部落美食レストラン@埔里
ここは自然が美しい南投県埔里、南港渓沿いにあるレストラン。一味違う原住民料理が味わえると聞いてやってきました。
どこが違うかというと、すべて原住民の農家で作られているオーガニックの食材が使われているんです。
店内のテーブルは原住民の伝統家屋によく使われる黒い石板。ひんやりした雰囲気で暑い台湾でも涼しくすごせるのだそう。
これはタイヤル語でマカウ(馬靠)と呼ばれる香辛料が入った香腸(シャンツァン)。
原住民もよく食べるというサツマイモやカボチャに、タロイモを使った焼き餅。ふつうの素材ですが、不思議に食べあきません。
石板で焼いた黒豚をキムチや台湾風キムチと一緒にチシャで巻いて食べる一品。
このチシャがまた美味しかったんです。野菜本来の甘みってこういうのだったんですね。
テーブルに置かれているのは竹筒に入ったハーブティ。きつくない味は料理を引き立てます。オーナーさんのオリジナルのブレンドだとか。
地鶏も香ばしく焼けていました。
竹筒で蒸されたご飯はよくみると竹の内側の薄い皮をまとって。素朴ですが手間と心がこもっています。
オーナーの洪旭暉さん。洪さんは原住民ではありませんが、自分の生まれ育った土地のために何かできることはないかと様々な活動を続けています。
お店の中には原住民画家による作品や服。
毎晩、ディナータイムには原住民歌手によるライブやダンスが楽しめるそうです。
甫田六号部落美食餐廰
営業時間 11:30~14:00 17:30~20:00 火曜日休み
南投県埔里鎮南里南環路389号
Tel:049-2982445
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記事登録日:2014-04-17