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2017年9月、リニューアルオープンした永康街エリアの「安達窯」でお気に入りの茶器・器を探そう!

こんにちは、台北ナビです。

台湾陶磁器のブランド「安達窯」。台湾内外に多くのファンを持ち、日本人の間でも話題のショップです。さてそんな「安達窯」ですが、永康街エリアにあった麗水店がご近所にお引っ越し。本日は永康店として新たにリニューアルオープンしたショップに行ってきました。

始まりは青磁のマグカップ

青磁の蓋付きマグカップ375元

青磁の蓋付きマグカップ375元


「安達窯」の創業は1976年。
台湾陶器の町・鶯歌に窯元を持ち、当初は海外輸出製品や企業の記念品マグカップの大量生産を主軸に行なってきました。「生活に取り込みやすいデザインを…」と、その傍らも創業者の孫忠傑氏は常に技術の研究開発を続け、ついにブランドの顔ともいえる青磁の蓋付きマグカップが誕生しました。それは1992年のこと。元々中国の工芸品に多く見られた青磁は、安定した色合いを出すのは困難で、多くの製品に統一した色を定着させるのには苦難の連続であったといいます。10年もの歳月をかけてようやく完成したそれは、今では定番商品の1つとしてショップの棚に並んでます。また「リージェント台北(台北晶華酒店)」の客室でも使われているそうですよ。

2017年秋、永康店新オープン!


「安達窯」の直営店は鶯歌から始まりました。フラッグシップショップをはじめ、いくつかのショップがあり、いずれも陶瓷老街に位置していますので、陶器好きならぜひとも訪れたいところ。しかし郊外まで足を延ばすには時間が足りない、という方は台北のショップへ足を運んでみてください。

台北1号店となる麗水店を開店したのは今から10年前の2007年のこと。
永康街エリアの裏通りにあったショップは、こぢんまりとしていてちょっと手狭だったのが悩みだったとか。そこで台北進出10周年に当たる2017年、麗水店はお引っ越し。かつてのショップから歩いて5分もかからない場所で装いも新たに永康店として新規オープンしました。決して広々とはいえない店内ですが、ほどよい広さで落ち着ける空間が広がっています。

永康街エリアの周辺にはお茶屋さんや茶器の店も多く、それらと併せてショッピングを楽しみたいですね。

特徴ある「安達窯」の各種シリーズ

永康店では青磁シリーズはもちろん、定窯シリーズや台湾の美シリーズ、デザイン小物…など各種シリーズを取り扱っています。中でも汝窯シリーズに力を入れていて、多くの作品に触れることができます。
使い込まれた右の器には貫入が…美しさを増しています

使い込まれた右の器には貫入が…美しさを増しています


<拾璞(汝窯)>

汝窯とは、中国の北宋時代に陶磁器を作っていた窯で、とりわけ優れた青磁を作り出していたといわれています。現存する汝窯青磁は世界で90点ほどあるとされ、台北の国立故宮博物院ではその一部を見学することができます。すでに窯は消滅しており、技法も伝わっていませんが、「安達窯」では2011年頃から安達窯流の汝窯を再現しています。表面にあるヒビ(貫入)は使い込むほどに浮かび上がり、器に美しい模様が描かれます。汝窯シリーズをこちらでは「拾璞(璞とはまだ磨かれていない玉のこと)」シリーズとも呼んでいるとか。玉を磨くように器を「養壺(茶に親しむ人が茶壺を育てる、つまり使い込み色を馴染ませていくこと)」みたいにしていくのですね。
茶器セット7400元

茶器セット7400元

食器類がずらりと並びます

食器類がずらりと並びます


<青磁>

20年以上続く青磁シリーズは「安達窯」を代表するもの。 拾璞(汝窯)シリーズと比べるとお値段もグッと手頃で、箸置きなら数十元~、小皿なら100元前後~手に入れることができます。これなら一式揃えるにも手が届きそう!何より淡いブルーがステキです。
普段使いにぴったりな茶こし付きマグ 普段使いにぴったりな茶こし付きマグ

普段使いにぴったりな茶こし付きマグ

かわいらしい魚が描かれた茶器

かわいらしい魚が描かれた茶器


<定窯> 

定窯もまた汝窯と並ぶ宋の5大名窯の1つで、こちらは優れた白磁を産出していたとか。白地にクリームがかった色合いを持ち、とっても優雅。浮き彫りにしたり、手描きで柄を描いたり…真っ白の作品だけでなく、装飾が楽しめるものもあります。
柿と如意棒がアクセント。この2つは「事事如意」と言って、物事が全てスムーズにいくという縁起のよいモチーフ。携帯用の収納袋付き 柿と如意棒がアクセント。この2つは「事事如意」と言って、物事が全てスムーズにいくという縁起のよいモチーフ。携帯用の収納袋付き

柿と如意棒がアクセント。この2つは「事事如意」と言って、物事が全てスムーズにいくという縁起のよいモチーフ。携帯用の収納袋付き


<台湾の美>
台湾の生態と「安達窯」の技術を結合させたシリーズ。普段使いはもちろん、コレクションとして手元に置いておきたい美しい作品がいっぱいあります。
油桐花を描いた作品は金箔をあしらって上品かつゴージャス 油桐花を描いた作品は金箔をあしらって上品かつゴージャス

油桐花を描いた作品は金箔をあしらって上品かつゴージャス

艶やかな色合いと台湾らしい蝶々を描いた繊細な蓋碗

艶やかな色合いと台湾らしい蝶々を描いた繊細な蓋碗


<茶碗>

天目茶碗は江有庭先生をはじめ、著名な作家さんの作品を集めたお宝級のものばかり。5000元前後~数万元とお値段は少々張りますが、気に入ったものがあったらぜひ手に取ってみましょう。宋の5大名窯の1つである釣窯は、青磁に紅紫色の斑文を加えたもの。独特の色合いに目が奪われるはず。

<デザイン小物>
「安達窯」では若々しいデザインも多数あります。茶器・食器以外にも、生活の中で陶磁器をより身近に感じられるグッズの数々で、これらはインターネットのクラフトショップサイト「Creema」や「Pinkoi」でも販売されています。実物を手に取ってから購入したい方は、ぜひこちらの店舗へどうぞ。
茶葉を入れてそのままカップへ

茶葉を入れてそのままカップへ

ピアスをゾウざんの耳に掛けて収納~

ピアスをゾウざんの耳に掛けて収納~

360°キュートなトラさんモチーフの貯金箱 360°キュートなトラさんモチーフの貯金箱

360°キュートなトラさんモチーフの貯金箱

夏の風景をモチーフにした茶器セット。蓮の葉の上にカエルがちょこんととまっています

夏の風景をモチーフにした茶器セット。蓮の葉の上にカエルがちょこんととまっています

 
また茶葉や、お香、布製品も少量ですが扱っています。「安達窯」の器と併せて使いたいですね。
オリジナルの茶葉

オリジナルの茶葉

フルーティーで美味❤

フルーティーで美味❤

香炉とお香 香炉とお香 香炉とお香

香炉とお香

茶托や花瓶敷に…印花楽とコラボ 

茶托や花瓶敷に…印花楽とコラボ 

カラフルな潔方(茶巾)

カラフルな潔方(茶巾)

持ち運び時に便利な茶器の収納袋

持ち運び時に便利な茶器の収納袋

かわいい茶器だから見せる収納をしたい!そんな時に最適な棚も販売していました!

かわいい茶器だから見せる収納をしたい!そんな時に最適な棚も販売していました!

お近くのショップへお立ち寄りください!


「安達窯」は上記、永康街、鶯歌の外、台北中山エリアと九份にも支店があります。

中山店は、「リージェント台北」「ホテルロイヤル台北」「オークラプレステージ台北」の裏手にあって便利な立地。加えて最も大きな店舗で品揃えも豊富だから、ゆったりとお気に入りを見つけられそうです。

また九份は老街を抜け、提灯階段を下った広場から続くストリート沿いにショップが並びます。観光ついでに立ち寄ってショッピングを楽しむのもよいですね。宅配サービスもあります。

モダン&プチプラな「安達窯」をお土産に~♪


今回じっくりショップを見て気が付いたのは、現代生活に溶け込むデザインが豊富な上にリーズナブルなものが多数あるということ。今まで「高級」「ゴージャス」と、ちょっと敷居が高いイメージがあった「安達窯」なのですが、それはさまざまな作品のごく一部。普段使いにしたいステキなものがた~くさんありました。

伝統の技術を守りつつ、新たなデザインへと挑戦し続ける「安達窯」。きっとみなさんも生活に一部に取り込みたくなるはずです。

ぜひ「安達窯 永康店」へ訪れて、お気に入りを探してみてはいかがですか?

以上、台北ナビでした。

記事登録日:2017-12-07

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スポット登録日:2017-12-07

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