台湾でいちばん空気の新鮮な避暑地、溪頭で思いっきり深呼吸しよう〜!
こんにちは、台北ナビです。
何かとストレスの多い現代社会。忙しい毎日に追われてお疲れではないですか?そんな時、台湾の自然に触れてみてはいかがでしょうか?富士山よりも高い山がそびえる台湾は山岳自然が豊富。気軽に大自然に触れ合う場所がたくさんあります。
今回は、台湾一空気が澄んでいる場所と言われる台湾中部・南投県の山奥・溪頭にある「溪頭自然教育園區」でハイキングを楽しんできました!
「溪頭自然教育園區」ってどんな所?
台湾中部にある「南投県」のうち、美しい景色が広がる湖「日月潭」はとっても有名なので聞いたことのある方も多いと思いますが、「溪頭」という地区はあまり聞きなれないのではないでしょうか?溪頭自然教育園區は、同県南西部にある鹿谷郷に位置し、国立台湾大学の実験林のひとつとなっています。標高は1150mで、2,500ヘクタールもの広大な面積を誇ります。
園内には、杉、ベニヒノキ、銀杏や竹などの豊富な森林資源が広がっているほか、大きな池、神木観景台、銀杏林、銀杏橋、青年活動センター、空中走廊などの見所もたくさん。また、70種類以上の鳥類も生息しているためバードウォッチングも堪能でき、さまざまな楽しみ方ができる場所です。
近年はアクティブシニアの間で人気が高まっているのですが、実際に訪れてみると、子供から若い方や中年層の方たちの姿も見たので、さまざまな世代の人たちが安心して楽しめる場所なんだなぁと思いました。ファミリーで訪れるのもよさそうですね。
ストレス溜まってませんか?溪頭に来たならしっかりリフレッシュしましょう!
森林療育活動の一環として、唾液からストレスの測定をしました。数字が大きければ大きいほどストレスが溜まっているんだそう。ストレスを測るということ自体ナビも含めてみなさんはじめてのことだったので、どんな結果が出るのか興味津々でした。ストレス度の数値は本当に人それぞれで、1桁の方もいれば、3桁の数字まで出てしまう方も。でも、もしストレスが溜まっているようであれば、真剣に体をいたわろうかなと思うようになるので、ちょっと怖いですが、試す価値がありますね。
検査スティックの先のクリーム色の部分を口にくわえて唾液を取ります
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2桁はストレスが低いほう♪
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ここでは、伝統的な薬やスパイスとして使われる植物・左手香からメンソレータム軟膏のようなバームを作ったり、草木染めや絞り染め、手作り石鹸のワークショップなどに参加できます。全て天然の素材を使った体験なので、自然の恵みを感じながら、楽しく遊べるのは素敵なことですよね。お土産になりますし、思い出にもなります。
園内を散策~。年配の方々がイキイキしていました!
園内を散策しましょう。実は、移動するポイント各所で年配の方々の集いを見かけました。あるグループは軽い食事やお菓子、ドリンクなどを持ち寄りちょっとした木陰でパーティ。またあるグループはみなさんでストレッチをしていたり。備え付けの木のハンモッグで気持ち良さそうにお昼寝している方もいれば、ワイワイガヤガヤと笑いながらおしゃべりをしているグループも。とにかくみなさん溪頭をとても満喫しているように見えました。
深い眠りに入っているようです
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三脚を持参している方々もたくさんいました
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【銀杏橋&神木】
画像提供:臺大實驗林管理處
美しい曲線が特徴的な銀杏橋は、台湾大学の土木学科の学生と何人かの教授などにより設計され、三年ほどの年月をかけてついに完成した力作です。遠くから眺めても、実際に橋の上を歩いてみてもとても素晴らしい造りになっていました。
そして銀杏橋の先にあるのが神木。この神木は、推定樹齢が約2000年といわれる大木です。2016年秋、溪頭一帯の連日の大豪雨により地場が緩み倒れてしまいましたが、その後も、この歴史ある大木は大切に保護されています。
高い所が好きな方が絶対気に入るスポットなのは「空中走廊」です。
映画やドラマのロケ地として使用されたこともあるというこの歩道は、地面からもっとも高い所で22.6mの場所に設置され、全長は220mあります。その高さはビルの7階に相当するので、スリル満点です。 柵の隙間から森林を見下ろすことができて高い所が好きな方にとっては、とても楽しく感じられるでしょう。晴れた日は特に最高で、青い空と樹海が満喫できる場所です。ただ、高所恐怖症の方はご注意を。
光と緑と木々のコントラストが素敵です!
露天音楽会場と名のついた芝生広場では是非スニーカーや靴下を脱いで、裸足になり、大地を足の裏から感じてみてください。そういえば、普段の生活で裸足で芝生の上を歩くことってそんなにないですよね。
ナビも何年ぶりかに芝生の上を裸足で歩きましたが……とっても気持ちイイ~!童心に返って走り回ってもみました。溪頭の澄んだ空気の中で深呼吸をしてから、ストレッチやヨガ、瞑想をしてみるのもイイでしょう。
自然の中でのストレッチやヨガは普段よりももっと身体が喜びそうです
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更に深い瞑想もできそう
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溪頭の代表的な景色のひとつになる大学池は、周囲が森林に囲まれた静かな場所。孟宗竹で造られたアーチ型の竹橋がかかっています。
この池のすぐ近くにはカート乗り場もあるので、奥地に移動したい時はカートを使用するのもいいかもしれません。
溪頭自然教育園區は、日々の都会生活を忘れてとってもリラックスできる場所です。たくさん歩き、深呼吸をして、身体も心もリセットできました!ぜひ皆さんも癒されにきてくださいね!
以上、台北ナビでした。