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池上弁当で名を馳せる、池上をご紹介します!

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台東県の一番北に位置する駅で、花蓮側は富里駅、台東側は海端駅です。1921年から玉里~關山間の台東線が工事を開始し、1925年から池上~里壠(關山の原名)間も開通しました。開通当初は木造駅舎でしたが、1968年に鉄筋コンクリートに建て替えられ、2016年には、現在の姿としてお目見えしています。新しい駅は構内天井が高く明るく、改札口から通路までが緩やかなスロープで、スーツケースの旅やご年配の方、バリアフリーの方にはとても快適に作られています。ホームに上がると透明ガラスで仕切られた防風のスペースが2か所あり、中には椅子も配備されているので、風が強い東部では優しい配慮ですね。
開通当時に駅の場所が「大坡池」の北にあることから、「池上」駅と呼ばれるようになったそうです。池上は東に海岸山脈、西に中央山脈がそびえ、ちょうど真ん中に位置する平原で、池上米というブランド米を生産することで知られています。現在は3等駅で、普悠瑪(プユマ)號は1日5本、太魯閣(タロコ)號1日2本停まります(2017年11月現在)。悠遊卡も使用可。
池上は台湾人、客家人、アミ族が住む地方で、農業が主業です。観光地として一番有名なのは自転車街道の「伯朗大道」。季節によって色が変わっていく田んぼの景色は美しいの一言。周辺には電柱が一本もありません。また俳優の金城武さんがこの大道にある樹木の下でCMを撮ったことから、「金城武樹」という名の樹があり、ここも観光スポットとなっています。稲穂が見られない時期の1~2月は一面のアブラナ畑となります。日本時代に名付けられた「大坡池」の周辺を散歩するのも気持ちがいいものです。そして忘れてならないのは池上弁当。今や台湾各地で見かける池上弁当店ですが、駅周辺には全美行や池上飯包博物館など池上弁当の有名店があります。モチモチの池上米を使った料理も池上へ来たらぜひ味わってくださいね。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2017-11-20

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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