山に囲まれた癒しの「好客民宿」!
こんにちは、台北ナビです。
観光局主催の「好客民宿」内見ツアーに参加してきました。今回ご紹介するのは台東県長濱郷にある民宿「陽光佈居」。台北から越してきたという張さん夫婦のお子様への思いが詰まった温かい民宿ですよ~。
金剛山に恋した!
オーナー夫婦
今回の内見ツアーをコーディネートした方がとにかくオススメしていた「陽光佈居」。山道をズンズン進んだところにありました。正直言って、交通はとても不便です。しかし、それでも訪れたくなる民宿なんです。
張さん夫婦は元々台北で生活をしていましたが、なんと張さんが勤めていた会社が倒産……。こんな不安なまま過ごしているくらいなら、隠居し落ち着いて暮らしていきたいと思ったそうです。そこで台東で土地探しを始めた張さん。色んな場所を見たけれど、金剛山が近くに見られるこの土地の魅力に取りつかれたといいます。しかもこの土地を買う時は、すべてのことがとにかく順調に進んだらしく、「縁があった」のだと思うと語ってくれました。
金剛山
屋上には椅子があります。ここに座って金剛山を眺めてくださいね!
民宿の魂が詰まった公共スペース
台東へ移住後、自らの子どもはもちろん、田舎の子ども達の助けになるためにと、台湾の各界で著名な方に民宿で講座を開いてもらうという取り組みを行っています。
講座はありとあらゆる種類に渡るといい、6年間で100回ほど開催しています。この取り組みを通して、子ども達の視野を広げて欲しいと考えているそうです。
自由に使用してくださいね~
講座を開く関係で、公共スペースがかなり大きく採られているのが特徴のひとつで、もちろん講座がない時には、宿泊客が自由に使用できます。
ヨガスペース、台湾茶を楽しむスペース、SPA用のベッド、ぼぉ~とするスペースなど・・・1階は贅沢に空間を使用しています。
ヨガや瞑想はここで!
一度宿泊したら、もうお友達!
窓から太陽光が注ぎこみます
オーナー家族は民宿の奥に住んでおり、とてもフレンドリーなので、どんなことでも聞くことができます。
そして、朝食は何とオーナー家族と一緒に食べるシステムになっています。宿泊してくれたお客様は、自分のお友達のようなもの。そんな方々と一緒にご飯を食べない理由はないからなんだそう。朝ご飯を一緒に食べて楽しくお話すれば、本当のお友達になってしまうのだそう。
オーナー夫婦のどんな人、ものも受け入れてくれるかのような寛容な雰囲気が、宿泊客の心を解きほぐしてくれ、リピーターが多いのだろうなとナビは思いました。
オーナー夫婦の家はこの奥側
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蓮池は透き通っていました
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キッチン部分も共用スペース
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カウンターに用意されたお菓子などは自由にどうぞ!
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オリジナル設計!
階段部分は吹き抜けになっています
打ちっぱなしコンクリート造りの建物は、インテリアデザイナーとして活躍しているというオーナーの奥様のお兄様が、室内の装飾などは奥様である陳慈佈さんが担当しました。「身内がすべてやってくれたから、安くすんでよかった!」とはにかむオーナー夫婦。きっと兄妹のセンスがいいのでしょう、とにかくリラックスできる空間が広がっているんです。
公共スペースを贅沢に作っているため、各お部屋はどちらかといえばこぢんまりしています。必ず必要なものは用意されていますが、簡素な室内は「ここが自分と向き合える場」にして欲しいからなんだそうです。
1階のほかにも各階に公共スペースがあります
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お水と蜜香紅茶
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