバスの時間になってしまいました。
まあるい和風電灯の明かりに照らされた夜の「食養山房」を眺めながら、帰途につきます。
あ~、このままここに泊まれたらいいのになあ…

今回のこの企画、15時15分出発、19時10分到着というたった4時間のミニツアーでしたが、お茶もお食事もいただけて、しかも「食養山房」の素敵なお部屋でゆったりくつろぐ時間もあって、ナビは本当~に満足しちゃいました! 台湾らしさを味わいつつ、大自然の中で心身ともにリフレッシュできちゃう、お値打ちツアーだと思います。
料金は、1500元/一人。

ツアースケジュール(毎週水、木曜日出発)
15:00 台湾好,店集合
16:00 食養山房六號茶空間にてお茶体験(2種の茶葉)、茶空間見学
17:30~18:20 食事
18:30 食養山房出発~19:10(予定・交通事情によります)台湾好,店着

2014年12月まで、毎週水、木曜日に開催されるそうなので、ぜひ一度体験してみてください!(ただし、申し込みは5日前まで、「台湾好,店」の店頭かWEBサイトでお申込みできます)
以上、台北ナビでした。
関連タグ:台湾好ツアーお茶食事自然午後出発食養

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-08-29

ページTOPへ▲

関連記事

食養山房六號茶空間

食養山房六號茶空間

東洋の美に触れた喜びを感じる「茶空間」といえます

食養山房 (新北市)

食養山房 (新北市)

古道の中の隠れ家レストラン、「自分だけのとっておきにしたい」そんな場所、見つけました

その他の記事を見る