桃園市の亀山区にあるフーロン ホテル 林口 (福容大飯店林口)に宿泊すれば、臺北孔子廟、桃園観光夜市まで車で 15 分で行くことができます。 この 4 つ星のホテルは、国立台湾博物館まで 18.4 km、華西街まで 18.5 km の場所にあります。
こんにちは、台北ナビです。
今日は台北より車を約40分飛ばしてもらい「林口」というところまでやってきました。林口というとナビが思い浮かべるのは…大きく、そして有名な「林口長庚紀念醫院」くらい。ホテルもこの辺りにはひとつしかなかったそうなのですが・・・そんなところにオープンしたホテルがあると聞き、早速取材に訪れたわけです。
フーロンホテルグループ
そのオープンしたというホテルは、「フーロンホテル」!台湾で近年急成長を遂げるホテルグループです。台北はもちろん、淡水は温泉、台湾南部・墾丁はリゾートと、オールマイティなタイプのホテルを提供し続けています。現在あるだけでも、台湾内各地に7ヵ所。2010年には15ヵ所近くになる予定。かなり規模の大きなホテルグループと言えるでしょう。
遠~くからパッと見ると、薄いベージュでさっぱりとしたビジネス使用のホテルかと思いきや、メインドアは金縁、その前にはヤシの木が植えられていたりとゴージャスにちょっとリゾートの香りも漂う、そんな感じがしてきました。足を踏み入れるとまずスッキリとしたシンプルな印象を受けますが、ソファやテーブルにひとつひとつ目を落としていくと、なんともモダンです。ブラックとシルバーベース。そして所々にゴールドがアクセントで使われています。外観とロビーの印象、結構違いますね。
ターゲットは?
場所は「桃園」なので空港から約20分、遠くはないですが「近い!」とも言えない、観光地近くでもない…「こんなところになぜ?」と思い、失礼ながら聞いてみました。この近くには、「華亞工業区」という大きな工業地帯があり、出張などでニーズが見込めるということ。日本関係企業も多く、日本人のビジネス客も全体の約半分はいくのではないかと予想されています。また、欧米のビジネスマンも少なくないといいます。
さらに、郊外という土地柄この付近には、なんと5~6ヵ所のゴルフ場もあるということで、ゴルフ目当てのお客さんも期待できます。ゴルフの場合は、マイゴルフグッズを持ってくる方も多いと思うので、空港も、そしてゴルフ場も両方近いホテルならとっても便利そうです。これはいいかも。
朝食会場ともなる1階レストラン「Arcadia Café(田園)」をチェック!天井も高く広々とした印象。天井の紙でできた花の明かりが、オレンジの暖かい色を出して落ち着かせてくれます。朝食はビュッフェスタイル。中華と西洋式がメインです。その場で作ってくれるのは、有機卵を使った目玉焼き、オムレツに、台湾名物の担仔麺。そのほか冷菜、サラダに、フルーツ。あたたかいのは、中華で言えばビーフン炒めやシューマイなど、西洋ではソーセージやグラタンなど、合わせて10種類弱。台湾ならではのお粥はトッピングが豊富です。パンは3種類。
メニュー全体としては、ベーシックメニューにプラスαで押さえているといった感じで十分。また、長期滞在の方でも飽きることがないように、週に2~3種類は新しいメニューを登場させる予定だそうです。日本食は味噌汁以外は皆無…そのお味も台湾式で甘かったので、「日本人客も多くなるだろうし」と、ナビなりにホテルにはアドバイスさせていただきましたので、今後はもっと期待できるそう!朝食時間は6:30~10:00。
こちらのレストランでは、コーススタイルの昼食を3つの値段から選んで食べることができます。前菜、スープ、メインやデザートはそれぞれ選べるようになっています。680元のコースを出していただきましたが、「これでひとり分~!?」と言ってしまうほどボリューミー。ぜいたくに優雅なランチタイムが過ごせそうです。ランチタイムは11:30~14:00。アフターヌーンティーは220元でサンドイッチとドリンクのセット。それぞれ10%のサービス料が加算されます。14:30~17:00。夜は18:00~21:00でディナーも楽しめます。
■客室情報
17階建てで部屋数は179室。4種類のタイプのお部屋を見せてもらいました。基本的に内装のデザインや家具などもすべて同じ。ダークなブラウンでまとめられ、お部屋でのビジネスも捗りそう。
Standard(スタンダード/標準客房)
ビジネスでひとりならここで十分…というかピッタリ!
広すぎず適度に「欲しいものに手が届く」加減がイイです。クローゼットもひとりサイズで使い心地は○でしょ。
Superior Double(スーペリアダブル/精緻客房)カップルや、ひとりでもゆったり過ごしたいという方にオススメのタイプ。必要に応じてベッドを2台に分けることができますが、くっついた状態でも窪みを感じることがないようになっているので寝心地ヨシ。
Hollywood Twin(ハリウッドツイン/雅緻雙床房)
女性ふたり旅にオススメ。窓際にテーブルとチェアがありフルーツやお茶を飲みながらくつろげそう。バスタブも付いているので、疲れた体をしっかり癒せそうです。
Family Twin(ファミリーツイン/家庭房)
ファミリールーム。
その名の通りファミリー向け。お部屋には全身鏡が付いているなど、機能性も考えられています。
バスルームは清潔感あふれるオフホワイトで統一され、全室シャワールームが独立しています。雅緻雙床房・家庭房にはバスタブ完備。
■ホテル内施設
3F麗泉倶楽部(ラ・フォンテーヌ クラブ)(7:00~22:00)
ジムとスパを兼ね備えたこちら。絨毯張りのシックな雰囲気にジムらしくない高級感さえ感じます。スパの方は温度の違うふたつの広々浴槽に、サウナはミストサウナもあります。
1F商務中心(ビジネスセンター)(8:00~22:00)
そのほか会議室、美容室なども備えています。
以上、台北ナビでした。