校長的家(金門県)

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1776年の乾隆帝時代の建物が、こんなに快適な民宿に!

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珠山聚落の民宿の中では、かなり規模が大きい「校長的家」。建築形式は「閩南式三落燕尾脊大厝」といい、前方から庭を挟んで建物が3棟並んでいます。屋根の形にも特徴があります。女性オーナー張淑瑛さんに由来を聞いたら、清朝末に完成したこの建物は、当時建材を中国から運んだだけでなく、職人たちも一緒に上陸して完工させたとのこと。家主は後に南洋で成功を治め、帰国後ここを珠山小学校としました。当時の家主が校長におさまったので、「校長的家」という名の由来もここにあるわけです。その後、建物の再建で民宿として生まれ変わる時、張さんはこの歴史を重視し、民宿名としてだけでなく、各部屋にも○年○組という名札をつけました。部屋は6年生までありますよ。

また、ここは香港からのバックパッカーや自転車愛好族の好む民宿としても知られていて、中庭には自転車が数台置かれています。自転車が置ける部屋もあり。彼らは香港から厦門経由で船に乗ってやってくるそうです。金門の旅を自転車で回る人たちはここ数年で増加中なのです。

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スポット登録日:2014-08-29

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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