六福皇宮 大千電影院

TA CHIEN CINEMA

閉店・移転、情報の修正などの報告

知る人ぞ知るウェスティンホテルの地下2階に潜む、全席ソファータイプのペアシート映画館。

こんにちは、台北ナビです。5つ星ホテル「六福皇宮(ザ・ウェスティン・タイペイ)」は、すでに台北ナビで以前から紹介済みなのでご存知の方も多いと思います。本日紹介するのは、そのホテルの地下2階にある映画館なんです。「宿泊客でないとどうせ見られないんでしょ?ワタシには関係ないわ。」なんてそこのアナタ。そんなに拗ねなくても大丈夫です。宿泊客でなくてもチケットを買えば誰でもここで映画鑑賞できちゃうんです!実はこの映画館、ホテル建設時からあった超穴場なのですが、案外知らない人が多いということで、今回ナビが潜入し実際の様子をうかがってきましたよー。

ねらい目は平日の昼公演…?


まぁ、予想の範囲内ですが、平日の昼が比較的空いているという情報を得たので、ナビは平日午後1時半からの映画を見ることにしました。映画の前、ついでに早めのランチもいただこうと思い、正午12時にウェスティンへ向かいました。ホテルのエントランスを入るところまでは宿泊客と同じです。映画館のある地下2階へはエレベーターでつながっています。エレベーターを降りるとそこはもうホテルではなく映画館でした。しかも、見た感じプライベート映画館!…これ、ナビが早く着いてしまったというだけのことなんですが、着いたとき誰もいなくてこの映画館は大丈夫なのか心配してしまいました。そんなわけでナビが到着したときには、チケット売り場の女性以外人が見当たらず。とりあえずチケットを買って、中に入ってみることにしました。




地下2階に下りるとこのような感じ。人が最も少ない時間帯みたいです。
 

この空間で映画は結構オトク★

この映画館、実際プライベート映画館なのでは?と思ってしまう造り。やっている映画は1種類のみ。なので、その映画に興味がなかったら興味ある映画が上映されるのを気長に待ちましょう。上映される映画は週ごとにどんどん変わっていくので、台湾にいるときに興味ある映画が上映されていたらラッキー♪こんなところで映画を見る機会などなかなかないと思うので、一度体験してみてほしいです。受付の女性は日本語が少しできますが、肝心の映画は日本語訳がないので、英語圏の映画だと、英語を聞きながら中国語の字幕を追う形になります。でも、日本でまだ公開されていない映画を先に公開することも多いので、見たい映画だったら英語と中国語の勉強がてら、先に見てみるのも面白いですよ。

チケットは一般かホテル宿泊客かで大きく2種類。

一般客入場料:400元
ホテル宿泊客またはレストランを利用した当日入場料:360元

デパートの中にある映画館でも300元いくかいかないか、ちょっと前の映画を上映している映画館になると2本で100元なんていう破格のところもある台湾の映画館の中では、ダントツに高級な価格設定です!さすがウェスティンホテル!でも、よく考えてみてください。日本の映画館は大人1人で1800円とかですが、400元って日本円に直しちゃうと1500円弱なんですね。日本の普通の映画館より全然安く、高級感が味わえちゃうんです。これは安いと思っていいんじゃないでしょうか?

チケットの料金表はご覧のとおり

チケットの料金表はご覧のとおり

タイムスケジュールはこちらのとおり

タイムスケジュールはこちらのとおり

中はペア用ソファーのみ!家族、カップルに最適です♪

チケットを買って中に入ると、ごらんの通り!全席ペア用ソファーです!50坪の面積に15組分のソファー。決して大きくない映画館だけど、この造りには圧倒されました。どの席も同じ造りで、ちょっとしたVIP待遇を受けたかの様な気分になれることまちがいナシです!これは是非かっこいい男性と2人で一緒に来て、映画を見られたら素敵…!と妄想に駆られるナビ…ですが、本日は、女だけで仲良く鑑賞です(笑)
各ソファーの横にあるテーブルにはきちんと座席の番号が記載されています。

各ソファーの横にあるテーブルにはきちんと座席の番号が記載されています。

これは始まる前ですが、座るとこんな感じです。

これは始まる前ですが、座るとこんな感じです。

「ホテルの中」の映画館というだけあって、ソファーは毎日掃除され、設置されている枕やブランケットは毎日交換し洗濯されています。清潔なのもポイント高ですね。

メニューを一部ご紹介




指定された席で待つとオーダーした食事とドリンクが届きました。今回は皆様に紹介すべく、3人でたくさんオーダーしてみました。味は日本人向けでクセがなく、とても食べやすい味だと思いました。冷める前に食べるのをおススメします。暖かいほうが美味しいのはもちろんですが、映画が始まってしまうと暗くなって食べにくくなるので、そういう意味でも映画が始まる前、暖かいうちに食べ終わるのがベストだと思います。
総匯三明治(サンドウィッチ)280元

総匯三明治(サンドウィッチ)280元

中にいろいろ入っていてボリュームあります

中にいろいろ入っていてボリュームあります

香辣豆醤大熱狗堡(ホッドドッグ) 280元

香辣豆醤大熱狗堡(ホッドドッグ) 280元

凱撒沙拉(カイザーサラダ) 250元

凱撒沙拉(カイザーサラダ) 250元

新鮮西瓜汁

新鮮西瓜汁




上映時間が近くなると、お客様がどんどん入ってこられ、ナビが来た時間は閑古鳥が鳴いていた映画館もほぼ満席に!平日なのにみんな来るんですねー!(感心!)といいますか、冒頭に「案外知らない人が多い」って書いてしまいましたが、知っている人は知っているんですねー!客層は、カップルはもちろんのこと、親子っぽい2人、姉妹っぽい2人、女性同士2人、そして男性1人客もいらっしゃいました。平日でこれだけ人が集まるんだったら、土曜の夜はきっと賑やかに違いないですね。

今回の映画は…

ナビがこの日見た映画は「マンマ・ミーア!」でした。世界的にロングヒットとなっているミュージカル「マンマ・ミーア!」を映画化したもので、日本でもこのミュージカルは劇団四季により何度も上演されています。そしてこの映画の日本公開は台湾公開のずっと後!まだまだ先の公開予定の映画が台湾ではたくさん先に見られちゃいます。ギリシャの小島を舞台に小さなホテルを経営してる母子家庭に3人の男性が絡む物語。音楽が既存のヒットソングばかりで、大人から子供まで楽しめる内容です。まだ公開されていないので、これ以上の詳しい内容はあえて記載しませんが、カップルでなくても十分楽しめる映画でした。だから男性一人でも来られるんですね~。

団体で貸し切りも可能!

実際貸しきる団体が過去にあったのかは謎ですが、料金表を見ると月曜日に貸しきることができます。カップルの団体みんなで貸しきるのも面白いですが、超お金もちのカップルとかが2人だけで貸しきったりなんかしたら…ロマンティックですねー。そして羨ましい(笑)

感想



映画館の中はきちんと温度管理されていますが、実際座ったままなので途中で体が冷えました。ブランケットはありますが、2人で1枚なのでカップルや家族以外のペアだと、ちょっとやりづらいかも知れません。それ以外は快適で、ソファーには足を置く場所もあり、飛行機のビジネスクラスのシートに座ったかのような気分で映画鑑賞できました。ソファーが気持ちよくて途中寝てしまいそうになるくらいでした。台湾は狭い国ですが、本当いろいろなものがあり、映画館ひとつとっても実におもしろいなあーと改めて思うナビでした。
以上、台北ナビでした。





入口はホテルの正面以外に、横にもうひとつ小さい入口があります。どっちから入ってもOK


記事登録日:2008-10-24

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-10-24

スポット更新日:2014-11-17

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