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元明商店(台中市)

ユェンミンサァンティェン

閉店・移転、情報の修正などの報告

台中名物「太陽餅」の発祥のお店。太陽餅作りを体験することもできます!

こんにちは、台北ナビです。台中を代表するお土産といえば、誰もが「太陽餅」と答えるくらい認識されているお菓子ですが、市内あちらこちらいたるところにお店があって、どこも「本家」だ「元祖」だと銘打っています。それぞれ自分のお気に入りのお店もあるので、細かいことは気にしないで、自分の好きな味の店のものを買い求めていたナビですが、ここ数年は、お土産に買うことはあっても、自分で食べることはありませんでした。というのも、ぼろぼろこぼれて食べづらいし、甘いんだか、甘くないんだか、はっきりしない味がどうも苦手。ところで、2008年元宵節の時、数ある土産ブースの中で、目を引いたほんのりピンク色したハート型の太陽餅。興味本位で食べてみたところ、その甘酸っぱい味に衝撃を覚え、「伝統を超えた」と思ったナビ、そのお店はいったいどこにあるのだろうと、本店を尋ねてみました。場所は、「太陽餅ストリート」と呼ばれる台湾鉄道台中駅の近く、自由路と中山路のところにありました。となりも、そのとなりも、ず~っと「太陽餅」を売っているお店が続きます。何も知らないでここに来たならば、どこで買っていいかわからず、途方にくれるか、試食し過ぎで買わずに帰ってしまうかも。
お店の前には試食用の太陽餅をはじめとする商品がぎっしり。お茶もサービスでいただけます。一通り全種類食べるだけでも結構おなかいっぱい。 お店の前には試食用の太陽餅をはじめとする商品がぎっしり。お茶もサービスでいただけます。一通り全種類食べるだけでも結構おなかいっぱい。

お店の前には試食用の太陽餅をはじめとする商品がぎっしり。お茶もサービスでいただけます。一通り全種類食べるだけでも結構おなかいっぱい。

「台中太陽餅 創始店」とありますが、元祖ですか?

看板を見上げると、「台中太陽餅 創始店」と書いてあるので、「太陽餅は太陽堂が最初に作ったのではないんですか?」と質問してみました。すると、丁寧に、約150年前までさかのぼった太陽餅の歴史の話を聞くことができました。オーナーの林震東さんの先祖は、台中市のとなり、豊原町の裕福な商家で、商いのひとつとして、冠婚葬祭に使うお菓子(漢餅=中華焼き菓子)も作っていたそうで、その中でも「麦芽餅(水あめパイ)」は、おみやげとして有名になり、日本統治時代を経て、1955年に台中市で開店。先代はたくさんの菓子職人を育て、改良を重ね、台中名物「麦芽餅」を作り続けたそうです。その中から独立した一人が、麦芽餅は焼き上がったときの黄金色の輝きとその形から太陽のように見えるので、「太陽堂」という店を作り、そこで売り出した麦芽餅の名前を「太陽餅」と名づけたのが始まり。名前をつけたのは「太陽堂」ですが、麦芽餅を改良発展させてきたのは「元明商店」だということなので、「創始店」とうたっているそうです。『麦芽餅=太陽餅』ということです。
この元明商店は、1930年に台中で開業して以来、ずっと台中駅の売店でお菓子を販売していたそうです。昔は、台湾鉄道が、台湾国内交通の大動脈。汽車に乗って、中部へ遊びに来る人が必ず立ち寄る台中駅で、買って行くおみやげがこのお店の「太陽餅(麦芽餅)」。そうしてだんだんと台中のおみやげ、名産といえば「太陽餅」と全国に広がったそうです。もともとは、「喜餅」「月餅」などの、伝統的中華焼き菓子(漢餅)を作っていたお店も、台中名物となった「太陽餅」を作り始め、そして、台中駅にほど近い自由路に、「太陽餅」を売る店が林立。さらに台中を代表とする名物として、それは賑やかな通りとなりました。時代は変わり、台湾の交通事情も、鉄道から高速道路を利用して移動することが多くなり、お店は、インターチェンジの近所の長距離バスロータリーが多くある朝馬へも分店し始めました。

「太陽餅」を自分で作ってみよう



ここが太陽餅を作る体験ができる生産部の入口。ここで商品を買うこともできます。きょう、お店と生産部を案内してくださった企画部の戴恭豫マネージャー。
お店を訪ねた際、話を聞いていたら、太陽餅を作る体験ができるのよ、と言われ興味津々。普通は事前予約が必要ですが、急遽ナビたちに体験をさせてくれることになりました。お店から歩いて1分、自由路と民族路のところに、「元明商店」がありました。ここはもともとは生産部だけど、ここを通りすがりに立ち寄って買うお客さんが多いので、ここでも買えるようにしたんですって。

さて、この生産部の奥の階段を上って階段を上って3階へ。大きな作業台と窯のある場所で、焼きたてのいい香りが漂います。
まず、手を洗います。今日の先生は工場長の李柏晨さん。きりっとした好青年です。指先が長く細く、きれいなんです。

まず、手を洗います。今日の先生は工場長の李柏晨さん。きりっとした好青年です。指先が長く細く、きれいなんです。

最初に簡単な行程の説明(中国語のみ)を聞きます。

最初に簡単な行程の説明(中国語のみ)を聞きます。

体験では、一人2個作ります。元明商店初の写真つき説明をご覧ください。


丸められた生地。ツヤツヤしてます。柔らかくて触ると気持ちいいんですよ。これは、二層になっていて、水を加えた生地(油酥)と加えない生地(油皮)を合わせてまるめます。こうすることによって、より細かい層に分かれるそうです。
すでにだんご状に丸められた生地を、手のひらでぎゅっと押して平べったくします。

すでにだんご状に丸められた生地を、手のひらでぎゅっと押して平べったくします。

二つに折るように丸めて、

二つに折るように丸めて、

それを棒で前へ一回、後ろへ一回伸ばします。

それを棒で前へ一回、後ろへ一回伸ばします。

すると細長い薄い生地になります。

すると細長い薄い生地になります。

細長く伸ばされた生地を手前へくるくるっと巻くと、

細長く伸ばされた生地を手前へくるくるっと巻くと、

こんな感じになります。このとき曲がってはいけません。細長い先の部分がちゃんと真ん中に来るように巻き上げるのがコツ。

こんな感じになります。このとき曲がってはいけません。細長い先の部分がちゃんと真ん中に来るように巻き上げるのがコツ。

真ん中でちぎって、二つに分けます。このとき、伸ばして引きちぎらないように。生地が伸びてしまいます。指を使って、ぶちっと切り離してください。

真ん中でちぎって、二つに分けます。このとき、伸ばして引きちぎらないように。生地が伸びてしまいます。指を使って、ぶちっと切り離してください。

ちぎったほうの、丸めた層が見える部分を上にして、

ちぎったほうの、丸めた層が見える部分を上にして、

軽く二つに折って、上から、手野の平で押して、丸い形にします。

軽く二つに折って、上から、手野の平で押して、丸い形にします。

水あめ(純度100%)を適当な大きさに切り分けて、丸く伸ばされた生地の上におきます。

水あめ(純度100%)を適当な大きさに切り分けて、丸く伸ばされた生地の上におきます。

水あめに軽く粉をまぶして生地の上にのせます。

水あめに軽く粉をまぶして生地の上にのせます。

左手(利き手の反対)の親指と人差し指の上に丸く伸ばした生地をのせ、餡が真ん中にのるようにします。

左手(利き手の反対)の親指と人差し指の上に丸く伸ばした生地をのせ、餡が真ん中にのるようにします。

ここからが、熟練の技が必要です。先生曰く、「(餡を)押す→(生地の上部分を)縮める→(生地を)まわす」と簡単におっしゃいますが、柔らかい生地、思うようにはなりません。
餡を軽く右手(利き手)の親指で抑えてなかに沈めるようにします。このとき、親指以外の四本の指で、生地の下部分を軽く受けとめておきます。そうしないと生地が伸びてちぎれて落ちてしまいます

餡を軽く右手(利き手)の親指で抑えてなかに沈めるようにします。このとき、親指以外の四本の指で、生地の下部分を軽く受けとめておきます。そうしないと生地が伸びてちぎれて落ちてしまいます

左手の親指と人差し指でできた輪を縮めるようにしてさらに餡を中に押し込みます。

左手の親指と人差し指でできた輪を縮めるようにしてさらに餡を中に押し込みます。

又親指で押して、左手の指の輪で生地の上の部分を縮めて、

又親指で押して、左手の指の輪で生地の上の部分を縮めて、

餡を完全に中に押し込みます。

餡を完全に中に押し込みます。

ナビもやってみたら、こんな感じにできました♪(スライムみたい?)

ナビもやってみたら、こんな感じにできました♪(スライムみたい?)

餡を包み込んでスライムのようになったのを手のひらで押し潰して平たくします。

餡を包み込んでスライムのようになったのを手のひらで押し潰して平たくします。

棒でさらに平たくします。一回ゴロンッ、

棒でさらに平たくします。一回ゴロンッ、

90度位置を変えて、もう一度ゴロンッ。

90度位置を変えて、もう一度ゴロンッ。

きれいな丸い形になりました。(先生のもの)

きれいな丸い形になりました。(先生のもの)

ナビのはこんな感じにできました。ちょっと餡がはみ出してます。これが後で大変なことに(ToT)/~~~

ナビのはこんな感じにできました。ちょっと餡がはみ出してます。これが後で大変なことに(ToT)/~~~

270度のオーブンで10分焼くと、

270度のオーブンで10分焼くと、

はいっ、出来上がり。

はいっ、出来上がり。

左から、ナビ1号、ナビ2号、先生の順です。一目瞭然の違い。ナビ1号は、包み方が均等ではなかったので、焼いたら餡が出てきてしまいました。ナビ2号は、見た目はまあまあですが、最後の押しが甘かったようで、厚過ぎて上にこげ色が付いてます。食べたとき硬い感じがしました。太陽餅は、その鮮やかな焼き色とサクサク感が命。先生のように黄金色にサクッと焼きあがるのが理想です。

左から、ナビ1号、ナビ2号、先生の順です。一目瞭然の違い。ナビ1号は、包み方が均等ではなかったので、焼いたら餡が出てきてしまいました。ナビ2号は、見た目はまあまあですが、最後の押しが甘かったようで、厚過ぎて上にこげ色が付いてます。食べたとき硬い感じがしました。太陽餅は、その鮮やかな焼き色とサクサク感が命。先生のように黄金色にサクッと焼きあがるのが理想です。

自分の作品2個のほか、ハート型のイチゴ味太陽餅1個と、伝統味太陽餅を1個の合計4個を、箱に詰めてプレゼントしてくれます。体験料金は、1名100元(おみやげつき)です。事前に予約してください。

自分の作品2個のほか、ハート型のイチゴ味太陽餅1個と、伝統味太陽餅を1個の合計4個を、箱に詰めてプレゼントしてくれます。体験料金は、1名100元(おみやげつき)です。事前に予約してください。

元明商店の商品はすべて手作り。注文ベースに応じて、生産量を決定。工場長とスタッフ達で、手際よく作られていきます。職人技は見ているだけでも飽きませんね。なぜ手作りにこだわるかといえば、焼き上がりのサクサク感が機械で作ったものでは出せないからだそうです。

試食タイム 懐かしいようでもあり、新しいようでもあり、まずは味見してみましょう。

自らが菓子職人でもあるオーナーは四代目。太陽餅以外にも新商品開発に熱心なオーナーが作り出した新しいお菓子を店先で試食できます。日数は、賞味期限です。水を使わない商品以外は、焼き菓子とはいえ、あまり日持ちしないので、冷蔵庫に入れて、食べるとき軽く焼きなおすといいそうです。おみやげに持って帰るときは、帰国日を考えて買ったほうがいいですね。


太陽餅(伝統水あめ餡)(蜂蜜餡) 60日間

外皮は幾重にも層のあるサクサクのパイ、中の餡は甘すぎないやさしい甘みの、水あめがとろり。ここの水あめは、あまり歯にくっつきません。
心型太陽餅(イチゴ味・チョコレート味) 60日間

ハートの形の見た目がかわいいので、つい誰かにプレゼントしたくなるんです。母の日や、バレンタインデー、結婚式の引き出物に、よく買われるそうです。
イチゴ味は、イチゴの採れる時期なら、生地に本物のイチゴを練り込むそうです。それで中の餡は、ずっとイチゴジャムだと思っていたら、梅だと言われて、驚き。さわやかな甘酸っぱさは、梅だから出せたんだとか。
チョコレート味は、少し苦めのチョコを使用するそうです。これまでありそうでなかった太陽餅の味バリエーション。普通の水あめ味だけでは物足りなかった方、ぜひ試してみてください。

老婆餅(手前)と老公餅(奥) 15日間

名前からしてすごいですよね。老婆老公ですよ。しわくちゃなお餅を想像してしまいますが、実は、中国語で、老婆は妻、老公は夫のことです。慣れないと、台湾人の夫に「うちの老婆です。」なんて紹介されて、複雑な気分を味わう日本人妻。老婆餅の餡は、蜂蜜味餡とお餅入り。ネットリモチモチで、太陽餅よりこちらが好きという人も結構います。老公餅は、老婆餅があるんだから、老公のほうも作ろうという発想でできたとか。こちらは、海苔味餡。磯の香りとほのかな甘みで、ナビ1号いわく「海苔が異国の味に感じるわ。」老婆餅と老公餅セットで売っていますが、ばら売りもあります。
娘家餅 60日間

娘家とは、お嫁に行った人の実家のこと。日本語でいうなら、「おふくろの実家のお菓子」になります。どうしてこんな名前がついたのかといえば、オーナーが小さいころ、母の実家に遊びに行くと、おばあちゃんが中にチーズを使った餡をいれたお菓子を焼いてくれたそうです。その当時、チーズはまだ貴重品。かわいい孫の為に作ってくれるこのお菓子を懐かしく思ったオーナーが、味を現代風にアレンジして作ったのがこのお菓子。チーズの塩味がきいて、男の人や甘いのが苦手な人にもいけそうです。伝統的な味に飽きてきた人にもいいかもしれませんね。


鳳梨酥(パイナップルケーキ/パイン餡) 60日間 (左がアヒルの塩漬け卵入り、右はパイン餡)

これも台湾を代表するお菓子ですね。外側の生地はバター味が強くて、フワフワっとした口当たり。口に入れると、ほろりと崩れます。中のパイナップル餡も甘酸っぱく、本物のパイナップルの果肉がちゃんとわかります。
貴妃餅(肉でんぶ/練乳/ココナッツ) 60日間
(左から、肉でんぶ、練乳、ココナッツの順)

名前から察すると、高貴な姫が好きだったお菓子というところでしょうか。太陽餅と伝統的な中華焼き菓子の中間のような生地で、3種類の味があります。『肉鬆(肉でんぶ)』は、台湾では、ご飯やお粥にかけたり、海苔巻きの具になったり、惣菜パンの具としてもよく見かけます。日本のでんぶほどきめ細かくなく、肉の繊維がわかるのが一般的です。しょうゆ味がきいていて、意外なおいしさです。貴妃餅という名前ですが、庶民の味ってところです。『奶酥(練乳味)』は、子供から大人まで、きっと牛乳が嫌いな人以外なら、誰でもおいしいと思う味ですね。『椰香(ココナッツ)』は、ココナッツのやわらかい甘さと風味が南国風です。


香橙酥(オレンジマーマレード餡) 12日間

これに、アヒルの塩漬け卵の黄身が入ってます。ママレードの甘酸っぱさと、黄身のコクがなんとも不思議なハーモニーです。


紫蘇Q梅 12日間

中に梅の実を甘く漬け込んだものと白あんこが入ってます。梅の香りが食べたときに白あんこといい感じに合うし、梅の果肉の歯ごたえもしっかり残ってます。渋いお茶をいただきながら食べるとおいしいでしょう。これは、大学の医学部と共同開発して、低カロリー商品だそうです。


杏仁片(アーモンドクッキー) 25日間

アーモンドの香ばしいので、サクサクっといくらでも食べていけます。袋から出して5分もするとしけってしまうそうなんで、試食には出ていません。これも台湾ではすっかり定番のお菓子で、どんなお茶にも合います。


台湾鉄道莒光号の形の箱に入った太陽餅は、鉄道とともに発展してきたお店らしいですね。
お菓子の街台中から、台北ナビでした。 

記事更新日:2009-07-01

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-07-02

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