淡水

タンシュエ エリア散策
  • エリア: 台北県 淡水
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【体験レポート】子連れ旅シリーズ(自然を楽しむ淡水、八里)

MRT淡水の向かいへ、船で渡って八里へ。河岸のサイクリングコースをマングローブの森まで散歩。まだまだ知らなかった八里の自然に触れてみました。



こんにちは、台北ナビです。今日は、どの観光書を見ても少ししか紹介されていない淡水、八里エリアを1日かけて子供連れでのんびりできるプランを紹介します。

台湾にはあまり自然がない?と街の中心を歩いていると思いがちですが、あるのです。台湾の河、海、の自然を同時に満喫でき、自転車を借りてサイクリングしながら、カニ取りまでできてのんびり過ごせる場所が。

MRT淡水線で台北駅より約35分、終点駅の淡水駅周辺エリア。淡水に近づくにつれてマングローブの木が生い茂った川沿いの道や淡水川の風景がなんともホッとさせてくれます。なにかとゴチャゴチャした台北中心から少し離れて、のんびりと台湾の自然を楽しむ一日ピクニックを子供にプレゼントしてあげませんか?






淡水駅改札を出て左に曲がり、駅のビルの途切れたところを左に曲がるとパッと目に飛び込んでくる広々とした芝生の先には、淡水河が。川沿いの道はきれいに舗装されていてとっても歩きやすいです。そこには凧上げを楽しむ子供や大道芸人、似顔絵書きのおじさん、アイスクリーム屋などがならび、ホット気分が休まる風景に出会えます。


スターバックスのすぐ下から始まる「中正路」には昔懐かしい玩具を扱ったお店や風船射的などの屋台ゲーム場などもあり、10元から楽しめます。帰りにね!というのも聞かず我が子ナビはとりあえず風船割りのゲームをしたのはいいのですが、景品がカサになって、これをこの先ずーと持ち歩くの?
と親ナビに文句を言われたのでした。ここのメインはやはり屋台料理。ウズラ卵の天ぷらや、強烈な臭いを発する臭豆腐屋などが道両端にぎっしりとならび、観光客でにぎわっています。

子ナビは超のっぽのソフトクリームを10元で買ってなめながら船着場に向かいました。





川沿いの道をいろいろな店を眺めながらまっすぐ歩くと、「渡船頭」という船着場があらわれます。そこで対岸「八里」まで小型の船に乗って約8分間の船旅をする事にしました。乗っている時間は短いのですが、船から見る淡水の町並みはとてもきれいで、のんびりとした8分間が楽しめます。また料金も格安。子供は船に乗っただけでもおおはしゃぎ!


往復大人35元、子供10元のチケットを船乗り場前のチケット屋で買って乗船します。


到着する場所は2か所「八里渡船碼頭」と「八里左岸」。乗り場は手前ともう少し先に分かれているので注意。今回ナビは「八里渡船碼頭」の方へ行ってみました。到着した先、八里はなんとものんびりとしていて、きれいに舗装されたサイクリングコースがあります。船着場前にはお店がたくさんならんでいて、ゲーム屋、フレッシュジュース屋、お土産屋などが軒を連ねています。


船着場の左手上で自転車を借りてサイクリングを始めるのもよし、商店を歩いてぶらぶらと見て周り、そこを通り過ぎた場所がもうひとつの船着場、「八里左岸」です。船は朝7時から夜8時まで運行。




今回、子ナビのリクエストに答えて、船を下りたすぐ左手にある貸し自転車屋で大人用と子供用の自転車を借りました。1台1時間 50 元。

昼食も八里側で済ませる予定だったし、原住民の博物館にも寄ってみたかったので、3時間借りる事にしました(150元なり)。その店はほかにも二人で一緒にこぐ自転車(150元)、四人乗り用(250元)、など変わった自転車もあったので、自分で自転車が乗れない小さい子供でも大丈夫。自転車を借りるのにIDが必要なので居留証やパスポート持参がベター。


歩く人用の道と自転車用の道が分かれていて、きれいに整備されています。


途中雰囲気のいいカフェもあって、一休み


もう1つの船着場「八里左岸」には、もう1つ公共の貸し自転車屋さんがあり、そちらの方が少し安い。






河沿いの道を走って行くと、マングローブの林に入ってきました。ここにはマングローブ保護区があるのです。さて、マングローブってなに?マンゴの木?なんてトンチンカンな子ナビ。前もって少しマングローブについて調べておいた私、親ナビが少し説明を!

マングローブは熱帯や亜熱帯地域の河口など、満潮になると海水が満ちてくるところに生えている植物の総称。 マングローブの森にはいろいろなカニ、魚、貝、エビ、などがすんでいます。また、水鳥たちがえさを取ったり、休む場所にもなっているのです。マングローブの木からは細長いインゲン豆のような種がいくつもぶら下がっていて、それが自然にぬかるんだ地面に落ちて突き刺さり、そこから新たな芽が出て増えていくのです。





私達が行った時間は12時頃。
引き潮の時間帯のようで、ぬかるんだ地面が長く広がっていま した。
そこに無数の小さな穴が。
よくよく見ると小さなカニが目だけを出してあたりを見ているのです。
じーとしているとひょっこり姿を現した右の爪だけが異常に大きいカニたち。

それを追って走り回る子ナビ。
こんなカニ、日本では見た事ないーーと興奮!
ズボンも靴もどろどろ。

マングローブ域や河口の泥地に穴を掘って生活しているこのカニ。人が近づくと、サササッと巣穴に入ってしまいますが、動かないでしんぼう強く待っていると、あちらこちらからひょっこりひょっこり出てきます。




ちょっと水のあるところにはハゼが。ハゼはマングローブ域や河口の砂泥地に生活していて、潮が引いたあとの水たまりなどでよく見られます。カニやエビの子供や落ちてきた昆虫などを捕まえて食べています。体の色は底の泥や砂とそっくりでよく見ないとわかりません。
逃げる時も水の上をピョンピョン飛びはねて、長いあいだ水の中に潜ることはありません。ハゼのとぼけた顔はとてもかわいいのです。ハゼの仲間は世界中にたくさんの種類がいて、そのほとんどが無毒ですが、ハゼの仲間には毒を持つものもいるとか。ここにいるハゼがその種類かどうかわ分かりませんでしたが、一応見るだけにしましょうね。





マングローブの保護区を通ってしばらく進むと、サイクリングコースの終点に「十三行博物館」があらわれます。セメント作りのとっても今風の建物。ここでもまた、教育熱が高まってきた親ナビは、昔の台湾原住民の生活、土器などを見て回ることにしました。



4階建てのモダンな博物館。八里の十三行遺跡を展示していて、2000年前の十三行部落の様子を再現していたり、発掘された人骨を元にその時代の人がどんな顔をしていたのか再現されていたり、考古学の理解、遺跡の探し方なども紹介しています。


ただ、中国語、英語の説明文なので、今ひとつ意味が理解できなかったので、もし興味があるようなら、前もってHPで下調べする事をおすすめします。この博物館のHPには日本語表示もあります。

入場料を払わなくても、正面にある大きな長い階段を上がると屋外カフェがあり、コーヒーなどが飲めるので、自転車をとめてテラスからの景色を楽しみながら休憩するにはもってこいの場所でした。

十三行博物館   http:// www.sshm.tpc.gov.tw
住所: 台北県八里郷博物館路200号
電話番号: (02)2619-1313
営業時間: 火曜日~金曜日 9:30~17:00 
土、日 9:30~18時、毎月曜休業
入場料: 大人100元、子供70元。





子ナビのカニとりに時間をたっぷり取られたせいもあり、すでに午後2時。おなかもぺこぺこに。マングローブ保護区から道路側に出た「観海大道」沿いに台湾の原住民の1つ阿美族の伝統料理を出すレストランがありました。今、原住民の勉強を博物館でしてきたので、ここで今度は原住民料理を食べてみることにしました。いきなり出てきた、大きな建物。ここはインドネシア、バリ島?というようなとても凝った門構え。


子ナビは玄関にある木でできたいくつもの銅像をアミューズメントパークの入口と勘違いしたのか、中に入るのが待ちきれない様子。


中は広々としていて、自然の光が入り気持ちのよいレストラン。まるでテーマレストランのような内装で、椅子なども木でできていて、手作りのお面などもかざられていて、まるでジャングルの中のレストランのような飾りつけ。



夜には民族音楽の生バンドも入るとのこと。(夜7時半から9時半まで)HPでイベントを確認して計画するのもいいかも。夕日を見た後、ここで伝統音楽をききながら一杯もよさそうです。夜はデートコースになりそう。




オーナーの陳さんは、阿美族出身。伝統料理を広く知ってもらうために開いたこのレストラン。おすすめメニューを食べてみる事にしました。どれもシンプルな味付けでさっぱりとしていて体によさそう。なにより、このレストランの落ち着いていて、また入るだけでワクワクするような店内のデザインに子供は大喜び。ぜひここでのランチをおすすめします。
ただ、子供の口には合わないものもあるので、子供用にはシンプルなチャーハンなどを注文するのが安くておいしいのでおすすめです


────── メニューの一部をご紹介 ──────
◆ビンランの花の冷菜(220元)
◆石頭蝦 360元
花が開く前、つぼみの状態の花をさっと茹でて塩味で味付けしてある一品。
これがシャキシャキしていておいしいのです。子供もOK。
蝦の石焼。蝦自身の香ばしい香りの味付け。子供もOK
◆液拌山豚皮 200元
◆阿拜 1個80元
茹でた豚の皮を甘酸っぱいソースで冷たく仕上げた逸品。しこしこしていて、食感はクラゲのよう。唐辛子が利いているので子供には無理。
月桃葉でもち米と豚肉を中にはさんで蒸し焼きした長細い形をしたチマキ。外側の固い皮だけを剥いて、中の薄皮はそのまま食べる。
◆山薬排骨湯 320元
山芋と骨付き豚肉をクコの実や漢方薬で使われる材料で味付け。これも漢方独特の味がするので、体によさそうだけれど子供には不向きかも。
8−10人用のコースメニュー(4000元)など人数にあわせたコース料理があります。他にはコーヒー(180元)やビール(80元)などもあるので、休憩に利用するのもとてもよさそう。わざわざこのレストランを目指して八里に来てもいいような、おすすめのレストランでした。
◆炒飯
子供用にたのんだチャーハン。 100元

■打鹿岸原住民人文主題餐廳   http://www.daluan.com.tw
住所: 台北県八里郷観海大道111号
電話番号: (02)2610−5300
営業時間: 11:00~24:00 


11:30
淡水駅到着
11:45
船に乗って八里へ
11:55
八里到着
12:10
自転車を借りてサイクリングへ、途中マングローブを観察、カニ取り。 (もちろんカニはその場で逃がしてあげました)
12:40
十三行博物館へ出発
12:50
到着 見学 
13時30分見学終了
13:40
原住民レストラン到着 
昼食を食べる
14:30
淡水へ戻る船に乗る。
14:40
淡水でぶらぶら屋台を見て回る。
15:30
MRTで台北へ




私達が行ったのは平日の金曜日。空いていてとても爽快でした。土日に行くなら朝、早めに出発した方が無難。台湾では昼からが混み始めるので、自転車の数も増え、走りにくいです。が、屋台や商店は12時ころから開き始めるので、朝、早めに行く場合は飲み物、おやつなどを持参することをおすすめします。帽子も忘れずに!カップルでいくなら、夕方日暮れ頃がロマンチック!

記事登録日 : 2006-04-04
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