新竹のオススメお土産はピーナッツバター!ピーナッツの濃厚な味と香りで病みつきに♪
こんにちは、台北ナビです。
おいしいものがたくさんある新竹。新竹に来たら是非買いたいお土産が「ピーナッツバター」。著名人がこぞって絶賛するピーナッツバターの工場に潜入させていただき、そのおいしさの秘密を教えていただきました!
あの人気ピーナッツバター屋さんがのれん分け!
「阿美姐」こと曾清美さん
新竹のピーナッツバターと聞けば、「あぁ~、福源花生醬ねっ!」と思いつく方も多いと思います。今回ナビはそこからのれん分けした「新福源花生醬(二代店)」をご紹介します。
こちらを仕切るのは曾清美さん。みんなから「阿美姐」と呼ばれ、親しまれています。阿美姐は「福源花生醬」社長の娘さん。そのため、小さな頃からピーナッツバターに携わってきました。
阿美姐は「消費者の満足できるものを作りたい!」とパッケージや瓶の品質向上を怠らず、味に関しても消費者の意見を積極的に取り入れています。消費者が甘すぎると言えば砂糖の量を減らし、甘さが足りないと言えば砂糖の量を増やす作業を繰り返し、今の甘さに落ち着いたといいます。
時代によって求められる味は異なり、以前のピーナッツバターはかなり甘くなければ売れませんでしたが、今は健康を重視する時代。そのため、砂糖の量は以前の半分以下にしています。
できたてですぐ並べられる商品たち。ほんのり温かかったです
こんなに消費者の意見に左右されて大丈夫なのか?と疑問も過ぎりましたが、「スタッフが試食として食べるのはほんの一部。お客さんは1瓶すべてを食べきらなければいけない。そんなお客さんの食べたい物を提供するのは当たり前であり、これが自分の理念です。」と阿美姐は力強く言い切ります。
こちらの商品には防腐剤などは一切使用していません。そのため、ピーナッツは2日以内にピーナッツバターへと調理され、できたてほやほやのピーナッツバターが棚に並んでいます。
工場へ潜入~♪
こちらは予約制で工場の中を見学することができます。
工場内はピーナッツの甘い香りが漂っています。これはピーナッツを炒める際の香りだそうで、この香りを嗅いでいるだけで幸せな気分になれるから不思議です。炒りピーナッツに砂糖と塩を混ぜたものを機械に投入すると…けたたましい音を立てながらピーナッツバターが出てきました。ピーナッツをすりつぶすことによって、ペースト状になるんですねぇ。さきほどの香りを10倍にしたような甘~く香ばしい香りが一瞬にして工場いっぱいに広がりました。
瓶に詰めるのは半手作業。パイプからピーナッツバターがドロっと出てくるので、それをひとつずつ瓶に詰めていき、その後は機械を使いしっかり蓋をし、シールを貼れば完成!
蛇口からピーナッツバターがこんにちは~♪
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蓋は機械がしっかりと締めてくれます
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できたてピーナッツバターを頂きます!
ついつい笑顔になっちゃうおいしさ♪
こちらでは100元/人(10以上から開催。完全予約制)で、できたてピーナッツバターを振舞ってくれます。
まずは一番気軽なトーストにそのままピーナッツバターを付けるというもの。いつものピーナッツバターと違い、濃厚なピーナッツの味が口に広がり、香りが鼻から抜けます。市販のものより、口の水分は奪われてしまいますが、これが不要なものは一切入れていない証拠♪
クラッカー
クラッカーでピーナッツバターをはさむものは挟みたてよりも、翌日の方がクラッカーにピーナッツバターがしみ込んでおいしいそうですよ。最後に驚いたのが、ピーナッツミルクシャーベット。牛乳の中にピーナッツバターを投入し、練乳で甘さを調節するだけというものなのですが、これがうま~~い!見た目はあんまりなのですが(失礼!)、その場にいた全員おかわりしちゃいました。
これ以外に、お粥に入れるのもおいしいよ!と教えてもらったので、今度試してみようと思います。
ミキサーが動くか心配になったほど中身がいっぱい!
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こんな見た目なのに、味はサイコー!
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ピーナッツバターはシンプルなものだからこそ、技術や味付け、そして原材料にこだわりを持ち、日々精進しています。自信を持って、いいものをたくさんの人に伝えたいという気持ちがナビにもビシビシ伝わってきました。
以上、できたてピーナッツバターのおいしさが夢に出てきそうなくらいお気に入りになった台北ナビがお届けしました。