国立故宮博物院

ホテルからシャトルバス（無料）があったのでつい乗ってしまいました。９時２０分には到着。
そのころはちょうど、団体さん（多数）が１階、２階のロビーで整列確認をしているところでその姿は圧巻でした。

９時半には入場しましたが、２階からお宝の玉展示がある３階に上がる階段のひとつはそれらの方々で埋め尽くされてました。３階や２階の廊下の展示も人だかりで、こちらがゆっくりと鑑賞できる状況ではなかったです。ですので空いていて、かつ、好きな展示がある部屋に行き人ごみもなくゆっくりと鑑賞。

１０時半ごろに先ほど混み合っていた場所を見たところ行列はほぼ消滅。すでに玉の類は何度も見ていますが、ためしに玉の部屋も含めて有名なお宝をある部屋に入って見たところ、どの場所でも滞らずに見ることが可能でした。
昼ごはん時すこし前に４階の三希堂でお茶しましたが、ここも先客は数組の人たちだけで広い空間高い天井を十分に味わいました。

お昼ごはん時は、展示フロア（１階から３階）には更に人も少なく、本当にゆったりと好きなものだけをみて、清朝の３賢帝についての本がセールの値段で入手できました。

１時には故宮を後にしました。混んでないのでタクシーもすぐやってきました
台湾の小学生や中学生の見学としての団体も多く混じっていて、宝をしっかり見てほしいなあ、とおもいました。

以上、平日の実験でした。

展示物の感想をいえば、日本でいう常設展に近いものがあると感じます。春の国立近代美術館（竹橋）の展示だといえばわかってもらえるかもしれません。それでも今回は清はたまた明どまりでなくて宋や元時代の書画まで出ていたので、同館の意欲を感じさせてくれました。