多田栄吉故居(新北市)

多田栄吉故居

閉店・移転、情報の修正などの報告

淡水図書館近くの丘の上にある日本統治時代の住居「多田栄吉故居」

photo

「多田栄吉故居」は、日本統治時代に第四代の淡水街長を務めた多田栄吉氏が1934年に建設した日本式の住居で、2005年に古跡指定された建物です。修復工事の後2016年に一般公開されたほか、2020年1月には庭に手入れが入り、敷地内の景色も整備されました。
神戸の大地主の家に生まれた多田氏は1897年に来台し、淡水で多くの公益社会活動をした人物として有名です。
門から入ると左手に小さな池のある庭、そこからは対岸の観音山もキレイに見渡せます。奥には飲み物や台湾茶をベースにしたアイスクリームなどを販売している小さなカフェがあります。メインはベニヒノキがふんだんに使われた日本伝統建築の住居。玄関から入って右側に展示スペースが設置され、建物の特徴がQ&Aで紹介されています。座敷や台所などは、日本の古き良き雰囲気が漂います。晴れた日は、縁側に座ってくつろぐのも気持ち良いです。淡水図書館の方から歩道橋を渡り行くこともできますし、淡水名物の阿給の名店が立ち並ぶ坂を登ったその先から訪れることもできます。近隣には、「台湾基督長老教会淡水教会」「小白宮」「紅毛城」などの観光スポットも点在しているので、合わせて周るのも楽しいかもしれません。

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2020-02-14

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

関連記事

淡水(2019年版)

淡水(2019年版)

風光明媚で個性的なお店が集う、古くから栄えた台北郊外の港町。ショートトリップに最適です

淡海ライトレール(新北市)

淡海ライトレール(新北市)

淡水区のニュータウンを走る次世代交通機関がついに開通!

淡水の古跡で行われている台湾芸術大生たちの個展

淡水の古跡で行われている台湾芸術大生たちの個展

@「多田栄吉旧居」にて〜7/13まで

紅毛城(新北市)

紅毛城(新北市)

かつては城塞、その後はイギリス領事館に。台湾における最古建築の1つ

一滴水紀念館(新北市)

一滴水紀念館(新北市)

台湾と日本の友好の印は水上勉の生家!日本の木造建築が台湾に移築されました