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台北近郊の古道ハイキングでリフレッシュ。台北東部に位置する草嶺古道を歩き、台湾の歴史と自然を感じてみませんか?

台北東部・新北市と宜蘭県をつなぐ道

台北東部・新北市と宜蘭県をつなぐ道


こんにちは、台北ナビです。

台北では開運のお寺や博物館巡り、温泉地や淡水方面に足を延ばすのも楽しいですね。その後夜市でグルメ、それからマッサージですっきり、なんて、何回行っても楽しいコースはたくさん。でもたまには趣向を変えた場所に行ってみませんか。

今回ナビは台北市内から日帰りで行ける古道ハイキングに行ってきました。

草嶺古道は清時代に開かれました

草嶺古道は1800年代清国が統治のために開いた官道です。かつて、台北周辺は「淡水庁」といわれ、宜蘭地域は「噶瑪蘭庁」といわれていたそうです。台北地域と宜蘭地域を往復する「淡蘭古道」と呼ばれる道が複数作られ、その一つが草嶺古道です。

台北からは、台鉄に乗って「貢寮」駅または「福隆」駅から歩きます。草嶺古道の峠を越えて、太平洋側の台鉄「大里」駅や「大渓」駅に至り、台鉄に乗って帰ることができます。「福隆」駅から「大里」駅までは約9kmのコースです。少し汗をかいた後に太平洋の絶景を見る気分はとっても爽快でした!
草嶺古道由来の説明板

草嶺古道由来の説明板

峠付近から太平洋を見下ろしました

峠付近から太平洋を見下ろしました

台北市内からレッツゴー♪

今日はほぼこのルートに従い歩きます

今日はほぼこのルートに従い歩きます


それではナビも台北市内から出発してみましょう!

今回ナビは知り合いの車に乗り「遠望坑親水公園」に到着しましたが、台鉄で行かれる場合は「貢寮」駅か「福隆」駅で下車し、「遠望坑親水公園」へ向かってください(ゆっくり歩いて1時間ほど)。「遠望坑親水公園」へ行く道路の途中、一般道路から公園側に折れる支線のポイントに「草嶺古道」の標識があったの、迷わず行けると思います。

また「福隆」駅近くに「福隆遊客中心(福隆旅客サービスセンター)」がありますので、各種パンフレットや地図の入手や、道の確認をしてはいかがでしょうか。
「遠望坑親水公園」から道は少し狭くなり、ゆっくり登り坂になってきます。公園周辺にはトイレ、道標などが整備されています。
公園付近の案内標識

公園付近の案内標識

周囲には奄美大島などでも見られるシダ類の大木「ヒカゲヘゴ」がありました。

周囲には奄美大島などでも見られるシダ類の大木「ヒカゲヘゴ」がありました。

古道はほとんど川に沿って付いています。きれいな水が流れています!

古道はほとんど川に沿って付いています。きれいな水が流れています!

「榕樹」と石畳の階段、案内板がある場所から登り始めます

15分くらい歩くと、石畳の階段がついた登山道入口に着きました。ここには草嶺古道の由来やコースの説明の案内板があります。奥に見えるのは南国を象徴する「榕樹(ガジュマル)」です。ここから古道はほとんど石畳の道になります。
榕樹、石畳の階段、案内板が目印

榕樹、石畳の階段、案内板が目印

石畳の登り口には榕樹の説明板もあります

石畳の登り口には榕樹の説明板もあります

緑に囲まれた気持ちの良い道です

ゆっくり息を整えながら登っていきます

ゆっくり息を整えながら登っていきます


ゆっくり登っていきます。少し急な勾配のある部分もありますが、ほとんどはさほどきつくない傾斜です。

途中、牛が放牧されている広場があります。ここは湿地のため、野鳥がやってくるそうです。

辺りにはまだ人家も見えます。道には300~500mくらいの間隔で案内地図が設置されているので迷うことはありません。
小さく人家が見えます

小さく人家が見えます

石製のしっかりした地図が適度な間隔で設置され、現在位置がわかります

石製のしっかりした地図が適度な間隔で設置され、現在位置がわかります

大きな石碑「雄鎮蠻煙」

清国同治6年(1867年)、総兵(現在の軍隊における総司令官のような役職)・劉明灯が、噶瑪蘭(現在の宜蘭)を視察に行く際、濃霧に道を阻まれました。これは山の魔物の仕業と考え、鎮圧のために自然石に「雄鎮蠻煙」と刻みました。迫力ある筆致は軍人ならではものでしょう。この石碑は国家三級古跡に指定されています。
人と比べるとその大きさがわかります

人と比べるとその大きさがわかります

石碑説明板

石碑説明板

ピクニックエリアに着きました!

ベンチは高床式建物の中にあります

ベンチは高床式建物の中にあります


さらにしばらく歩くと休憩所があるピクニックエリアに着きました。ゴミ一つ落ちていない気持ちのよい場所です。

写真の右手には、(見えませんが)トイレ棟があります。水洗でとても清潔でした。写真は撮らなかったのですが、トイレの洗面台は本物の大理石製。さすが大理石の産地・台湾だとこんな場所で感心したりして。

間もなく峠です

奥に展望台(観景亭)が見えます

奥に展望台(観景亭)が見えます


さらに歩いていくとだんだん周囲に大きな木が少なくなり、ススキの原になってきました。峠の向こうは太平洋。

強い風の影響で大きな木は育つことができません。低木ばかりなので急に視界が明るくなってきました。

虎字碑

峠のすぐ手前に「虎字碑」という石碑がありました。これも「雄鎮蠻煙」を揮毫した劉明灯の手によるもので「同治6年(1867年)」と記されています。言い伝えによれば、行く手を暴風に阻まれた劉明灯は「易経」の中にある「雲は龍に従い、風は虎に従う、聖人作りて万物観る」という言葉に習い、草書で「虎」と揮毫し風を鎮めようとしたそうです。

風が強く、歩行が困難な辛い道を開拓した精神が伝わってくるようです。こちらも国家三級古跡指定です。
古の漢字が書かれています

古の漢字が書かれています

虎字碑説明板

虎字碑説明板

埡口(峠)に着きました!

突然海が現れます

突然海が現れます


大きな榕樹のあった登り口から1時間半ほどで峠に着きました。

峠の向こうは太平洋。お天気があまり良くなかったのですが、海や海岸線が見え何とも開放的な気分です。亀山島がうっすら見えましたが、曇りなのでほとんど霞んでいて残念。

観景亭でしばし周囲の景色を楽しみます。
奥につながる道は桃源谷方面

奥につながる道は桃源谷方面

ここから道を西に取ると尾根に沿って桃源谷へ、南に降りると台鉄「大里」駅に行けます。 ここから道を西に取ると尾根に沿って桃源谷へ、南に降りると台鉄「大里」駅に行けます。

ここから道を西に取ると尾根に沿って桃源谷へ、南に降りると台鉄「大里」駅に行けます。


海に向かって広い自動車道がついています。 海に向かって広い自動車道がついています。

海に向かって広い自動車道がついています。

下り道

下りは比較的急な石段が多い

下りは比較的急な石段が多い


今回は海に面した「大里」駅方面をめざします。南側の道は古道とはいえ、自動車も通れる道もついており、自動車道を縫うように直線で石段の古道が通じています。

途中に昔の宿屋跡がありました。少し平坦な土地を利用して建てられていたようです。人が休む場所に加え、豚や鶏を飼っていたとのことです。
今は何も無い平地

今は何も無い平地

案内板

案内板

かなり下ってきました。道の両側には野生の花が見られ、鳥の声も聞こえます。
小さな紫色の花

小さな紫色の花

アジサイのような形の花です

アジサイのような形の花です

古道の大里側「大里天公廟」に着きました!

石段の道も終わり、海も近くなってきました。榕樹の先に建物が見えます。大きなオレンジの屋根が垣間見えます。
奥にオレンジ色の屋根が見えます

奥にオレンジ色の屋根が見えます

海もすぐそばに見えます

海もすぐそばに見えます

大里遊旅客服務中心(サービスセンター)は天公廟の先です

大里遊旅客服務中心(サービスセンター)は天公廟の先です

「大里天公廟」(またの名を草嶺慶雲宮)は、玉皇大帝(天公)を祀る寺院で地元の人々の信仰を集めています。広い海を眺める敷地に多くの建物が建っています。本殿は中国式のきらびやかな建物で圧倒されます。
美しい立派な建物です

美しい立派な建物です

「大里天公廟」の敷地の先に「大里遊客中心(大里旅客サービスセンター)」がありました。日本語のパンフレットもあります。この地域は宜蘭エリアなので宜蘭周辺の情報が入手できます。トイレ、ベンチがあり、週末にはレストランも営業されているそうです。

ここまで歩いてきて心地よい疲れを感じつつ、静かな空間を楽しみました。台鉄「大里」駅はまもなくです。
大里遊客中心から大里天公廟を見る

大里遊客中心から大里天公廟を見る

台北からの日帰り小旅行にオススメ

経路図

経路図

台鉄「福隆」駅から約9㎞、3~4時間で完歩できる草嶺古道。普段多く歩くことがあまりない、という方でもゆっくり歩けば無理せず歩ける道です。

ほぼ1本道なので、途中に標識がしっかりついているので迷うこともありません。植物や昆虫、鳥などの解説標識板も所々にあり知識を助けてくれます。

ナビが行った日は残念ながら曇っていましたが、晴れているときは峠からの景色は絶景でしょう。

日本が台湾統治を始めたのが1895年。その少し前の清代に開かれたこの道。どんなドラマがあったことでしょう。自然と歴史を感じて歩いてみてください。一味違った台湾を知ることになるでしょう。

以上、台北郊外で心と身体をリフレッシュしたナビでした。

取材日:2016年3月21日
大里の海のそば、しばし何も考えずに休む

大里の海のそば、しばし何も考えずに休む

記事登録日:2016-04-22

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-04-22

スポット更新日:2016-04-02

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