明水露（宜蘭県）

台北から車で途中猫村など寄りながら到着しました。周囲は広々とした田園で、白い壁と大きい窓のかわいいきれいな宿です。着くとすぐ笑顔のさわやかな奥さんが、気さくに迎えてくれました。みんなが集まる広間では子供の背丈ほどある大きな熊さんも広い窓の腰掛に寄りかかって迎えてくれます。
案内された部屋は広くて清潔で居心地よく整えられていました。部屋の外の廊下はガラス戸で内庭に面していて、その向こう側を小川が流れていて、川辺には黄色や白の草花がかわいく咲いていました。
夕食は車で10分ほどのレストランで台湾の田舎料理で満腹。帰り道コンビニで、飲みしろとツマミを買い込み宿へ。大きな熊ちゃんも一緒に広間で二次会、話がはずんでいる所にオーナーのご主人がご挨拶に。
素朴で優しげな方で最後に「オヤスミナサイ」と日本語で言って近くの自宅へ帰って行かれました。
戸外から見れば田んぼの中にそこだけ温かい光がこぼれて楽しそうな人達が見える。そんな感じ？！
朝早く目覚めて周囲を散策してみました。犬の散歩のおじさんと”ツァオ”「ツァオ」と挨拶を交わし、サイクリングを楽しむ少女たちとすれ違い、青々と育った麦の田の上を渡る清々しい風の中、生き返るような瑞々しさを満喫しました。
朝食はオーナー夫妻の手作り。広間の大きなテーブルに、地元て取れた野菜のオンパレード。少しづつ違った取り合わせのサラダが８皿、お粥が又何とおいしい事！
白粥も用意されていますが、明水露特製のお粥はとびっきりで、三杯もお代わりしてしまいました。出発前、宿の前庭でオーナー夫妻と記念写真を撮りご夫婦の見送りを受けて、お勧めの茶畑へ。
できるならもう一度親族や友人たちと訪ねてみたい所です。