ウイスキーとワインをお探しならこちらへ、飲めなくてもバーの雰囲気を味わいたい方はぜびどうぞ。
こんにちは、台北ナビです。今日は「異塵CELLAR」というラウンジバーをご紹介します。2002年、「CELLAR」という名前で始めたこのバー、その後忠孝東路にあったオーナーのもう一軒のバー「異塵」と合併させ、「異塵CELLAR」という名前になりました。セメントを打ちっぱなしにしたような入口を地下に降りていくと、中が全く見えない黒いドアが待っています。いきなり開く扉、目の前に広がる長いカウンターとその向こうに並ぶ色とりどりのお酒の瓶。落とした照明が落ち着きと安心感を与えてくれます。背筋を伸ばして、一歩、踏み込んでみました。
CELLARはワインセラーのセラー
地下にあるバーに入ってまず目を引くのは、壁一面のお酒のボトル。正面カウンターと左手壁全面に置かれたお酒、ほとんどがカクテル用の蒸留酒とウイスキーでその数約300本。うちウイスキーは200本で30種ほどあります。これだけで驚いてはいけません。お店のネーミングからもわかるように、店内にはガラス張りのワイン貯蔵室があって、赤・白ワイン、シャンペン約600本がストックされています。お酒にはちょっとうるさいぞ!という方も、きっと満足できると思います。贅沢な空間も自慢
狭い空間にできるだけ詰め込んで座席数を増やすお店もありますが、「異塵CELLAR」は空間や雰囲気を楽しむというコンセプトに基づいて、実にゆったりしたスペースで設計されています。前面のカウンター席、左手のテーブル席、右手のVIPルームとボックスシートのどこに座っても、隣の客と肘がぶつかったり、話し声がうるさいなんてことはありません。さらに、カウンター以外の椅子は低めで奥行きも深く、ゆったりと後ろにもたれて座れるため、くつろぎにきましたという気分にさせてくれます。
ナビがカウンター席に座っている横で、張啓明オーナーはご自身のお気に入りを飲み始めました。BALVENIE(バルヴェニ―)ダブルウッド12年もの。ハニーの風味が強く、ふくよかで、華やか、コクがあるといわれるよく熟成しているウイスキーです。ダブルウッドというのは、2種の樽で熟成することで、この「BALVENIE(バルヴェニ―)ダブルウッド12年」は、初めはバーボン樽で、次にシェリー(スイート・オロロソ)樽で熟成したもの。こういうウイスキーは、赤みを帯びた深い琥珀色(←バーボン樽の影響)、シェリーとオレンジ果皮のような香り(←シェリー樽の影響)という、2種類の樽の個性が良く出た逸品となるんですね。なるほど~、オーナーが最近はずっとこればっかりなんだと言ってる理由がよくわかりました。それにしても、ウイスキーを片手にカウンターで飲んでいる姿、人生の辛酸を舐めてきたって風で、なかなか様になっていますよ。
お店は19:00からなんですが、カウンターのスタッフは18:00には来て準備。彼は21:00位までひたすら氷を切り続けます。手が冷たそう。
ただ今オーナーのオン・ザ・ロック用の四角い形を作成中です。
お店は19:00からなんですが、カウンターのスタッフは18:00には来て準備。彼は21:00位までひたすら氷を切り続けます。手が冷たそう。
ただ今オーナーのオン・ザ・ロック用の四角い形を作成中です。
ウイスキーならまかせて
深みのある色、滑らかな飲み口、まろやかな味わい、芳醇な香り、コクがある、洗練されている、繊細、敏感、甘くてスパイシー、後味がいい、余韻を引く…。ウイスキーを讃える言葉は尽きませんね。ナビが知る限りですが、台北でウイスキーをここまで揃えているお店はほとんどありません。それはオーナーがウイスキーびいきだから(自分が飲みたい?)というのが、大いに影響しています。スコッチの中でも少しお安めのブレンドウイスキーを飲ませてくれる店は多いですが、シングルモルトとなると、しかも種類もたっぷり揃えるとなると、ここ「異塵CELAAR」だけ(と、言いきってしまいました)。お店のおすすめでもあり、ウイスキー通の人たちがここで飲むのは、マッカラン、グレンモーレンジ、グレンリヴェット、シングルトンなどのもちろんシングルモルト。モルトはそのまま飲むことが多いので、個性的な味わいや香りが楽しめます。新しいものはどんどん仕入れて、メニューに入ってないのもあるそうなので、自分が飲みたいというものが書いてなかったら直接聞いてみてくださいね。
メニューには、バランタインやシーバス、J&B、ジョニーウォーカーなどのブレンドウイスキー、そして、アーリータイムズなどのバーボンも書いてありました。ナビもたまに飲むのは、オールド・パーとかの安めのブレンドウイスキー。飲みやすいですし、水割りにしています。ブレンドはそのまま飲むか氷を加えるオン・ザ・ロック、ソーダ割りというのもあります。氷と水を混ぜる水割りは日本が発明したんだそうですよ。一般にカクテルベースにするウイスキーはこのブレンドタイプ。モルトはカクテルと混ぜるなんてとんでもない!混ぜ合わせるには「水」に限るとまで言われるそうです。ナビ、ここに来てウイスキーがちょっとわかったので、今度はモルトをじっくり味わってみま~す。
ウイスキーの効用って知ってました?
ウイスキー=アルコールで、体によくないと思っている方も多いでしょうが、実はお酒の中ではカロリーが低い、糖質やプリン体がほとんど含まれていないので、血糖値を上げない、だから痛風にならない。ポリフェノールが含まれているので尿酸値も上がらない、メラニン色素の働きを抑制するチロシナーゼが含まれるので、「美白」効果もあり!なんて、女性もどんどん飲みましょうよ、みたいな効用があるんですね(と、自分を煽りたててます)。
Apple Martini 320元
ウォッカ、リキュール、新鮮なリンゴがベースになっていて、とても飲みやすいカクテルです。女性に大人気のカクテルだそうで、ポイントは必ず新鮮であるリンゴの汁、だそうです。
ウォッカ、リキュール、新鮮なリンゴがベースになっていて、とても飲みやすいカクテルです。女性に大人気のカクテルだそうで、ポイントは必ず新鮮であるリンゴの汁、だそうです。
Tiramisu 340元
ベリーズ、カルーラ、白チョコ、ミルク、ココア粉などが入っています。テラミスと言うだけあって、テラミスがカクテルに化けて出てきました。飲む時は息を止めてって言われました。息を吸いこみながらグラスに鼻を近づけると、ココア粉が入ってきてむせるそうです。お味の方は甘い、でも、お酒でした。
ベリーズ、カルーラ、白チョコ、ミルク、ココア粉などが入っています。テラミスと言うだけあって、テラミスがカクテルに化けて出てきました。飲む時は息を止めてって言われました。息を吸いこみながらグラスに鼻を近づけると、ココア粉が入ってきてむせるそうです。お味の方は甘い、でも、お酒でした。
他にもおすすめは、いっぱいありすぎます。たとえば、日本人好みで、Side Car320元。他のバーではあまり見られないのに、Test Tube600元、Siberia340元、SummerXMas300元などなど50種ほど並んでいました。が、ここ数年はSpecial Order(280元~360元)を選ぶ人が増えているとのことです。ジン多めにとか言える人、自分の好きなものを知っている人、カクテルに詳しい人、なんとなく挑戦したい人はスペシャルオーダーを選択してみては?
フードメニューも充実
和食をベースにしたお料理には、オーナーのこだわりが感じられます。台湾でおめでたい時に皆が集まって開く円卓料理の「辦桌」が最初の職業の出発点だったというオーナーは、焼き肉屋、フランス料理レストラン、居酒屋、日本料理、ビアバーと飲食業の大半を経験してきました。が、日本にもよく行くというオーナーの食傾向は、やはり和食。おかげで、日本人にはうれしいメニューが並んでいます。お酒はあんまり飲めないという方は、食事をメインにオーダーしてもいいでしょう。実際、ここのお料理が目当てでレストランとして利用する女性客も多いとのこと。人気メニューを3品ご紹介します。
社員教育や人選にも気を使っているオーナー。皆さりげないサービスが気持ちいいですね。中でもバーテンダーで、もくもくとカクテルを作っている彼「Jason」。カクテル教える先生でもあるんですよ。先ほどいただいたApple Martiniは彼の自信作。お酒は全く飲まないそうで、お酒を作る過程・作り上げた作品が好きだそう。生徒の中には、高収入の仕事を持ちながらも何かに打ち込みたい人、自宅にきたお客さんをもてなしたい人、いろんな人がいるそうですが、生徒さんが作ったカクテルの味見はどうするの?と聞いたら、舌で味を感じて、飲みこまないんだそう。特にウイスキーは香りで聞き分けるから大丈夫と。カクテルオーダーに困ったら、彼にお任せというのはいかが?お客さんの顔色でカクテルを作ることも得意だそうなので、元気がでるのが飲みたい、ロマンティックな気分に浸りたいみたいなオーダーにも的確に答えてくれるでしょう。
どうでしたか?飲み場所を探している方、食事もお酒も求めている方、「異塵CELLAR」は最適の場所かもしれませんよ。台北アリーナ前に「異塵CELLAR・ラウンジバー」の黒い看板が見えたら、そこが入口です。
扉の向こうに何があるのか、外側からは予測できません。まず入ってみてくださいね。
どうでしたか?飲み場所を探している方、食事もお酒も求めている方、「異塵CELLAR」は最適の場所かもしれませんよ。台北アリーナ前に「異塵CELLAR・ラウンジバー」の黒い看板が見えたら、そこが入口です。
扉の向こうに何があるのか、外側からは予測できません。まず入ってみてくださいね。
台北ナビでした。
記事更新日:2009-11-04
基本情報
| 住所 | 台北市南京東路四段21号B1 |
|---|---|
| 住所(中国語) | 台北市南京東路四段21號B1 |
| 電話番号 | (02)2712-9319、(02)2712-9335 |
| 営業時間 | 19:00~2:30(金、土は深夜3:30まで) |
| 休業日 | 年中無休 |
| クレジットカード | Visa、Master |
| 日本語 | オーナー可、英語はスタッフに通じます、日本語メニューあり |
| その他の情報 | ミニマムチャージ:300元(金、土は450元) |
| 行き方 | MRT文湖線「南京東路」駅から敦化北路の方向へ、交差点のちょっと先です。「南京東路」駅からは徒歩で10数分かかります。野球場の真向いで、南京東路沿いの入口にメニューが出ています。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2002-08-05
スポット更新日:2011-10-13
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