唐人茶藝

タンレンチャーイー

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お茶の歴史や効能などに関する本もたっぷり。お茶や茶器についても学べます。



こんにちは、台北ナビです。今回ご紹介するのは、お茶、茶器の販売のほか、お茶や茶器に関する本を出版している「唐人茶藝」です。こちらのお店はお茶や茶器の出版からスタートして、茶器のデザイナーでもある黄先生が3年前に開いたお店です。

お茶や茶器に関する本の数々


お茶に関係する本ではやはり、歴史あるプーアール茶や中国大陸のお茶に関係する本が多く出版されています。特に最近の研究により、プーアール茶の人体に対する効能が次々に発見されているため、それに関する本や資料も多く取りそろえています。茶器に関する本では、茶器の歴史や材質、作り方、また「名器」と呼ばれる茶器の全集など、多くの本を取り揃えています。中国語が読めない方のために、全てではありませんが日本語版も用意されています。お茶や茶器の勉強されたい方はぜひ手にとって見て下さい。

黄先生オリジナルの茶器

プーアール時計、動いています。後ろを見たい人はお店で

プーアール時計、動いています。後ろを見たい人はお店で

茶器のデザイナーとしても活躍されている黄先生の作品は、なかなか変わったデザインの物から、オーソドックスな物までさまざま。オーソドックスな物も外観ではなく、内装に少し仕掛けがしてあります。緑茶を入れても葉が出ないように、茶壷の茶漉し部分を普通より小さめにしてあったり、お茶を入れる時に、蓋が簡単に外れるのを防ぐため、蓋が少し厚くなっていたりと、目に見えないところにいろいろな工夫がされているのです。これらの茶器は1500~1600元。凝ったデザインの作品を見て、“アレッ、どこかで見たことがある”と思われた方はなかなかのお茶通。実はこれらの茶器は、「天仁茗茶」の各支店、「陸羽茶藝中心」などでも売られているのですが、じつは黄先生の作品なのです。また先生の作品ではありませんが、かわいい皿や湯のみもたくさんあります。
かわいい皿&湯のみ、99元 かわいい皿&湯のみ、99元 かわいい皿&湯のみ、99元

かわいい皿&湯のみ、99元

先生が日本人向けにデザインした茶器、1500~1600元 先生が日本人向けにデザインした茶器、1500~1600元 先生が日本人向けにデザインした茶器、1500~1600元

先生が日本人向けにデザインした茶器、1500~1600元

プーアール茶はやっぱり体にいい?

プーアール茶は体にいろいろな効能をもたらしてくれるお茶です。一般的に言われているダイエットにいいという話。これは油分を分解し、通じをよくすることにより体の新陳代謝を促すからなのです。また最近の研究により、プーアール茶には高血圧を抑えるばかりでなく、なんとガン細胞を減らす効能があることまで発見されました。冗談のようですが、プーアール茶の故郷、雲南省でガンでの死亡率が極端に少ないのはプーアール茶を毎日飲んでいるからだとする研究報告も出されています。報告書には1日3杯のプーアール茶を飲めば、高血圧や脂肪過多の人に特に効果が現れ、また健康な人は髪が黒くつややかに、肌はツルツルになると言っています。

プーアール茶は経済的

プーアール茶は値段が高いし、大きな塊なのでどのように入れたらいいか分からない…と聞きますが、実はそれは大きな間違い。確かにグラムあたりの金額は高いですが、烏龍茶などは数回入れると風味も味も落ちてしまいますが、プーアール茶は同じ量の茶葉で10回は入れることができるのです。お茶を入れることができる回数や量を比べると断然、プーアール茶が経済的。更にプーアール茶は一度、入れ終わったお茶葉をもう一度、煮たせることによりもう一度飲むことができるのです(色はコーヒーに近くなり、少し苦味が出ますが、これはこれでおいしくいただけます)。塊がいやな方には“散茶” (写真の商品は300gで2500元)と呼ばれるプーアール茶もあります。また会社などで飲まれる方用に“ティーパック”(10個入り300元)もあります。

プーアール茶は苦いの、それとも甘いの?

プーアール茶は日本ではあまりいい評判はありません。嫌われる最大の原因が苦味とカビ臭い匂い。人によっては苦味とカビ臭いのが体にいいなんて、とんでもない勘違いをされている方までいるのですが…。ここでお教えします、ほんとうに良い、そしておいしいプーアール茶は苦味がまったくないんです。どちからといえば「甘み」があるものなのです。当然カビ臭い匂いもしません。じゃなぜ、カビ臭いのかというと、保存状態が悪かったため、お茶が変質してしまい、病気になってしまっているのです。病気になったお茶を飲んでも体にいい訳ありません。購入の際はこの唐人茶藝はじめ、信頼できるお店で購入することをおすすめします。

以上、台北ナビでした。

記事更新日:2009-09-01

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2003-04-23

スポット更新日:2011-10-13

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