鹿鼎荘(南投県)

Lu Ding Manor鹿鼎荘

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お茶の香り漂うさわやかな鹿谷で、ロハスな避暑を!眼下に広がる雲海を見下ろし自然に溶け込む民宿生活

こんにちは台北ナビです。
烏龍茶の里、鹿谷は海抜700メートルを越えていて、暑い台湾でも、比較的涼しく夏を過ごすことができます、さらに言えば、お茶の里であるこの地では、さわやかさをかきたてる「凍頂烏龍茶」や「高山ウーロン茶」が生活に密着している土地。ナビはこの地に「お茶料理の達人がいる」という噂を聞きつけ、フレッシュな空気漂う鹿谷のある民宿を訪れたのでした。

山のてっぺん

この民宿は、鹿谷の集落から車で20分ぐらい。とはいっても、小高い山(凍頂山の一部)の頂上(標高730mぐらい)にあるため、曲がりくねる急な山道を進んでいかなければなりません。車を降りると、目の前には山景が広がり、山の裾野には鹿谷集落を見下ろすことができました。

自由きままに



オーナー劉崇禮さんが、一人で悠々自適に切り盛りするこの民宿は、背景の雄大な自然にマッチするがごとく、白い漆喰と台湾らしい赤レンガのちょっとレトロな建物。聞くところによると、オーナーがすべてデザイン指導しているんだそう。若かりし頃にビジネスに成功し、かなりのお金をもうけてしまったので、もう余生はゆったりと暮らしたいと、この約1000坪もある広大な山のてっぺんに自分の理想郷ともいえる民宿をOPEN。民宿の前身は陶器の工場だったんだとか。今でも玄関のすぐ左側では、陶器製作体験ができるスペースがあります。

コーヒーと陶芸


園内にはオーナーの趣味で植えられているたくさんの植物が。観賞用のナスや、コーヒー・へちま・赤いすだれのような美しい植物が印象的でした。コーヒーの豆は、自分で栽培したものから作っているのですって。カフェで飲ませてもらいましたが、酸味があって、とっても濃厚。一般的なカフェのブラックよりも、とても印象深い味です。朝に飲めば目が覚める感じでした。
民宿内のところどころに展示されている陶芸物は、もちろんオーナーご自身の作品もありますが、他の作家さんの作品も置かれています。そんなに高くないので(高くても1500元ぐらい)お土産や旅の記念にぴったり。

山間の民宿

食事の前に、まずはチェックイン。館内はとても広々していて、田舎の小学校といった感じです。ナビが今回宿泊したお部屋も、本当に小学校の教室並みの大きさで、大きな窓から入り込む新鮮な空気が、夏の林間学校を思い出させます。霧が濃い時、網戸にしておくと、網戸を通り越して白い霧が部屋に入り込みます。さながら雲の中。ただ、さすがに山の中なので、虫の出没は避けられません。ゴキブリは出ないものの、小さなカナブンやトンボ・蛾などが、部屋の中に入り込むこともありました。窓はしっかり締めておきましょう。

アメニティ及び設備


四つ星ホテルというほどの行き届いたアメニティではありませんが、宿泊に必要な基本的なものは整っています。バスタオル・歯ブラシ・石鹸・シャンプー・ミネラルウォーター・温水ポット・ドライヤー・スリッパ。バスタブはどのお部屋もありませんので、シャワーですませましょう。
各室共通のアメニティ(右のアメニティは景觀四人房のもの) 各室共通のアメニティ(右のアメニティは景觀四人房のもの)

各室共通のアメニティ(右のアメニティは景觀四人房のもの)

タオルは浴室にあります

タオルは浴室にあります

ミネラルウォーターは人数分

ミネラルウォーターは人数分

ポットは結構あたらしい

ポットは結構あたらしい

扇風機全室完備。クーラーなくても扇風機一台でやり過ごせる鹿谷の夏の夜

扇風機全室完備。クーラーなくても扇風機一台でやり過ごせる鹿谷の夏の夜

2階には、オリジナルのカフェテリアが。オーナー栽培のコーヒー豆で作られた先ほどのコーヒーは、ここで飲むことができます。そのほかにもいろいろと健康ドリンクのレパートリーがありますので、ナビ的にはここで朝ごはんを食べるのがベストだと思います。

客室紹介

三人套房 (3人部屋)

約10畳ほどのお部屋にダブルベットとシングルベッドがおかれています。日本人にはうれしいフローリング。靴を脱いでリラックスできます。



兩人套房 (2人部屋)

ダブルベッドのお部屋です。窓からの眺めが良いため、実際よりも部屋が広く見え、とても開放感があります。



檜木六人房 (ヒノキの六人部屋)

別棟にある小さなコテージです。下から突き生えている樹がお部屋のポイント。とてもナチュラルな感じがするお部屋です。



檜木四人房 (ヒノキの4人部屋)

このお部屋にも樹が生えています。ちょうど檜木6人房と同じコテージの隣部屋になるので、大人数でご宿泊の時は2つ同時に借りることをお勧めします。



景觀四人房A (景観4人部屋A)


まるでログハウスに泊まっているような気にさせられます。上下左右すべて「樹」に囲まれる部屋です(*大きな窓あり)




景觀四人房B (景観4人部屋B)

コーナーに位置していて、ドアを開くと目の前に一面の山景がひろがります。この民宿で最も解放的なお部屋と言えるでしょう。

食事

今日は、お茶料理の達人がいると聞いてきて、この民宿にやってきたナビたち。実はその達人とは、この民宿オーナーのお友達である蔡さん。通常は山奥の茶園でお茶づくり、もしくは近くのお茶屋さんでお茶の販売を手がける蔡さんですが、なんと自分でお茶料理を開発研究しているというから驚きです。召し上がりたい人は、かならず事前予約してください。なんせ蔡さんは通常はこの民宿にはいませんから。それでは蔡さんが手塩をかけてつくってくれた愛情茶葉料理10品をご紹介。

茶葉料理

糖醋茶香雞排

鶏のモモ肉を使ったステーキ。肉もやわらかく、タレもくどくなく美味。
緑茶雞絨羹

鶏のすり身を使ってホワッとさせたとろみスープ。
老茶敦雞湯

ウーロン茶の老茶使用。栗、ナツメ。地鶏の老鶏を使う。とてもすっきりした味。
凍頂水果茶凍

5種類くらいの果物、季節柄、水蜜桃も。赤いのは砂糖でつけたミニトマト。
金宣茶麺線

中に茶油も少し。麺にもしっかり味が。お茶の香りが鼻から通りました。
翠玉南瓜盅

翠玉はお茶の名で、中の春雨にお茶がまぶしてあります。
高山茶蒸魚

魚はマス。上の茶はパリパリでした。
茶菁鹹麻糬(緑茶もち)

甘くない餅。つけダレはお酢・醤油・オリーブオイル入り。
金宣香酥脆

金宣茶の葉のてんぷら。食べた後、口の中が茶の香りでいっぱいに。
茶末紅油抄手

ワンタンのアンに翡翠茶の粉末が入っています。

一般料理

茶葉料理だけではありません。一般的な料理も提供されています。食事に使われる食材は、できる限り自分たちで栽培したものを使っているといいます。オーナーのお父さんお母さんはすでに70を越えていらっしゃるのに笑顔がとても明るいのは、この食事と環境のおかげなのでしょうかね。
定食 一人 250元

定食 一人 250元

「9菜1湯」のテーブル料理は3000元 (10~12人)

「9菜1湯」のテーブル料理は3000元 (10~12人)

朝ごはんは、基本的には中華ですが、洋食やみそ汁も頼めば作ってくれます。ナビのおすすめは、洋式の朝食を2階の特製コーヒーとともに味わうこと!
中華

中華

洋食

洋食

実は、前総統がホンジュラス大統領を招待する際、国宴の場にもなったというこの民宿。たかが民宿だけど、あなどれない特色を持っているのが見てとれます。
ちょっとアクセスが不便なのが玉に瑕ですが、もし、友人たちとこのあたりまで遊びにくる計画があるなら、ぜひ利用してみては?またバスで来る人には「鹿谷」のバス停まで、お迎えに来てくれるそうです。鹿谷の森林生活をぜひお楽しみください。


台北ナビでした。


記事登録日:2008-10-06

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-10-06

スポット更新日:2014-10-27

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