日月潭

リーユエタン 日月潭周辺・ぐるり一周の旅

【体験レポート】台湾中部の埔里酒廠で酒造り見学と試飲を思いっ切り楽しむ!

はずが…。「水のキレイ」な埔里、2大工場見学記

こんにちは、台北ナビレポーターの阿雅です!
今日は中部・埔里にある「埔里酒廠」にやってきました。そう、お酒の工場。酒好きには何とも楽しみな場所です♡「だって試飲し放題なんでしょ?」なーんてことを思いながら、飲めないドライバー(体質的に飲めないそうです。カワイソ…)とともに、台中から埔里をめざしました。約1時間半の旅~。

4つのW、埔里

埔里は「Weather気候」「Water水」「Wine酒」「Woman女性」に恵まれた土地としてしられています。気候はおだやか、お水がオイシイ!(よく「埔里」と書かれたミネラルウォーターを見かけます)そして、お水がおいしいところはお酒もおいしい…。ということで、台湾に数ある酒工場の中でもこちらの名前をよく耳にするのはそのためでしょう。
「お水」「お酒」の味は後ほど試すとして、問題の「お天気」。せっかくの小旅行だというのに、出発時の天候は今にも雨が降りそうな曇り空。しかも肌寒い。しかし、埔里が近付くにつれて晴れ間がのぞき、現地到着時にはちょっと暑いくらいのいいお天気になっていました。きっと、そんな環境で生活する埔里の女性の心はお日さまのように晴れ渡っていて、おいしいお水で内からも健康、美人も多い…ということでしょうか?

酒文化館へ:最大の楽しみ酒造り見学と試飲のはずが…?

埔里に到着すると、多くの車も工場内へと入っていきます。駐車場には大型観光バスが何台も停車中で、駐車スペースを確保するのもやっと。どうやらここは埔里きっての観光スポットのようです。なんとかスペースを見つけ車を降り立つと、北京語演歌?のミュージックが耳に…。日本の演歌とは違い、台湾らしくなんとも明るく開放的!おまけにお気楽ムード漂ってお酒を飲んでもいないのに、ホロ酔い気分♪にさせられてしまったかのよう。 この音楽がなんとも「台湾」っぽくてホッします。



敷地にはこんな物産店もあり、
こちらもなかなかの人気でした
さっそく目的の試飲へ…。ではなく、見学へ…。 大きな建物の2階が「酒文化館」見学コースです。 「きっとお酒の瓶がクルクルとまわっていて、入るやいなやお酒~の匂いがプンプンなんだろうな!楽しみ♡ 」



と、エスカレーターを上っていくと…いきなり地震の被害写真がズラリ。
「・・・・・」
そう、ここはかつて台湾中部を襲った中部921地震の被災地。この工場も多くのダメージを受けました。その時の様子が写真に収められて、ここに展示してあります。割れて床に転がる酒壺…。さっきのエセほろ酔い気分も抜けてのっけから重たい気分に。
気を取り直して先に進んでいくと、歴代の紹興酒が展示してあります。そう、埔里工場では紹興酒が1番の産品のようです。日本で中華料理というとそのお供には「紹興酒」ということが多かったのですが、ここ台湾では酒コーナーに並んでいるお酒は紹興酒より高梁酒の方が多くて、 「台湾では飲まないのかな?」 と思っていましたが、製造されているんですね。そんなことを思いながら次へ…。
紹興酒の壺がたくさん積み重なったトンネルがでてきました。このようにして貯蔵されるのでしょう。それにしてもキレイに、高く高く積み重なっています。 「よーく倒れてこないものだ」 と感心しましたが、そうそう、地震の時には崩れてしまったんでしたよね…。と、また重い気分に。
さらに先に進むと、「原住民の酒文化」や「酒の分類」などお酒に関する解説が。丁寧に日本語で書かれているものもあり、よーく読んでみるとなかなかおもしろいものも。「酒を味わうプロセス」の解説には「その一」~「その十」までどのようにして酒をたしなむべきかが書かれていて、「その十」には「ついついおかわりしたくなるのは、酔う兆しなので、すぐ酒をやめるべき」ですと。



さて、そろそろ見学コースも終わりに近づきふと、 「お酒、造ってない!」 ということに気づいた。 「あれ?試飲もないし…」  おみやげコーナーらしき場所でみたのは「50元のグラスを買ったらどれでも好きなの試せます」だった…。

見学をすっとばす人々





なんとも腑に落ちない思いで、見学コースを後にし、1階のおみやげコーナーへ。するとこちらは先ほどとは違って、すごい人!「みなさん、見学コースはすっとばしておみやげだけ買いに来てんじゃないの~?」という疑問が頭をかすめました…。本当にそうかもしれません…。
販売しているのはお酒だけではなく、お酒に関連する商品(お菓子やアイス、化粧水…)なども売られていました。特に人気があるのは紹興酒の味の棒アイス。商品を物色する子供~大人まで、みなさんの手にはアイス…。ナビもつられて1本買ってみました。 「どうせお酒の味なんてしないだろう…」 と、タカをくくっていましたが、ほんのり薫る紹興酒の味が意外にGOOD☆でした。
アイスを食べつつ、みなさんに混じりナビも他ブースを物色。そして、見ているうちに、どこもすごい人だかりの理由に納得。それは…試食だったのです。多くのブースで試食ができるようになっていて、みなさん、買う買わないに関わらず、とりあえず食べてみる、といった様子。反対に試食がないブースは閑古鳥がないていました。台湾の人って正直!




また一段と人が多い一角を発見。近づいてみると、お酒販売のブースでした。そして、よーく見てみると、ありましたよ、目的のオ・サ・ケ。しかし、みなさん、すんごいパワー。しかも運悪く、オジサンがナビの前を陣取ってなかなか前へ行けず…。それに、試飲したらなんとな~くそれを買わなくてはいけない気分になってしまいそうなのもあり、どうも躊躇してしまうナビ。
「弱いなぁ…」 などと思いつつ、やっぱりためらいがちに。 結局、前のオジサンは試飲し続け、ナビは躊躇しっぱなし。それにシビレを切らした同行ドライバーがしびれを切らし、オススメだという陳年紹興酒と清酒を買い求め、ナビに手渡してくれました。 「オススメ、って…あなた下戸じゃぁ…?」 と思いましたが、素直に受取り、試飲をあきらめ、家でじっくり味わうことに決めたのでした。
さて、もう一つの疑問、 「ここでお酒を作っているのか?」 という答えは見つからないまま。同行ドライバーに尋ねてみたものの 、「さぁ。造っているんじゃない?」 となんともつれない返事。まぁ、酒好きじゃないからそんなのどうでもイイと思っているのかとナビもあきらめ、工場を後に。

近郊のスポットでさらに水を感じて


酒工場を後にして、ついでに向かったのが紙工場。水なキレイな埔里ではこちらも人気の観光スポットの一つのようです。他の観光客のみなさんも、ナビ同様のコースをたどっているようで、こちらにも多くの観光バスが停車していました。さて、次なる期待は 「紙すきができるのかな?」 ということ。しかし、到着するも、今回こそ、紙すきそのものの見学はできるものの、実際に体験できるのは、すきあがった紙を使っての工芸。観光客のみなさんは、紙に好きなスタンプを押し、それを団扇に仕上げているようでした。
「団扇はいらないな…」 と思ったナビは紙すき見学&おみやげショップ物色だけですませ、すぐに紙工場を後にしたのでありました…。 期待しすぎたせい?か、いろいろ裏切られる結果となった酒工場&紙工場見学でしたが、それはそれ。そんなのもまた楽しい思い出になったのでありました。以上、台北ナビレポーター・阿雅がお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 : 2009-04-30

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