日月潭

リーユエタン 日月潭周辺・ぐるり一周の旅

路線バスを利用して日月潭に一泊。いかだ舟で宿へのアプローチ、ホテルラルーをちょっと見学。

こんにちは、台北ナビです。息抜きに一泊旅行でも、と考えて思い立った日月潭の旅。まず真っ先に決めなくてはいけなかったのは宿。チョー有名ホテル「ザ・ラルー」は手が出ないし、どうしようかと現地の民宿案内をめくっていると、「富豪群」というペンション風の宿を発見。電話をしてみると、どうやら別館だけ部屋がとれるとのこと。やれやれ、これでまず宿は確保。それでは、いってきまーす。

午後1時すぎに到着

どうやって台北からアプローチするかは、国光客運が直行便を出しているのが分かっていたので、ナビ太太(台湾人です)とともに、台北駅前の西ターミナルへ。日月潭まで行くバスは8時、9時、10時、11時の4本ほどでしたが、実際は30分おきにここを出る埔里行きのバスに乗れば、埔里のバスターミナルで頻繁に発車している日月潭行きに接続でき、4時間ほどかかるものの、とても便利。第二高速道路が完成してからはさらに時間短縮されたようです。

9時に台北を出発した日月潭行きのバスは台中の高速脇ターミナルでひと休みした後、一路埔里へ。高速を降りると、周囲にだんだんと山並みが多くなり、内陸部に入ってゆく様子が分かります。埔里に到着まで3時間ちょっと。ここで客を降ろし、さらにバスで20分ほど走ると、湖畔が見えてきました。いよいよ日月潭に到着です。

水社かた徳化まで、しばし水上の人に




商店街らしき通りを抜けたところで、「終点だよ」と降ろされた広場は、水社部落。坂を降りてゆくと見晴台があり、その先にはボートピアが整備されていて、ちょっとした散歩にはちょうどいい場所。この周辺には見晴らしのよさそうなホテルが密集していました。観光インフォメーションセンターなどもありました。
大地震のときの被害の様子

大地震のときの被害の様子

湖畔のホテルはとても落ち着けます。

湖畔のホテルはとても落ち着けます。

新しいホテルも誕生していました。

新しいホテルも誕生していました。

これが水社のボートピア。立派になりました。

この船で向岸の「徳化社」へ。ひとり150元。

ナビが宿泊するホテルは向う岸の「徳化社」のほうだったので、そこまで乗せてくれる船を捜して乗船。ここでは2時間ほどで日月潭の主要スポットを巡る遊覧船も出ているそうですが、この時は向こう岸に乗船する客も少なく、ナビ夫婦以外は乗る人もなく貸切り船。ちょっとオンボロモーター船でしたが、15分くらいで徳化社に到着できました。

水面につきだしたこの建物もホテルのようです。

住所を見ても民宿の場所は分かりにくかったのですが、小さな集落だったのでまもなく見つかった「富豪群」は外見とっても素敵な建物。洋風ログハウスの趣で、館内にはご主人のコレクションと思われる美術品などがたくさん飾られていました。
本館の客室の窓からは湖が見えるナイスなロケーションだったので、はやく予約しておけば…と後悔しきりでしたが、案内してもらった別館も景観はそれほどでもないですが、お庭つきで貸別荘気分。庭先でインスタントコーヒーをたてて飲んだり、近くを散歩したりで、午後はのんびり過ごせました。 

さて、この「徳化社」は先住民族「サオ族」の多い村で、頭目が経営する原住民舞踊レストランやら、小米酒といわれる、アワで作ったにごり酒を売る店が多かったり、ちょっとした散歩には悪くない場所でした。養蜂をしているお土産やさんや、「毛王爺之家」と書いてあるお店に入ってみると、昔のこの近辺の写真がたくさん貼り出してあって、見るだけでも楽しかったです。そして裏手のサオ族集落の壁には原住民ならではの絵が描かれていたり、変わった集落でした。たぶん、1999年の台湾大地震のころからこの長屋に住み続けているのかな、などと考えて歩きました。

酋長のお店、だそうです。なんと、酋長と岸元首相のツーショットや、 「浅丘ルリ子」来訪の紀念写真が飾ってあってビックリ!

徳化社のボートピアというのは、観光用に整備が済んだばかりで、板張りの広場が続いています。夕暮れ時はここを散歩して、ホテルで夕食。初日の夜が更けてゆきました。

小一時間、サイクリングで体を動かしました

翌朝、快晴。「富豪群」の庭で朝食。庭の草花がさらに気分を盛り上げてくれます。ホテルには自転車を無料レンタルしていたので、小一時間サイクリングすることに。片道10分ほどの場所にあったオートキャンプ場と青年活動中心まで。青年活動中心は森の中の広い敷地を持っている、ロッジなどもある宿泊施設で、二人宿泊で2000元ほどの予算で宿泊できるのでけっこうリーズナブル。ただ、ちょっと交通の便が悪いかな、という印象です。

日月潭の見所としてはほかにも、蒋介石の母親を祀った慈恩塔、三蔵法師の遺骨が安置された玄奨寺、大きな獅子の像が印象的な文武廟など、景観のいい名刹もありますが、自転車では時間がかかるのでパス。ホテルで荷物をピックアップして水社に戻って、「ラルー」を見学していこう、ということにしてタクシーを拾おうとすると、なかなかやってきません。道路わきの、粟酒を製造している土産屋さんに相談すると、「これから宅急便の人が巡回しにくるから、ピックアップしてもらうといい」と助けに船。ほどなく、宅急便のお兄さんの小型トラックが現れ、「ちょうどこれから、ラルーにも寄るところ」と、直行できることに。うれし恥ずかし。車は湖わきを走り、右手に大きな獅子の像のある文武廟を横切って15分ほどでラルーに到着。この場所は台湾では一般的に「涵碧樓」と呼ばれ、今では日月潭観光客の誰もが知っている超高級ホテル。

湖畔のスタイリッシュホテル

ホテル利用者でないと入場できない、ということなので「食事します」といって進入。エントランスは鳥籠や落ち着いた色合いの調度品をアクセントに、シンプルかつモダンな設計。元は蒋介石の別荘だった場所で、建物を全面改装、新しく客室棟を建てました。アマンリゾーツの「アマヌサ」や「ダダイ」などを手がけた建築家、ケリー・ヒルによるデザインだけに、独特の、計算された空間となっていて、どのポイントでもハッとする仕掛けがひそんでいました。その上、美しい日月潭が目前。胸の中に幸福感があふれだしてきます。

日月潭の名前の由来は、この地を訪れた清朝の将軍が湖面に浮かぶ光華島(サオ族の言葉ではこの島を「ラルー」と呼びます)を指し、「北側は日輪の如し、南側は月輪の如し」と語ったことからなのだそうです。霧が立ちこめる朝夕はとっても幻想的なのだとか。歩くだけでも価値のあるロケーションでした。
無料で参観できる記念館がホテルの
隣にあります。

無料で参観できる記念館がホテルの 隣にあります。

昔はこんな和風の
建物だったんですねえ。

昔はこんな和風の 建物だったんですねえ。

日本時代の絵地図もありました。

日本時代の絵地図もありました。

蒋介石親子もよく訪れたうんぬん、とあります。

蒋介石親子もよく訪れたうんぬん、とあります。

さて、港に戻り、埔里へ行くバスを待って、埔里の町で台北に戻って、短い日月潭が過ぎましたが、もう半日あったら先住民族の生活ぶりを展示している「九族文化村」などへ足を伸ばすのもよいかもしれません。
レンタルサイクルは電動式。
便利です。

レンタルサイクルは電動式。 便利です。

湖を周遊する遊覧船は出発時を確認して乗船ください。

湖を周遊する遊覧船は出発時を確認して乗船ください。

このレトロなバスで埔里へ戻りました。

このレトロなバスで埔里へ戻りました。

アミューズメント施設もあるので、子供づれにちょうどいいかも。また、毎年夏から秋にかけて、花火大会や遠泳大会なども開かれるようなので、次回はイベント日程をチェックして訪れてみようかと、日月潭リピーターをもくろむナビでした。

記事更新日:2009-04-13

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基本情報

その他の情報 バス便数や料金などは2006年4月のものです。
行き方 台北駅前の西ターミナルから。日月潭まで行くバスは、1日4本ほどですが、30分おきにここを出る埔里行きのバスに乗れば、埔里のバスターミナルで頻繁に発車している日月潭行きに接続でき、4時間ほどかかるものの便利。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-04-13

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