2012年のゴールデンウィークは、新茶の季節。阿里山&東埔温泉を旅してみました!
みなさんニーハオ!はにわきみこです!
日本人が台湾で車を運転できるようになったのは、2009年のこと。レンタルバイクの旅を経て、現在はレンタカーでのドライブ旅行を楽しんでいます。
2012年のゴールデンウィークは、新茶の季節。茶どころ&阿里山を旅してみました!もちろん、温泉民宿も外せません! 4泊5日の旅を2回に分けて報告します。
雨にけむる高速で、東埔温泉へ
視界が悪くてもカーナビがあれば!
今回の旅行は、初日から雨!
パートナーは到着日の夜、台湾の天気予報をチェックして
「全日程、雨じゃん!もう、日本に帰ってテニスをする!」というほど、がっかり。でも、せっかく素敵な温泉宿を予約しているし、車の移動は濡れずに済むのだから…、と説得しました。
すっかりおなじみになった、高雄のレンタカー事務所、高鐵左営前を出発。道中、高速道路ではバケツをひっくり返したような豪雨で目の前が真っ白!前を走る車がハザードランプを点滅させています。追突防止のためですね。
サービスエリアに到着し、友人と電話をすると「台北は晴れているよ~」。台湾の天気は複雑です。
台湾の天気予報は当たらない、という友人のコメントに元気が出て、さらに北上、集集線と並行する16号線を東に進み、21号線を南下。東埔温泉地区に到着したのは、午後3時でした。
セブンイレブンで休憩。山道は狭い
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ミッフィーちゃんのプレゼント実施中
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沙里仙温泉渡暇村」素敵なお宿です!
宿に着くころには青空が見え隠れしていました。晴れてくれて本当によかった!せっかくなので、温泉街を散策してみようと出かけます。「夕食は18:30開始だから、遅れないでね」と送り出されました。そう、宿は1泊2食付でした! のんびりできていいわ~。
沙里仙温泉渡假村
南投県信義郷開高巷136-2号
04-9270-1289
温泉街の手前にどーんと建つホテル
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コテージタイプのお部屋をチョイス
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日暮れ前に温泉街へ散歩
この宿は温泉街の手前1km弱のところにあります。
さらに道を進むと、山の中の温泉街が現れました。
平地が少ないので、車は専用駐車場に止め、そこから少し歩きます。
翌朝のトレッキングの下見をしてから、晩御飯をいただきに宿に戻りました。
早朝トレッキングで、美しい滝を愛でる
せっせと山道を登ります
台湾のカミサマにお祈りしたおかげか、翌朝はすっきり快晴!
ナビの記事を読んで、行きたい!と思っていた滝へ向かいます。
実はワタクシ、日本では百名山に挑戦したこともあり、山登りは嫌いじゃないのです。パートナーはバリバリの登山好き&趣味は写真撮影。
ということで、早起きして、朝飯前のお散歩へと出かけました!
戻ってきたら、ビュッフェの朝ご飯、そしてお部屋の温泉で汗を流してから、出発です。
山道を抜けて、阿里山へ
青空に映える真っ赤な橋
東埔温泉から、この日の宿がある石棹までは、山道が続きます。
地図では近いように見えるのですが、走ってみると大違い!
アップダウンあり、カーブ連続のルートは、ドライブ好きな人にはたまりませんね。
平日なので交通量もなく、気分よく走らせることができました。
道中目にした橋の美しさといったら!
峠からその橋を見下ろしながら、こんなに山を登ってきたんだ~、と感激しました。
その後、雲深い山の中へ分け入ると、どんどん気温が下がっていくのがわかります。
山に行くなら暑い時期ですね。まさに避暑モード。
ご飯を食べる場所が見当たらず、塔塔加のカフェでお昼にしました。
その名は「東埔日橋」対で「月橋」もあります
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模様が美しい
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さわやかな青空の下をドライブ
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花の名は「Jacaramda mimosifola」
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峠から見下ろす「東埔日橋/月橋」
空気が透明、空が高い!
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塔塔加サービスエリアで昼休憩。肌寒い!
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天空の宿・龍雲農場
一番高いところにあるお部屋へ
ぐるぐる山道を走りながら、ついに、本日の宿、龍雲農場に到着!新しく作ったという、バスタブ付きのお部屋に案内してもらいます。なんと、壁の2面は巨大ガラス、天窓まであるのです。なんて贅沢な作りのお部屋なんでしょう~。
試飲タイム!
到着してすぐ、オーナーのお父様が近所のお茶屋さんに連れていってくれました。
お父様は、日本語を学んだ世代なので、会話に困ることはありません。
畑を眺め、工場を見学し、出来立てのお茶を試飲させていただきました。
周辺は茶畑です
お母さんは、夕食用の山菜を積んでいました
宿に戻ると、新たにチェックインしたお客さんと一緒に、ほかのお客さんと森林散歩へ。
隣接する森林に、散策コースが設けられています。
オーナーのお父さんとお母さんは、毎日毎日、このコースを歩くそうです。
健康と長寿のためには「歩くこと」だっていうけれど、本当ですね。
お父さんは76歳、肌つやもよく、とってもお元気そう。
この地で作られる「明日葉茶」を毎日飲んでいる、というのも関係あるんでしょうね。
うっそうとした森の中を歩きます
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ご両親は毎日この森を1時間散歩
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この日は、夕方から大型バスでマレーシアからの団体さんがチェックイン。北京語を話す人たちです。夕食後は、オーナーの案内でホタル見物。残念ながらホタルは少なかったのですが、夜空に「懐中電灯ビーム」をあてて、星座の解説をしてくれました。さらに、茶芸館スペースで、「原住民式餅つき」体験。まっすぐにつき下ろす杵を使い、キビ入り餅を作ります。二人がかりでぐるぐる飛び跳ねながらの餅つき!みんなで和気あいあい、の夜でした。オーナーはお話上手、盛り上げ上手な方でした。ああ、私も北京語がわかればなあ~! コツコツ勉強しよう!
翌日は、阿里山国家公園を通って、泥温泉へ。
「台湾ドライブ旅行2012夏:後編」へ続きます!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-08-22