宝来温泉(高雄市)

寶來温泉

閉店・移転、情報の修正などの報告

玉山国家公園南側に位置する寶來温泉は茂林国家風景区にあり優しい現地の人々、美しい自然がいっぱい

MRT「高雄國際機場」駅と高雄国際空港はつながっていて、<br>駅までカートが使えます

MRT「高雄國際機場」駅と高雄国際空港はつながっていて、
駅までカートが使えます


こんにちは、台北ナビです。
台北周辺にも温泉がたくさんありますが、台湾第2の都市、高雄を起点として行くことができる温泉もまた趣向が変わって楽しいですね。時間は少しかかりますが、高雄からその日のうちに行ける「寶來温泉」(宝来温泉)を訪ね、その周辺をめぐりました。
日本から台湾入りをするメインの入口は、台北か高雄ですね。
今回は高雄から入りました! 
高雄は台湾第2の都市ですが、南に位置するせいか、のんびりした雰囲気が魅力です。そして、空港から市内へ行くアクセスがとっても便利なのです。
高雄国際空港(小港)から市内中心部までMRTを使い30分以内で行けます。

高雄から寶來温泉へ路線バスで行く

バスターミナル前には、台鉄の旧高雄駅舎が保存されています

バスターミナル前には、台鉄の旧高雄駅舎が保存されています

高雄客運の高雄駅バスターミナル

高雄客運の高雄駅バスターミナル

台鉄・MRT高雄駅前近くにある高雄客運バスターミナルから寶來温泉に向かいます。高雄から寶來温泉への直通バスは1日5便。時間は約3時間かかります。
時間はかかりますが、市民の足として利用されている便です。高雄市内MRTで使えるiPASS(台北の悠遊カードのようなもの)が使えます。寶來温泉エリアではずっと活用していました。
高雄駅を出発し、市内のバス停、高鐵・左營駅でお客を乗せ、高速道路に入ります。一気に北上し、旗山へ。その後、東に美濃方面へ進み山岳地域へどんどん向かっていきます。秘境感が高まります。美濃を過ぎ、茂林地域に入ると北上し六亀でバスを乗り換え、寶來温泉へ。この山岳地域にはブヌン、南ツォウ、ルカイ、パイワンといった原住民の人々が住んでいます。ナビがバスに乗った時間は夕方。学校帰りの中学生や高校生が乗ってきます。顔の彫りが深く、目がぱっちりしたかわいい生徒が多い。
iPASSはコンビニでチャージできて、買物もできます

iPASSはコンビニでチャージできて、買物もできます

美濃のバスステーション

美濃のバスステーション

寶來温泉はこんなところ

寶來中心地図(参考資料:2013六亀區公所)

寶來中心地図(参考資料:2013六亀區公所)

寶來集落と対岸の山 土砂が崩れていることがわかります

寶來集落と対岸の山 土砂が崩れていることがわかります


バスの終点「寶來」に到着しました。山奥とはいえ、この地域を通る20号線(南横公路)が台東まで開通したため、西側の起点としてにぎやかになったということです。しかし、度重なる台風の影響で道は寸断され、現在、西側からは梅山口までで通行止めとなっています。
広い1本道800mほどの両側に、ホテル、レストラン、お店が並んでいます。インフォメーションセンター(寶來遊客中心)もあります。

囌囉婆(サルポ)地区山側から遠景

囌囉婆(サルポ)地区山側から遠景

寶來温泉から4kmくらい離れたところにある「囌囉婆(サルポ)温泉地区」へもホテルの自転車を借りて行ってみました。寶來温泉を含め、この地域は2009年の88台風(八八水災)で甚大な被害を受けた地域です。現在の荖濃渓を見ても荒々しさがわかります。

荖濃渓は通常でもごらんのとおり

荖濃渓は通常でもごらんのとおり

宿泊先はこちらです

ホテル「芳晨渡假村」

ホテル「芳晨渡假村」

今回宿泊したのは、道の一番奥にある「芳晨渡假村」。広い敷地の中にレストラン棟、ホテル棟、コテージが点在しています。
ホテルの前は荖濃渓がゴウゴウと音を立てて流れています。

露天風呂

露天風呂

ホテル室内、コテージ室内、共に広くゆったりしています。コテージ前にはベランダがあり、川を見ながらくつろげます。
敷地内に大きな木が1本あり、その木の下のベンチで宿泊客がゆっくりくつろいでいます。日本ではまもなく冬を迎える時期ですが、ここでは素足に半袖、木陰でゆったり過ごしました。
コテージにはベランダがついています

コテージにはベランダがついています

ホテル棟室内

ホテル棟室内

コテージ内浴室 もちろんお湯は温泉

コテージ内浴室 もちろんお湯は温泉

レストランやお店

寶來メインストリート

寶來メインストリート

レストランは、自助餐、海鮮料理、原住民料理、一般的な中華料理、と10軒くらいあります。どれもおいしそうでしたが、ナビたちが夕食をとったのは、ホテルから一番近くにある「山之戀風味餐廳」。店の前面に広いデッキを持ち、開放感いっぱい。料理の写真が立て看板で表示されているので、わかりやすいです。牛肉のニンニク茎炒め、エビ揚げ煮、揚げ出し豆腐梅酢ソース、川エビ揚げ等、定番の中華料理に現地の特色を活かしたメニューがたくさんあります。どれもとてもおいしく値段もリーズナブル。一人300~400元くらいでおなかいっぱいです。若い夫婦が元気よく切り盛りしています。 

メインストリートで一応大体のことは間に合います。
まず、メインストリートの丁度真ん中辺りに、セブンイレブン。ジュース屋さん数件、朝食屋さん(パンや肉マン、粽などを売っている)、野菜もあるよろずやさん、美容院も2件あります。ナビは、旅の疲れを取りたかったので、美容院でヘアマッサージを頼みました。頭皮と肩までマッサージしてもらい、とっても爽快。
道のちょうど中央付近にあるお茶屋さん「南横雅集」でお茶を買いました。ついでに現地の情報など教えていただき、たいへん助かりました。ご主人は寶來観光協会の会長さんだそうです。

果物を楽しむ

ホテルの朝食に行くために、建物を出ると、たくさんの人だかりが。昨日「芳晨渡假村」に泊まった団体客向けに、軽トラックで地元の業者が商品を売りに来ていました。果物、ドライフルーツ、漬物を売っていました。ナビも特産のレンブ(蓮霧)を買いました。味や食感はリンゴと梨の中間です。さっぱりしていてとてもおいしい。そう、ここはフルーツ王国で、マンゴーや梅の栽培も盛んです。今はレモンやレンブが旬。
山道の途中にスターフルーツの大木があり、落果していました。甘酸っぱい香りが漂っています。

シャリシャリと食べられます

シャリシャリと食べられます

落ちてしまったスターフルーツ

落ちてしまったスターフルーツ

ハイキングコースには、さまざまな蝶が

寶來温泉地区は、荖濃渓と寶來渓と小高い山に囲まれた地域です。
メインストリート近くにあるハイキングコース「浦來渓頭社戦道」を歩いてみました。
「浦來渓頭社戦道」ハイキングコースを登っていく途中、寶來集落が見渡せます。絶景!

「浦來渓頭社戦道」ハイキングコースを登っていく途中、寶來集落が見渡せます。絶景!

「戦道」とあるように、かつて原住民の人々が日本の支配に対し戦った山道だそうです。また、この地域から古代に造られた土器などが発見されました。距離としては3km程度のハイキングコースですが、眺めも良く整備された良い道です。
歩いていると、さまざまな色や大きさの蝶に出会いました。この地域は越冬する蝶が来るので有名だそうです。
ハイキングコース途中の展望台で寶來渓を見下ろしました。周囲はマンゴー畑

ハイキングコース途中の展望台で寶來渓を見下ろしました。周囲はマンゴー畑

桃源まで遠足

さらに荖濃渓上流までバスで行ってみました。
高雄など遠方からのバスは寶來温泉が終点ですが、六亀から区間バスが桃源まで走っています。本来は、桃源の先、梅山口まで行っていたようですが、最近の台風の影響か、現在は桃源までしかバスは走っていません。
桃源集落

桃源集落

ほとんど店もない場所を想像していたのですが、メインストリートにはレストラン、朝食屋、ジュースを売る店、とにぎやかでした。「桃源区原住民文物館」という立派な建物がありました。この地域に住んでいる人は、ほとんどがブヌン族の人々のようです。 少し上まで歩いてみました。小高い丘の上にブヌン族の祭祀場がありました。
丘の上の集落からの遠望

丘の上の集落からの遠望

丘に上がる道の途中で野生のポインセチアをみつけました。この時11月

丘に上がる道の途中で野生のポインセチアをみつけました。この時11月

愛玉ゼリー

愛玉ゼリー



メインストリートに面したお店で名産の「愛玉ゼリー」をいただきました。
他の山岳地域でもよく出されますが、このお店の愛玉ゼリーはあずき餡もかかっていて、プルプルツルリと、とてもおいしかったです。

野趣あふれる温泉がたくさんあるとのこと

寶來温泉周辺には、その他に不老温泉、石洞温泉、竹林温泉などがある他、野趣あふれる野渓温泉(河原などに自然に湧出している温泉を穴や浴槽を作ってお風呂にしている場所)が数か所あるとのことです。桃源集落から2.5kmほど上がった場所にある「少年渓温泉」も野渓温泉として知られていましたが、最近の台風で倒壊してしまったそうです。残念。
桃源集落のお店の名前にも「少年渓…」の文字が…

桃源集落のお店の名前にも「少年渓…」の文字が…

玉穂温泉は勤和里あたりにある(参考資料:高雄市桃源區公所)

玉穂温泉は勤和里あたりにある(参考資料:高雄市桃源區公所)

また、さらに20号線を遡ったところに、「玉穂温泉」という野渓温泉があり、これは現在も存在するとのことです。

以上、秘境の中、厳しくも美しい自然に癒された、台北ナビでした。














記事登録日:2016-01-26

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スポット登録日:2016-01-26

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