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謎に包まれた2本の石柱、遺跡ファンはちょっと気になるところです

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雀龍というガジュマル科の樹木の横に2本の石柱があります。現在この土地はアミ族のものですが、石柱はプユマ族のものだと言われています。プユマ族はその昔台湾の東部全域に勢力範囲を広げていました。台東にもプユマ族が残したとされる遺跡の多くが見つかっていて、それは2000年~3000年前と言われています。伝説によると、4000年ほど前、この周辺は河だったそうです。石柱を船に乗せて運んできたのでは?とも言われています。が、今でこそ3級遺跡として認定されていますが、どのようにして運ばれてきたのか、なぜこの場所なのか、何の意味があるのか、未だに謎は解けていません。石柱の発見は日本統治時代で、この瑞穂という地名は稲が実ることを祈願して日本人が付け、開拓していた時のことだそうです。石柱名の「掃叭」は、アミ族の言葉で「木板」を表します。

石柱の近くに秀姑巒渓を真ん中にしたきれいな景色が望めます。この河を境に100年前はタロコ族とアミ族に分かれていましたが、河の水位はその当時からどんどん下がっているそうで、雨が少ない季節はほとんどなくなっています。瑞穂は温泉地としても有名で、2つの泉質を持つ内と外の紅葉温泉があるのですが、この見晴らし台の上からその位置を確認することもできます。

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スポット登録日:2014-07-14

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