グリーンワールド 山水閣

2010年、生まれ変わった「山水閣」

「山水閣大飯店」は、日本人の利用者が多い、エコノミーホテル。ホテルの開業は20年以上前、すでに老舗の風格があり、場所は中山北路と民権東路の交差点付近とMRTも、空港バス利用も便利なロケーションです（ホテルは中山北路に面して建っています）。

2010年、ホテルの老朽化が進む中、「山水閣」は全館改装のため、半年間休業。そして、7月。全く生まれ変わった姿で、新たにお目見えしました。大通りに面しているにも関わらず、静かで清潔。防災設備も万全、全室カードキーにセーフティBOXも完備とお客様を迎える体制も十分整いました。皆様のご宿泊を心よりお待ちしておりま～す。

「山水閣大飯店」は12階建てで、客室は全部で78室。ワンフロアに10室、12Fは2室分がレストランになっています。
特に4，5Fの中山北路沿いの部屋にあたったあなたはラッキー。広い窓からの採光は気持ちよく、中山北路沿いの街路樹が間近に迫ってくるようで、緑に目も心も癒されます。眼下を見下ろすと車やバイクがガンガン走っていますが、防音対策も素晴らしく、外の騒音は全く聞こえてきません。ホテルの部屋から台北の街が風景画のように身近に感じられるなんて！素敵ですよね。

客室設備やアメニティなど

カードキーをドアノブあたりにかざして入室。壁には冷房コントロール装置が付いています。スリッパは、台湾の人が日常的に履いている履きやすさ抜群のあのスリッパ。あ、結構台所用などで使っている家庭も多いようですね。こういうさりげないローカルさもいいもんです。セフティBOXは大きくなく、財布とパスポートがやっと入るくらいですが、あるとないでは大違い。あるホテルはランクが高く感じられますよね。

クローゼットは今風にオープンになっていました。山水閣で長年お勤めの営業部郭さんも、ドアがあった昔は、ルームキーパーさんがお客さんのチェックアウト後に、クローゼット内でよく忘れ物を発見していた、と言っていました。身に覚えがある方もいるのでは？目に見えるものだけで、忘れものなし！と、チェックアウトに走ったアナタ。空港バスの中で思い出しても、もう遅い。台北ナビでもお客様から忘れ物しましたメールをいただき、ホテルに連絡後、日本国内に送ってもらったということがたまにございます。というわけで、クローゼットドアも、あるとないでは大違いなんですね。

他にはバスルームアメニティですが、人数分のコップとシャンプー、ボディソープと石鹸のみ。歯ブラシ、歯磨き、梳子などは持参ですね。あ、寝巻きも持参ですよ～。部屋には、スーツケースなどを置く場所もあり、これは親切です。冷蔵庫は小型。ポットとミネラルウォーターとコップもありました。ネットは無料。但し、無線はありません。テレビは台湾のケーブル放送はほとんど見ることができます。 

お部屋の紹介

 山水閣の特徴は、一番小さい部屋がシングルベット一つではなく、ツインベッドから。
そして、トリプル、ファミリーと3種類の部屋タイプになります。どの部屋も、泊まり心地よさそう、カワイイという印象も受けます。 

■Deluxe Twin Room(デラックスツインルーム/雅緻3人房)
20室　7～8坪　シングルベッド(91x188cm1つ)＋ダブルベッド(152x188cm)

3人まで宿泊できる部屋です。とはいっても、日本人は夫婦でもベッドは別というカップルも多いので、この部屋割りだと、2人でしょうか？子供さん連れの3人でも利用でますね。

■Deluxe Family Room(デラックスファミリールーム/豪華家庭房)
9室　10～11坪　ツインベッド(91x188cm2つ)＋ダブルベッド(152x188cm)

4人までのファミリー向きですが、3人旅にも使えます。一人だけベッドは大きくなりますが。
このタイプの部屋は各階のコーナーに位置していて、かなり広くて快適です。 

近辺のロケーション、よすぎ！

周辺にはフォトウェディングで有名なアルバムスタジオがたくさんあるので、この界隈の写真館で、アルバムを作ってみたい方には便利なエリアです。また、ホテルから「台北市立美術館」までは徒歩で約10分。パイナップルケーキで有名な「奇華」や「福利」は徒歩5分以内。台湾茶の店も多し。衣料や化粧品などが多い「晴光市場」はすぐ近くで、ローカルなお買い物にはとても便利。

市場の中を入っていくと、双城街には朝からやっている屋台が広がります。夜になると、台北市内でも中堅どころの夜市に変身。マッサージや美容院も多く、観劇鑑賞ができる「台北アイ」もあります。 

以上、台北ナビでした。