台湾の人気スイーツ「豆花」を日本で食べられるなんて幸せ~♪
こんにちは、台北ナビです。
台湾には魅惑のスイーツがいくつもありますが、その中でも豆花は上位の人気を誇ります。日本で豆花が恋しくなっても、台湾のスーパーで買ってきた豆花粉なるものから作るしかなく…でも台湾で食べたあの味は再現できない…とお困りのあなた!朗報です。なんと南京町に豆花が食べられる店があったんです。
豆花を食べたいのですが…
豆花ブースは右横に小さくあります。見逃さないで~~
豆花ブース
南京町の中心部にある南京町広場からすぐのところにある大同行。ここで豆花がたべられるのですが、店名よりも豆花の紹介よりも一番人気という「ブラック豚まん」の紹介看板が、で~んとあるのでそれを目印にお店を見つけてください。
昭和24年から乾物などの中華料理食材の卸として創業を開始し、今でもメインのお仕事は卸業。台湾の花枝丸(いか団子)、ちまき、水餃子、ウーロン茶などを中華料理や台湾料理屋さんへ卸しています。個人のお客様でも店頭や通信販売で購入できちゃうのですが、こちらの売りは何と言ってもあの豆花が食べられることなんです。
豆花作りってほんと難しい!!
先ほど書きましたが、日本で豆花を作ろうと思うとまず浮かぶのが豆花粉を使うこと。でも、あのいかにも人工的な味に「えっ?全然違う…」と肩を落とした方も多いのでは?
そこで、お店のオーナーである欧さんに作り方を簡単にレクチャーしていただきました。
北海道産の大豆を一晩水に浸してから、自家製豆漿を作り、そこへ特製にがりを足して豆花が作られます。聞くと簡単ですが、にがりの調整などとても難しいそうですよ。北海道産の大豆にこだわるのは「いいものを提供したい」という考えから。豆の味もしっかりしていて、なかなかのお味でした。台湾よりも硬く作られる豆花はにがりを使用しています。
ナビも知らなかったのですが、台湾で売られている豆花の多くは「石膏粉(焼石膏)」が凝固剤として使われているそうで、結石の原因にもなるとも噂されているんだとか。体に悪いかも…と思うものを売るよりも、自信を持っていいものを売りたい!と約半年の時間をかけて研究して出来上がったのが大同行特製の豆花です。
こだわりの北海道産大豆!!
水に一晩浸します
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この豆花ができるまでとっても時間がかかりました
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トッピングはマンゴーやイチゴもありますが、それよりもお店で煮込んだあずきやピーナッツ、緑豆を使ったものがオススメ。ナビは15番の伝統オール400円(かき氷乗せ+30円)を注文してみました。
ピーナッツ、あずき、緑豆、ブラックタピオカがトッピングされた、台湾で大人気の豆花。トッピングはすべて少し固めで食感が楽しい!肝心の豆花もつるんとのど越しがよし、暑い夏にぴったりのスイーツです。ですが、冷たい豆花は冬も結構売れるそうですよ。台湾通の方には是非これを注文して欲しいです
色々トッピングが乗っている感じが台湾っぽいでしょ?
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全部一緒にお口へ!ふふふ幸せ~☆
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+30円で氷を入れみました! |
14番のフルーツオール400円(かき氷乗せ+30円)はマンゴー、イチゴ、ホワイトタピオカがトッピングされた人気ナンバー1豆花。見た目もかわいらしいですよね。
甘ったるくなく、さわやかなフルーツと豆花が合わさってサマーなお味です。
食卓に一品プラスできる冷凍食材も売っています!
ナビも一度試してみたい「花枝丸」
先ほど冒頭で述べましたが、こちらは中華食材の卸が専門。
ナビがオススメしたいのは台湾の花枝丸(いか団子)870円。自宅で揚げるだけで、もう台湾料理の出来上がり~♪この外にも水餃子(20個入り)540円やちまき(4つ入り)1000円など食卓に一品プラスしたい時に役立つ冷凍食材ばかりです。基本的には台湾料理店へ卸しているというだけあって、品質には定評があるのも◎。
烏龍茶も300g1010円と安いのです。
豆花のお伴に看板商品も食べてみませんか?
その見た目と名前から奇を衒っただけの商品なのでは?と疑いをもった(失礼!)ブラック豚まん(大200円/小100円)。食べてみると看板商品というのが納得できるお味でした。
イカスミを皮に練りこんで真っ黒にした豚まんは、艶々とした皮を見るだけで上質なものを使っているんだと感じられます。具は宮崎産豚とキャベツのみというシンプルさで、皮に練りこんだイカスミの味を引き立たせてくれるようです。小腹がすいた時にどうぞ!
「いいものを安く売るためにできることはすべて手作りで行います!」と力強く語るのはちょっと強面の欧さん。でも、話すと笑顔がかわいらしい!(笑)
豆花ブースの冷蔵庫やかき氷を削る機械も台湾製。台湾を愛する心、台湾スイーツのことをもっと知って欲しいという思いがひしひしと伝わってきましたよ。イートインスペースもありますので、豆花を食べながら、欧さんとおしゃべりするのも楽しいかもしれません。
以上、秘かにいつか日本で豆花屋さんを開こうと思っていたナビがお届けしました。