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留学生、お部屋探しのアドバイス

留学生の引っ越し奮闘記に密着!部屋探しから引っ越し後までのチェックポイントや盲点を徹底ナビします!

 

台湾に語学留学へ来る日本人は年々増えるばかりです。やはり、簡体字よりも繁体字が日本人にとって馴染みやすいというのと、生活が日本とあまり変わらず快適に過ごせるというのが大きな理由でしょうか。ただ、衣食住の中で唯一困難なのが住む場所です。台湾の大学などには外国人向けの寮が極端に少ないため、多くの留学生は自分で部屋を探さなくてはなりません。来台後すぐに直面する問題なのです。今回は在台9ヶ月者の引っ越し奮闘記に密着し、部屋探しから契約までをご紹介したいと思います。何かみなさんの役に立てればと思います。


 まずは条件を決めることが鉄則

とはいえ、日本のように立派な建築ではないということだけは理解しておきましょう。エリア、値段はもちろん、台湾では家具付きの部屋も多いので、留学生はそれを利用すると便利でしょう。家具は部屋によって違いますので、そのあたりも要チェックです。
今回の条件はこの5つです。

台北県永和市エリア
9000元/月以内
MRTから徒歩5分以内
ベッド、冷蔵庫、テレビ、冷房、勉強机、洗濯機、調理用流し台、ADSL
新築


 部屋を探すとはいえ、どうやって?!


方法はいろいろあります。留学サイトや学校の掲示板、不動産屋、それに実際に部屋の前に張り紙がある場合が台湾では多いです。掲示板の情報はいつ頃出された情報か定かではないという点もあります。ただ、ルームシェアを希望する場合は掲示板で情報を集めるのがいいでしょう。不動産屋さんは日本と同じで仲介料が必要になります。部屋の張り紙を見てイキナリ訪ねるのは結構勇気がいります。ということで、今回はインターネットでの検索に徹しました。これが意外に便利なのです。利用したサイトは3つ。

台湾租屋網
  http://www.twhouses.com.tw/
易租網租屋網
  http://www.e-rent.com.tw/2000/index.php3
Kijiji大台北・基隆大廣告
  http://taipei.kijiji.com.tw/

他にもたくさんありますが、検索しやすかったのはこの3つです。条件検索がOKで、写真を掲載しているのも利点です。条件は例えば、エリア、家賃、家具の有無が主流です。中には、プラス条件として女性限定や、駅近指定というのも可能です。


 台湾租屋マメ知識

台湾の賃貸住宅は大きく套房・雅房・住宅に分かれます。「套房」はいわゆる家具付きです。留学生にはこのタイプが一番適しています。「雅房」は家賃が安い分、家具は付いていない場合がほとんどです。「住宅」は家族用です。

「套房」では、どんな家具がついているか各ページの条件欄に記されているので、そこでチェックします。その一例をご紹介します。電視(TV)、床組(ベッド)、冷氣(冷房)、冰箱(冷蔵庫)、化妝台(化粧台)、衣櫃(洋服ダンス)、洗衣機(洗濯機)、網路(ADSL)第四台(CATV)、沙發(ソファ)、書桌(勉強机)などです。


 いい部屋発見!スグ電話すべし

すべての物件に、それぞれ大家さん(房東)の連絡先が掲載されています。なので直接連絡を取ることが可能なのです。まず、1軒目は外国人という事でか理由は定かではありませんが、折り返し連絡すると言われた後連絡はありませんでした。やはり、中にはそういう事もあるでしょう。気を取り直して、第2候補へ電話をかけてみました。ココでの注意点は、最終更新日をチェックする事です。やはりいい物件は日が経つにつれてすでに借り手が決まっている事が多いですので、コマメにチェックしましょう。電話してみると、すぐに見学させてくれるとの事だったので、さっそく翌日部屋を見に行きました。まずは待ち合わせの場所と時間を決めます。

大家さんとの待ち合わせはわかりやすい場所がベスト。


 チェックする点はいっぱい!

まずは周囲の環境は大切ですね。可能であれば、夜の周囲の雰囲気も見ておく方がいいでしょう。とくに女性の場合は不安な点でもありますからね。そして、メインの部屋です。ココでは遠慮なく隅々までチェックする事です。どんな家具が付いているか、そして水やお湯がちゃんと出るか、トイレがちゃんと流れるかなどなど。今後の参考のためにデジカメで写真を撮ったりするのもいいでしょう。たいていの場合は何軒も見て回り、一番いい物件をチョイスすることが多いです。この際、大家さんには借りるつもりだけど、少し考える時間が欲しい旨を伝えて、つなぎとめておく事もポイントです。

イメージ的なものをいくつか写真を撮っておくと、後から便利です。

周辺や外観もお忘れなく。

はじめはこんなに汚くても、
掃除できる範囲ならOK。
 
実は住んでみてから不便さに気づく、
コンセント位置。


 交渉も大事!やってみて損はなし!

今回は1軒目で気に入った物件と出会えたので、すぐに決めてしまいました。いくつか妥協点はありましたが、せっかくの物件を逃してしまっては惜しいですし、引っ越し時期の期限も迫っていたので決定しました。見学物件はこんなところです。

台北県永和市
MRT頂渓駅から徒歩1〜2分
9000元/月、水道代・CATV200元/月、電気代実費
ベッド、冷蔵庫、テレビ、冷房、ソファ、タンス、テーブル、ADSL

洗濯機がないものの、近くにコインランドリーがあるという事で、妥協しました。そして、”新築だ”と言い張る大家さんですが、完全リフォーム直後ではありませんでした。ですが、自分で掃除すればある程度キレイになると思い、そこも妥協しました。
もう一つの条件であった勉強机は設置されていませんでした。これは交渉の結果、大家さんが購入してくれるとのことで交渉成立。実は洗濯機も交渉しましたが、置く場所がないということで交渉不成立。このように、一応言ってみた方がいいかもしれません。

意外と2枚扉の
冷蔵庫って少ないんです。
 
ソファとテーブルがあるとこに一目ぼれ。

屋上には洗濯物を干せる場所もあり。


 最終確認を終え、いざ契約!

2台湾では契約書を作成します。確認する点はたくさんあります。

部屋の住所
家賃の支払い方法、期日
周辺の便利な店や交通状況
ゴミを出す場所や時間
契約期間(ほとんどが1年です)

このような内容や気になる点をクリアにした上で、交渉成立です。まず契約時に支払うのは1ヶ月分の家賃プラス保証金です。保証金はたいてい家賃1ヶ月分です(場合により2ヶ月分のところもあります)。保証金は1年以上居住した場合、帰国時や再度引っ越しの際に返金されます。もし備品などを壊した場合などは、そこから引かれます。ということで契約完了!

大家さんとの確認事項は
メモしておいてもいいですね。
 
これが契約書。
内容に間違いないか要チェック。


 おっと、アブナイ落とし穴?!

今回、大きな落とし穴がありました。見学の際に案内してくれた大家さんは、実はあまり部屋の事を熟知していなかったようです。「ADSLはありますか?」という質問に対して、「あるよ」と壁のADSLらしきものを指差し断言しました。実際に近くへ寄ってしっかりと確認するべきだったのですが、そのチェックを怠ったために面倒な事になりました。(後から発覚したのですが、熟知しているのは、大家さんの奥さんの方で、旦那さんはあまり知らなかったのです)それは実はADSLではなく、普通の電話線口だったのです。留学生にとってインターネット環境というのは必須です。決定するにはとても重要なポイントですよね。”ある”という一言を信じて決定したものの、引っ越し後に発覚した事態でありました。

その後の対処方法ですが、大家さんとじっくり話し合う必要があります。ADSLの設置を交渉しました。大家さんも”ある”と言ってしまった以上何とも言えなかったようですが、しかし多くの負担からはやはり逃げたいのが本心。少しのバトル後、大家さんからこんな提案がありました。ADSLは自分で申請し、実費で設置するかわりに水道代とCATV代を毎月免除するということでした。

水道代、CATV代・・・200元/月
ADSL代・・・約400元/月

通常ADSL代というのは、もともと設置されている部屋でも使用料を支払うのが普通です。だいたい相場は200〜300元くらいです。その点を考慮し、交渉成立です。みなさんも注意してくださいね。

意外と手間のかかる部屋探し。長く住む場所なので、いろいろ納得した上で決めたいですね。余談ではありますが、台北市内よりも少し離れた台北県の方が家賃は低めです。広めの部屋も多いです。交通もほとんど変わらず便利ですので、一度見てみるのもオススメです。言語に不安のある場合は、トラブルを避けるためにも中国語を話せる友人や知り合いの台湾人に手伝ってもらう方がいいでしょう。

 
2006.07.07