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待ちに待ったカラスミの季節が到来!港町「安平」の冬季限定ショップ

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台湾みやげとして人気の高いカラスミは、脂ののった卵を抱えたボラが台湾にやってくる冬至前後がシーズン。台南の港町「安平」にお店を構える「丸奇號」は、12~2月頃までのカラスミシーズンにだけ営業する、カラスミの専門店です。ごはんやお酒のお供に最適なカラスミは、お正月料理にも引っ張りだこ。旧正月まであと1か月ちょっととせまった今、今年も営業が始まりました。
「丸奇號」で取り扱うカラスミには、天然と養殖の2種類があり、重さによって値段が変わります。(1斤は600g)日本で買うよりお手頃で、養殖ものならだいたい400元から、天然ものでもだいたい700元から購入することができます。常温なら約5日、冷蔵なら約3か月保存がきき、冷凍すれば半年ほどもちます。直火で炙るのが最もおいしい食べ方ですが、フライパンでもOK!表面の皮は、焦げやすいのでむいたほうが良いそうです。香ばしく焼けたら薄くスライスして、ニンニクの芽や大根、梨と一緒に食べるのが台湾流。お店では、直火で焼いてくれるサービスも行っていますよ。
安平では、大きく口をあけた怪獣のような置物が民家の屋根などでよく見かけることがあります。これは沖縄のシーサーに相当する「風獅爺」と呼ばれる魔除けで、かつてはその大きな口に風が入りこむ冬の時期に音を奏で、カラスミ漁の季節を知らせる役割をはたしていたんだそう。今では町おこしとして「風獅爺」を飾っているところもあります。「丸奇號」の外にも、陶芸が趣味だというオーナーさんによってつくられた「風獅爺」がいるので、ぜひ探してみてくださいね。(岩田優子)

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2018-11-25

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