台北二二八紀念館

今日、3年ぶりに、陳 得欣先生に会えました。久しぶりに日本国先人の方々の立派なお話をお聞きかせ頂き、今以って身を引き締めなければならないと痛感しました。
良いナショナリズムも必要ながら、「嘘をつかない。人を思いやる。勤勉である。」と云う基本的なことを出来ているかを見つめ直す良い機会になりました。 

こちらで紹介されている二二八事件の生き証人である簫錦文さんにガイドしていただきました。
この紀念館が建つ公園は台北の中心地で総統府の目の前、日本で言えば日比谷公園のようなところでしょうか。
ちょっと歩けば蒋介石を英雄と称える國立中正紀念堂があります。
なかなか考えさせられる位置関係ですね。
日本語でのイヤホンガイドもありますが、ガイドさんから直に話しを聞いた方がより深く理解できます。
とても詳しく解説してくださるので2時間は時間をとったほうがいいと思います。
日本人に日本統治時代の日本と台湾のことをもっと知ってほしいと熱く語っていらっしゃいました。
火曜日の10時～13時半が簫さんの担当の日ですが、それ以外でも事前に電話をいただければ、予定がなければ喜んでガイドをしますと仰っていました。
簫さんが書かれた「昔の祖國日本に寄せる思い」をご本人の了承を得ましたのでUPします。
簫さんの熱い想いが詰まっています。



 

228事件の内容については他のHPに譲るとして、見学の感想を。展示物・写真の説明は中国語ですので、受付で日本語音声ガイドを借りました。(パスポートか免許証…日本のものでOK…があれば無料、なくても保証金1000元預ければOK…もちろん使用後全額返金されます。)音声ガイドを全部聞いていると1時間ぐらいかかるかもしれません。時間のない人は音声ガイド前の売店で「台北228記念館の常設展示特集(日文)」100元を買うとよいでしょう。帰国後見ていたら音声ガイドのナレーションはこの本の日本文でした。
日本の統治終了後にこのような事件があったことは日本人としても知っておくべきと考えさせられます。 

『臺北二二八紀念館』の建物修復工事が完了し
参観できるようになりました。

10:00～17:00　月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日休館)

http://ja.wikipedia.org/wiki/二・二八事件
 

10月23日（火）に行ってきました。
この日に行ってよかったです。

火曜日にボランティアで日本語ガイドをされている方に
館内を案内していただきました。
近代史に興味のある人ならメモを持っていってください！
日本でいうところの戦前〜戦後を体験された方の
生の声が聞けるのですばらしい時間が過ごせます。
しかも、昔の日本語世代の方なので
日本では使うことのないであろう言葉や表現なども
聞くことができますよ。

観光で注目されている台湾ですが、
こういう歴史的観点で台湾を知るのもいいかと思います。
ぜひぜひ見てください。

インフォメーションカウンターで日本語音声ガイドも
貸し出してくれます。

ガイドさんのお話＆あとでもう一度ゆっくり見て回る
・・・ということをやっていると
かなりの数時間は経ってしまうので、
余裕を持って見学したほうがいいと思います。
（火曜日のガイドさんは朝の10時からいらっしゃいます） 

ここに行ったら、総統府と国軍記念博物館の両方を見学すると、日台近代史の知識が正確になります。国軍記念館まで見ておけば、台湾、中国、日本の近代史が多角的に理解できます。
順番からいえば、総統府、２２８、国軍の順序が良いかと（オープン時間と歩きやすさです）。

ちなみに、２２８事件発端となった場所（煙草売りの婆さんが検挙されて最初の犠牲者がでた）は、城市商旅（シティスイート）が立っている場所です。レリーフがあります。 

既に体験されている人もいます。
下記を厳守にてお願いします。
「わいわいひろば憲章」
http://www.taipeinavi.com/communi/kensyo.html
書き込むときのタイトルに、他人が読む前にわかりやすいものをつけます。
「わいわいひろばにはじめていらっしゃった皆様へ」
http://www.taipeinavi.com/communi/hajimete.html
※「クチコミ」では［お店の名前］を消さないで下さい。 

>>既に体験されている人もいます。
>>下記を厳守にてお願いします。
>>「わいわいひろば憲章」
>>http://www.taipeinavi.com/communi/kensyo.html
>>書き込むときのタイトルに、他人が読む前にわかりやすいものをつけます。
>>「わいわいひろばにはじめていらっしゃった皆様へ」
>>http://www.taipeinavi.com/communi/hajimete.html
>>※「クチコミ」では［お店の名前］を消さないで下さい。
>
>>[ あえて様 Wrote ]-------------------------------------
>
>何がどこに抵触するんですか？何の問題も無いと思いますけど。

>[ takayuki様 Wrote ]-------------------------------------

※「クチコミ」では［お店の名前］を消さないで下さい。

というルールがあるので件名の頭の「台北228紀念館」を
消さないでって書いていらっしゃるんですね 

前回の訪台では、日曜日に行きましたが別のボランティアの方がおられ説明を受けました。併設のレストランでは、２２８事件の日本語本を買うこともできました。読み込めば読み込むほど凄いインパクトを与えた事件であったことは確かだということは分かります。

もし、お時間と近代史にご興味があるのなら、ここと総統府と国軍博物館の３箇所には行かれることをお薦めします。観光の域を超えてしまうのかもしれませんが、舞台裏に興味がある方にはおすすめです。有名人の書いた本を読むより、生の声を聞いて観察する方が勉強になりました。

それと、更に時間があれば、中正祈念堂の中でやっている展示も併せて。初代総統はとあるアメ車がお好きだったんだなあ、ということも良く分かります。

総統府の一階の展示も何気なくたくさんのものが飾ってありますが、どれもこれも歴史好きにはたまらない写真や展示物の数々です。総統府に見学に行くたびにいつも思うのですが、総統府正面側に軍隊の車が置いてあるし、憲兵は銃を持っている、という緊張。

国軍博物館では、この国の軍からみた日本、というのが理解されます。戦争に使用した銃も置いてあり実際に持ってみることができます。６箇所の展示をすべてみてそれぞれの展示室毎で指定の容姿にスタンプを全て押すと、最後に受付で記念品をくれます。

所詮、旅行者の悲しさで、立体的に歴史を理解することが難しくはありますが、私はガイドをなさっている方の見解、総統府の見解、国軍の展示を通じた見解に触れることができ、台湾の哀愁を少しは理解できた気がします。

ちなみに２２８記念館の併設レストランは、ホッキョクグマでも凍えてしまうような寒さです。防寒対策をお忘れ無く。

それから、総統府の土産物売り場は、売り場のコーナーが２つに分かれています。その売り方ですが一つは東京風でもう一つは大阪風です。これには笑えました。東京で一つ、大阪で一つ買いました。

灌漑施設を作った台湾の救世主と言われている八田氏の墓に花を手向ける候補者（来年の総統選挙の候補者）の写真が新聞に出ていました。まあ、そういうインパクトを与えられるような人物が昔は日本人にいたわけですが、今の日本人でこれから台湾人が心から尊敬してくれそうな人はいるんでしょうかね。

ナビさん、議論をするつもりもないので、消さないでね。お願いします。 

火曜日の午前中に見学に伺いました。
こちらのページで２２８事件の生き証人として紹介されている
方が丁度いらっしゃって、声をかけていただき、
日本語で案内をして頂きました。
２２８事件が起こった背景として日本統治時代の話から始まった
のですが、その時代に日本語教育を受けて日本兵として戦地にも
行かれたとのことで、その方から直接、当時のことなどを
聞かせていただいたのはとても貴重な体験でした。
内容は詳しくは書きませんが、日本批判ではありません。
こんな風に日本のことを思って下さっているのだと知って、
正直、びっくりしましたが、こうやってボランティアとして
そのことを語り継いで下さっていること、感謝の思いで一杯です。

私は今までこのことに関して無知であったことを恥ずかしく思い、
自分でも色々調べてみようと思っています。
こういう機会を与えていただいたことにとても感謝していますし、
本当に台湾に行って、このガイドさんに出会えて
良かったと思っています。
この方は総統府でもガイドをされていますので、
後日、そちらでもガイドをして頂きました。
ご高齢ですが、とてもお元気で、ずっと立ちっぱなしでお話して頂いて感謝しています。
一人でも多くの方にこの方のお話を聞いて頂きたいと思います。
大変な経験をされている方ですが、とてもやさしいおじいさんです。 

>火曜日の午前中に見学に伺いました。
>こちらのページで２２８事件の生き証人として紹介されている
>方が丁度いらっしゃって、声をかけていただき、
>日本語で案内をして頂きました。
>２２８事件が起こった背景として日本統治時代の話から始まった
>のですが、その時代に日本語教育を受けて日本兵として戦地にも
>行かれたとのことで、その方から直接、当時のことなどを
>聞かせていただいたのはとても貴重な体験でした。
>内容は詳しくは書きませんが、日本批判ではありません。
>こんな風に日本のことを思って下さっているのだと知って、
>正直、びっくりしましたが、こうやってボランティアとして
>そのことを語り継いで下さっていること、感謝の思いで一杯です。
>
>私は今までこのことに関して無知であったことを恥ずかしく思い、
>自分でも色々調べてみようと思っています。
>こういう機会を与えていただいたことにとても感謝していますし、
>本当に台湾に行って、このガイドさんに出会えて
>良かったと思っています。
>この方は総統府でもガイドをされていますので、
>後日、そちらでもガイドをして頂きました。
>ご高齢ですが、とてもお元気で、ずっと立ちっぱなしでお話して頂いて感謝しています。
>一人でも多くの方にこの方のお話を聞いて頂きたいと思います。
>大変な経験をされている方ですが、とてもやさしいおじいさんです。

　わかちん様へ

　はじめまして。本当に貴重な体験をされましたね。
　実は二二八事件当時の話は長い時間、台湾人間でもタブー視されていたことがありました。台湾人でも日本に留学して初めてその事実を知ったという方も少なくありません。

　いわば二二八事件から白色テロと呼ばれた時代は「台湾暗黒時代」とも呼べるほど、台湾の人たちにとって暗く、恐怖の時代だったのです。

　最近の民主化によって当時の闇に葬られていた事実が少しずつではありますが、明らかにされつつあります。

　もちろん、日本人が台湾統治時代に行なってきたこと全てが正しいとは言いませんが、戦前の日本人が台湾に残したもの、台湾のために尽くした功績はその後の時代と比べても決して恥じるようなところが一切ないことはまぎれもない事実です。

　二二八紀年館の詳しい説明（ガイドの方々の）は率直に、そのことを我々に教えてくれています。
　 

　ほっちゃん様

はじめまして。レスありがとうございます。

>　実は二二八事件当時の話は長い時間、台湾人間でもタブー視されていたことがありました。台湾人でも日本に留学して初めてその事実を知ったという方も少なくありません。

そうだったんですか。
大変な目に遭われて、それを語ることも許されなかったんですね。
なお更、今、たくさんの人に話を聞いて頂きたいと思います。


台湾へは、もともとはグルメ旅行だったんですが、
それがきっかけで台湾を好きになり、台湾のことをもっと
知りたいと思っての今回の訪問でした。
実際には、事件のことももちろんですが、日本のことをたくさん教えて
頂いたという印象です。本当に忘れられない旅になりました。

今日、少し本を買ってきたのでこれから読みます。
日本が統治していた時代のこと、台湾が民主化に至った経緯などを
もう少し勉強して、また会いに行きたいと思っています。