閉店・移転、情報の修正などの報告

この地はかつて日本の神社がありました、文物館も興味深いものがあります

photo

台東鹿野の自転車レンタル店「阿度的店」の近くにある「崑慈堂」。阿度さんが「崑慈堂」内には龍田文物館があって、そこはぜひ見てほしいけど、それ以外に神様も見てくださいとのこと。というのは、こちらの神様、どんどんお髭が伸びているそうですよ。入って左の奥にいらっしゃる神様です。神様には触らないでくださいね。「崑慈堂」は、瑤池金母を主神に祀っています。他にも釋迦牟尼や観音菩薩、天上聖母(媽祖)、臨水夫人、中壇元帥、玄天上帝の神様もいらっしゃいます。
「崑慈堂」に併設する龍田文物館内では、龍田村の歴史が紹介されていました。大正4年、龍田村に台東製糖株式会社の内地人移民村ができましたが、大変計画的に造られ、一戸当たり500坪ほどの敷地を持つことができました。碁盤の目に区画された跡は、現在の美しい龍田村の原型となっています。初期には200戸ほど600人余りの人たちが暮らし始め、多い時で1350人にもなり、台湾東部で最大の移民村を形成しました。多くが新潟県から来た人たちで、農業技術以外に建築、木工、水道、電気、家具や浴槽造りの職人たちも移住してきため、移民村には青年会議所や医療所、銭湯までもが作られました。大正6年には尋常小学校もでき、後に託児所や高等学校までも設立しました。ここでは、当時使用した農機具や生活用品も展示されています。
また、「崑慈堂」に向かって右の敷地は、かつて日本の神社があったところです。現在は神社の階段しか残されていませんが、近くこの場所は復元される予定だそうです。

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2014-09-07

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

関連記事

【台湾の中にある日本】台湾廟と日本の神社が併存する「鹿野神社」は台東・鹿野地区の人気撮影スポットになっています♡

【台湾の中にある日本】台湾廟と日本の神社が併存する「鹿野神社」は台東・鹿野地区の人気撮影スポットになっています♡

ひとつの敷地内にカラフルな台湾の廟とシンプルな日本の神社が仲良く共存しています

鹿野駅(台東県)

鹿野駅(台東県)

「鹿野」と言えばその昔、東部で最大の移民村、龍田村があったところです

鹿野と台東で自転車に乗る~!

鹿野と台東で自転車に乗る~!

自転車ならどこでも行けます~

台東・鹿野で自転車の旅

台東・鹿野で自転車の旅

かつての日本人(新潟県民)移民村・龍田村を自転車で駆け巡ってみました!

阿度的店(台東県)

阿度的店(台東県)

かつて日本人移民村があった龍田村の自転車レンタル屋さん、オーナーの個性が光ります