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四平街市場の一角に安くておいしい台湾料理の食堂が。値段別メニューでオーダーも楽?


こんにちは、台北ナビです。何でもありの楽しい市場「四平街」をブラついていると、一角に煌々と輝く赤い看板を発見☆すると、我がナビ編集長は「なつかしいな~。」と吸い寄せられるように店の奥へと消えていってしまいました。そう、ここはあまり(というかほとんど?まったく?)メディアには登場していませんが、近隣に住む地元民や周辺オフィスのビジネスマンを中心に人気の台湾料理店。「レストラン」というより「食堂」という呼び名がしっくりくる、そんな穴場な「八珍小吃」で今日は夕食をいただくことに…

四平街界隈でひっそりと

たびたび四平街を訪れているナビですが、この店の存在には全く気づきませんでした…(失礼っ!)まだ新しい店なのか?と尋ねれば、創業は1981年とのこと。「そうだよ、僕なんて30年近く前からこの店に来ているんだから…」とナビ編集長。(ってまだ27年目ですから…^^;)「昔はね、他に支店(現在は閉店)があってね…」と仕舞いにはお店の方に代わり説明開始(><)よっぽど思い入れが強い、お気に入りのようです(^^;)それではそんな編集長おすすめの店舗をご紹介!

自分の家にいるような気持ちで・・・半セルフサービス


ここは街角でよく見かける「自助餐(台湾式セルフサービスのレストラン)」のような半セルフの形態。自助餐とは違い、メインメニューはオーダー表から選びますが、ごはんやスープなどは自分でよそい、テーブルまで。お箸やレンゲも自分で用意することをお忘れなく。ちなみにごはんとスープは無料サービスです!おかわりもOK!

オーダーの流れ


1)テーブルにつき、店員さんが持ってきてくれるオーダー表に記入 

※ メニュー上にないドリンクはメニュー下のあいているスペースにビール(啤酒)×1、ソーダ(汽水)×1などと記入しておきましょう。

2)店内奥のレジカウンターへオーダー表を持って行き、会計を済ませる

3)ごはん、スープ、箸などをレジカウンター左手(階段裏)の棚から用意

※ ビール、ジュースはその手前の冷蔵庫から自分で持って行きます。

4)テーブルで料理が運ばれてくるのを待つ
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さて、突然ですが…

Q: 炊飯ジャーのとなりにあるお湯の入ったボウルは何でしょう?
   (1) フィンガーボール(手を洗うためのもの)
   (2) お碗を洗うためのもの
   (3) 飲料用
正解は…

A: 2番です!

台湾のレストラン・食堂ではよくテーブルの上に無造作に置かれているお碗をみかけます。埃をかぶっていたり、洗い立てでまだ水滴が残っていたり…ということもあり、それを嫌う人がティッシュで拭いているのを見かけたりします。こちらのはそれがさらに進化した感じ。きれいにすすげて、しかもお碗は温められて一石二鳥!ただし、お湯は熱めですので、ヤケドにご注意を。

値段別のメニューで明朗会計


そんな仕組みを理解したところで、さっそくオーダーしてみましょう!では、まずオーダー表をチェック…あ、見てください!なんと明朗会計なんでしょう!プライスごとにメニューが分かれているから、おさいふと相談しながら注文がしやすいんです。しかも全般的にお安くないですか?下は60元~。お魚だって100元台でいただけちゃいますよ。これだったらナビ、友達引き連れて「今天我要請客!(今日は私のおごりね!)」ってできちゃいそう。「私のおすすめをごちそうするわ!」って、もちろん友達にはオーダー表を見せずに内緒でオーダーと会計をすませちゃってね^m^)
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<100元メニュー>
豆干肉絲

豆腐を押して水分を抜き固めた豆干と細切り豚肉の炒め物。トウガラシとニンニクがきいてかなり辛め。そのおかげかビールやごはんがすすみます。お肉は少なめですが、このお値段ですから…^^;)
芙蓉煎蛋

素朴なダシ入り玉子焼き。日本のダシ巻き玉子のようなホッとするおふくろの味的存在でお店の名物料理!そんなに厚みはないですが、ふわふわで柔らか。はじめてだけどなつかしい味がしました^−^)

<130元メニュー>
炒蒼蝿頭

名前に「うぅぅ…」ときちゃいましたが、実はニンニクの芽とひき肉と黒豆の炒め物。お豆が蝿の頭のように見えるからこのネーミングなのでしょうか?ピリっとした辛さが食べ進めるうちに猛烈な辛さへと変わり、ごはんの上にかけて食べるとちょうどよくなりました。なかなかグッド^0^)

<150元メニュー>
鹽蛋苦瓜

苦味がきいた苦瓜と卵の炒め物。この手の苦瓜は苦味を抑え目にしたところが多い中、こちらのはパンチがきいていました。苦瓜好きにはたまらない!ナビは苦手な方ですが、食べているうちに病みつきになってしまいました~・−・)

<180元メニュー>
紅焼呉郭魚

呉郭魚(テラピア)の甘辛煮。テラピアは温かい水温を好む淡水魚で台湾ではポピュラーな白身のお魚。それを紅焼(醤油と砂糖で煮る)というこれまた台湾ではポピュラーな調理法で料理した一品。太い骨があり、ちょっと臭みがあるのが難点ですが、100元台ってのがお得!タレは辛め><)
宮保鶏丁

小さめチキンをピーナッツとたっぷりトウガラシベースの濃いタレで炒めた四川料理の定番。かなり辛いことは辛いのですが、この辛さが後を引くウマさに…ビールが欲しくなります^0^)
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その他のおすすめは150元メニューから「蛤仔角瓜(はまぐりと瓜のスープ風)」「紅焼牛腩(サーロインの甘辛煮)」など。またナビがおとなりのテーブルをチラ見した時に目に留まったのが200元メニューの「豆瓣魚(テラピアの麻婆豆腐かけ)」。1皿で2度楽しめちゃうところがお得感ありあり~!
※ 全体的に濃く、辛めの味付けなのでビールもすすむこと間違いなしっ。ビールは60元/本、缶ジュース・ソーダ類は20元/缶です。無料のお茶サービスはありませんので、喉が渇いたらそれらをご注文ください~

日本人が思う「中華」メニューも充実



それから日本人の思い描く中華料理の定番「麻婆豆腐(80元)」「回鍋肉・ホイコーロー(150元)」「糖醋排骨・すぶた(160元)」などもしっかりメニューにありました。そのためか、近くにある六福客棧(レオフーホテル)にお泊りの日本人もよく来るのだとか。また、場所柄、昼時には付近で働くビジネスマンで賑わうそう。ナビがうかがった平日夜は壁に備え付けられたTVを見ながら、のんびりと夕食をとっている地元の人の姿をお見受けしました。なんだか、田舎の食堂に来たようなそんな錯覚にとらわれたナビなのでした~。

以上、台北ナビでした。

記事更新日:2009-04-07

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-03-09

スポット更新日:2014-11-15

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