2006年台北茶文化博覧会

台湾のお茶にまつわる歴史や文化がじっくりと拝見できます。台北ドームで2006/9/6-9/10にわたって開催されました。

こんにちは、台北ナビです。9月6日~10月6日の間、台北市政府が主催する「台湾茶文化博覧会」が開催。台北ドームでのテーマ展のほか、お茶の産地である坪林や南港、木柵(猫空)などで週末イベントや、各茶芸館でのパフォーマンスが企画されています。その中で、台北ドームで9月6日(水)-10日(日)に開催されているテーマ展に行ってきました。

お茶の歷史や世界を知る

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まず入口を入って、すぐ「台北老茶街」が始まります。そして、簡単な歴史の後、「世界茶風情」と称して日本、韓国、イギリス、チベット、インドのコーナーがあります。ちょうど日本の茶道のパフォーマンスがあって、海外からのお客さんたちも見学しています。日本はもちろん着物で、韓国の人たちはきれいなチマチョゴリ姿で、日韓文化競演の趣。イギリスは、紅茶セットがステキですね。その隣には、なんとパオが組み立てられていて、チベットのバター茶が。サリーを着たインド女性が入れるのはチャイです。濃厚な香りに惹かれてか皆さん列を作って、試飲しています。マサラ茶もありました。
日本代表

日本代表

韓国代表

韓国代表

韓国代表

韓国代表

イギリス代表 イギリス代表

イギリス代表

チベット代表 チベット代表

チベット代表

インド代表 インド代表

インド代表

唐の時代に紛れ込んだような...

「台茶人文館」はとっても洗練された空間です。いい意味で素晴らしい!美しい、高尚、高貴、こういう言葉がピッタリの究極のお茶の世界・・・。逆の意味ではすごくスペシャルなムードなので、お茶に無知な人間を寄せ付けないような・・・。「人澹如菊」にはスキがない考え尽くされた空間がありました。「清香斎」では、皆が渋い色の唐人服を着ていました。そして、明かりが落とされたエリアで、静かにお茶を入れる人、それを待つ人を見た時は、ちょっと足が踏みとどまりました。この世界に足を踏み入れてもいいのか…という、ちょっと入りにくいような・・・。

茶器もいろいろ見ることができます

会場の外側の方ではいろんなお茶商品が展示されています。様々な茶器も展覧されていて、見るだけで、ため息がでてきますね~。ステージでは常にお茶についての講演や楽器の演奏会も催されています。この日は初日だったので、台北市長の馬英九氏も来場し、スピーチしていました。
「玩茶館」では、「茗心坊」が人気のプーアールゼリーと茶葉で炒った卵を販売していました。もちろん看板のプーアール茶もあります。茶葉炒り卵はおいしかったですよ。割らずに振って、中身が殻と分離したら、ゆっくり真ん中から割ります。生卵を割るようにガツンと力を入れる必要はなし。中から出てきたのは、お茶の味がしみこんだ上品な炒り卵。黄身もしっとりとしていて、バラバラ落ちることはありません!

にぎやかなところはここ

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一番人が多く集まってるところは「台北新茶街」。日本人に人気が高い「陶作坊」茶器がありました。有機茶コーナーの隣は、お茶に合うCDコーナー。クラシックや環境音楽系が主流です。「廣方圓」「茶郷園」「嶢陽茶行」は台北ナビサイトでも紹介されているお茶屋さんです。このエリアは試飲もできるし、人が多いですね。

参観するにあたって

*下記に詳しい案内がありますので、ご参考下さい。 http://tea.culture.gov.tw/
*開催時間は9月7-8日は9:00-18:00、9-10日は9:00-21:00です。
*8日(金曜日)の13:30からは韓国の茶道、9日(土曜日)の13:30からは日本の茶道(裏千家)のお手前が見られます。
*会場でいろんなお茶を試飲されたい方は、中国茶の茶杯を持参されることをおすすめします!
関連タグ:お茶ウーロン茶茶文化茶道中国茶台湾茶

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-09-06

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