復興老兵文化園区(台南市)

復興老兵文化園區

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ガイドブックに載らない「忘れられた」ペイント村

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台湾各地に点在するカラフルな絵が描かれた塀や壁が特徴的な集落の「彩繪村」は、インスタ映えスポットして人気を集めていますが、ここ台南の永康区にも小さなペイント村があります。あまり有名ではありませんが、台南らしいクネクネとした細路地に現れた小さな観光スポットです。
「復興老兵文化園區」が正式な名称で、国共内戦時に大陸から渡ってきた軍人やその家族が住居を構えた、言わば「眷村」です。それゆえ、路地内では軍事色の強い作品が多くみられるのも特徴です。「眷村」は政府が土地や住宅を提供することが多かったのですが、この復興里に暮らした軍人は階級が低かったことから、住宅は住民の手によって建てられたと言います。周囲を交通量の多い大通りや大きな病院などに囲まれた「復興老兵文化園區」は、「忘れられた眷村」との異名もあります。
このエリアのペイントは、住民の高齢化や建物の老朽化に危機を感じた復興里の里長が、ここを観光スポットとして盛り上げようと町おこしならぬ「里おこし」として、ボランティアの方々と協力して行った成果です。一つひとつのペイントには、独特な個性があり、なかでも1000元札のペイントが名物。路地を散策していると、たくさんの人懐っこい猫たちもお出迎えしてくれ、この村の温かさも感じることができます。台南駅から少し離れた場所にありますが、まだあまり知られていない穴場観光ポットです。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2019-01-09

チェックイン日
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部屋数 部屋1 大人 子供