Taiwan Beer 346倉庫餐廰(2005年版)

建国台湾ビール工場

造りたてビールをジョッキで楽しむ!工場から届いたばかりのビールは鮮度バツグン。

こんにちは、台北ナビです。暑い台湾、乾いた喉を潤すビールの味は最高ですよね。でも、台湾ではビールは瓶か缶が主流で、ジョッキでビールを飲めるお店は少なく、それどころかビールを置いていない店や、置いてあっても冷えてない(常温?)なんて店もあって、ビール好きのナビは常々寂しく感じていました。仕方なく家で缶ビール・・・。

こちらは、出来たての生ビールをジョッキで楽しむことができる、台湾では珍しいビア・ホールです。

敷地内奥に場所を変えて営業中!

台湾はお酒やタバコが公売局で管理されているため、今でもビールは「台湾ビール」ブランドが最も愛されているほか、値段も輸入ビールに比べて安いのが魅力。台北市内にも小規模の「建国ビール工場」があって、台北近郊に流通する分だけを製造しているのだそうです。その工場敷地の道路脇にビアホールができたのが2005年の夏のこと。値段も安く、オープンな雰囲気で人気を博していたのですが、2007年の秋に一度閉店。そして、2008年の1月に、装いも新たに、工場の敷地内の元倉庫の場所を使って、ライブ演奏もできる大きな場所に引っ越して営業が開始されました。店名もその倉庫の名前をとって「Taiwan Beer 346倉庫餐廰」。

暑い夜のしめくくりに乾杯!

夜は薄暗い敷地内を少し歩いた奥にあるので、ちょっと心細くなりますが、ビール工場を横切って入って行くのも趣きがあるかも。「346」と光るネオンを頼りに進みましょう。なかなか大きな建物で、入って行くと、天井が高く、お客さんの声が響きわたっています。お酒が入ってなくても声の大きい台湾の人たちですが、ここなら、いくら大きな声で話していても、音が上の方に抜けるので、うるささはそれほど気になりません。それより、このくらいざわめいているほうが、ビアホールらしいっていうものです。
金曜の夜はライヴもあるので特に混み合うそうです。

金曜の夜はライヴもあるので特に混み合うそうです。

この工場で生産されている「瓶入り生」がおすすめ。(ちなみに、ジョッキに注がれる生ビールはこの工場で生産されたビールではないそうです)。

この工場で生産されている「瓶入り生」がおすすめ。(ちなみに、ジョッキに注がれる生ビールはこの工場で生産されたビールではないそうです)。


オススメ!台湾 生ビール(ジョッキ) 500 CC 80元
台湾 生ビール(瓶) 600 CC 70元
台湾 金牌ビール(瓶) 600 CC 80元
台湾 ビール(瓶) 600 CC 60元
おつまみ、料理も充実しました。皮蛋豆腐(ピータン豆腐)、猪耳朶(豚の耳肉のオードブル)などの小皿系の台湾風つまみのほか、紅麹猪脚(トン足料理) 、香腸(台湾ソーセージ) 、酔蝦(エビを酒に漬けてボイルしたもの)、椒麻鴨血などが人気料理だそうです。

昼間は工場内を見学可能(要予約)

さらに、台湾ビールの製造工程を知りたい方は、敷地内のビール工場を見学できるそうです。ナビはその見学ルートを案内してもらいました。ご参考に。

こちらの工場は、日本統治時代の1919年に「日本高砂ビール株式会社」として設立され、その後何度か会社名を変え、今の「建国台湾ビール工場」になりました。

工場内には、当時の建物の写真や、「TAKASAGO」と書かれた輸出用のビール・ラベルなど、高砂ビール時代をしのばせる展示物がたくさん飾られています。

写真だけではなく、敷地内にはまだ当時の建物がいくつも現存しているので、直接見ることもできます。「紅樓」と呼ばれている赤いレンガ造りの建物は、当時流行していた建築様式で、なんと総督府と同じ様式で作られているそうです。苔のはえた赤レンガが長い歴史を感じさせます。隣に建つ、現在のイメージカラーである緑色の建物とのコントラストが面白く、「紅樓、緑樓」と呼ばれているそうです。
また、30年ほど前まで使用していたという、ドイツ製の大きな銅製の醸造釜も見学することができます。銅製釜で醸造するとビールの味が良くなると言われ、昔は世界中でよく使われていましたが、銅は酸化しやすく手入れが大変なため、残念ながら最近では使われなくなってしまいました。このような銅製釜が良い状態で残されているのは、世界でも珍しいということで、今でも大切に保存されています。

ビールってどうやって作るの?

台湾ビールは、麦芽(麦を発芽させたもの)80%、蓬莱米18%、ホップ2%とビール酵母から作られています。麦芽に熱を加え糖化させ、蓬莱米を加え濾過し、ホップを加え煮沸し、また濾過して・・・と気の遠くなるような数多くの工程をふんで、少しずつビールが出来上がっていきます。最後に酵母を加え、タンクの中の温度をマイナス1℃まで下げて、じっくり熟成(タンクの温度を下げるのは発酵させすぎないため)。出来上がりまでなんと約2ヶ月間もかかるのだそうです。

ちなみに、蓬莱米というのは、普通の台湾米ともち米のちょうど中間くらい、少しねっとりとして水分量の多い、日本米のようなお米だそうです。そんなお米を使っているから、台湾ビールは日本人(私?)の口に合うのですね~。

「生ビール」とは?

「とりあえず生ビール」、ナビも居酒屋で何度となく言ったお決まりのこのセリフですが、「生ビール」の定義って皆さんご存知ですか? ナビは、サーバーからジョッキに注いだビールが生ビールなのかな~と漠然と思っていたのですが、どうやら全く違うようです。工場案内をしてくれた簡麗月さんに説明していただきました。


ビールは酵母によって作られます。ビール酵母はそのままにしておくと、どんどん発酵を続け、味が変わってしまいます。そのため、瓶詰めした後に熱処理を行い、ビール酵母を殺してしまいます。これが普通のビールです。

生ビールはこの熱処理を行わず、ビール酵母を生かしたまま残すビールです。酵母の発酵が進む前に飲み切らなければならないため、どうしても賞味期限が短くなってしまいます。なんと、台湾ビール工場の生ビールの賞味期限はたったの10日間なのだそうです。

でも、天然水だって、牛乳だって、汲みたて絞りたてが一番おいしく、熱処理してしまったらせっかくのおいしい成分が失われてしまうように、ビールだってビール酵母が生きているからこそ格別なおいしさを味わえるのです。
※工場見学は10人以上で申込むことができ、説明は中国語のみです。(工場稼働日は月・水・金曜日)

記事更新日:2008-08-11

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基本情報

住所 台北市八徳路二段85号(ビール工場敷地内)
電話番号 (02)2509-8346
営業時間 17:30~24:00 /金・土20:00よりLive演奏あり
休業日 年中無休
クレジットカード Visa、Master、JCB
日本語 不可{日本語Menuはあり)
ホームページ http://www.ttl.com.tw (中国語)
その他の情報 ビール工場見学:8:00-16:30(10人以上の団体に限る)、事前予約は、工場:(02)2771-9131まで
行き方 MRT板南線「忠孝新生」駅から徒歩5分。4番出口を出て光華商場方面へ。八徳路に出たら右折し、建国路方面へ数分行くと左手に見えます。ナビプラザからタクシーで5分。

[地図で見る]

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-09-16

スポット更新日:2008-08-11

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