大明美日語(台中市)　

2017年2月26日～3月7日までの9泊10日で台湾旅行をしてきました。そのうちの5日間(2月27日～3月3日)を大明美日語でお世話になりました。Ａコース×１日・６コマ×１日・３コマ×３日という授業プランでした。台湾は４回目でしたが、台中は今回が初めてでした。

学校側で宿を手配して頂けるようですが、私は自分で台中バスターミナル・台鐵台中駅付近のホテルを手配しました。実際に行くと分かりますが、バスの本数が多いうえにバス停が複数個所に散らばっており、バスに乗るだけで一苦労する場所でした。しかし、游先生が出発前にメールにて、ホテルから学校までのバス路線とバス停を路線図付きで案内して下さったため、初日から迷うことなく学校へ向かうことができました。

初日は学校オリジナルのテキストを用いて、基本的な会話・台中のスポットや飲食店で活用できる単語を、パソコンを活用し、画像付きで教えて頂きました。それが終わると、本格的に単語や文法をたくさん学習してきます。読む練習がほとんどなので、発音でつまづきがちな中国語の学習には最適な方法であると感じました。游先生は日本語が非常に達者な方なので、気になったことはその場で何でも質問することができます。最終日は、成田空港でアルバイトしている私向けに、接客で使える中国語を特別に教えて頂きました。小規模学校ならではの、柔軟な対応を色々な場面で感じることができました。大明美日語なら、自分にぴったりのレッスンを受けられること間違いなしです。

Ａコースの日は游先生と一緒に、その他の日は授業前後に実際に店へ出向いて注文練習。「習うより慣れろ」はまさにこのことで、数日間店で注文を繰り返していくうちに、自分の意志が店に伝わるようになってきました。游先生には、毎日ミッションという形で安くて美味しい店や観光スポットをたくさん紹介して頂き、自然とバスで色々な所へ動き回っていました。

台中で生活しながら中国語を学習する魅力は二つあります。一つ目は、台北に比べ、生活ペースがゆっくりである点。台北では、英語や日本語が通じる機会が多く、初めての海外旅行でも安心して行くことができる場所ですが、それゆえにこちらが中国語が話せないとわかったその瞬間から、相手が英語や日本語で話しかけてくれます。しかし、台中ではこちらが中国語で上手く相手に意志が伝わるまで待ってくれます。中国語を使わなければ生活できない環境に身を置いてこそ、上達の道が開けるのだと改めて感じることができました。二つ目は、台北MRTや高雄MRTで使えるICカード(悠遊卡・一卡通)を持っていれば、台中市内バスの運賃が10km以内無料になるということです。これを利用しない手はありません。

台中は、ガイドブックに見開き２ページ分しか載っておらず、あまり旅行で台中に行くという話も聞きません。しかし、台中にも見どころはたくさんあります。今回の旅行だけではまだまだ時間が足りないほどです。台湾での生活を通して中国語を勉強したい、そして新たな発見をしたい、そんな方に大明美日語をオススメしたいと思います。