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懐かしさとモダンさが交錯するレストラン。家族と、カップルで、友だちと、お腹も心も満たされる老舗の味があなたをお待ちしています。


こんにちは、台北ナビです。
大稲埕といえば、台北はこのエリアから発展が始まった、と言っても過言ではない場所。淡水河をすぐそばに望むこのエリアには、清朝時代から諸外国からの船が入り、品物を降ろして行きました。また、台湾からは茶葉などの特産品が輸出されることになり、日本時代にはこちらの大稲埕や萬華などの淡水河沿いの街は、隆盛を極めました。そのため、この辺で生まれ育った人は「私こそ本物の台北人」と胸を張ることもあります。「江戸っ子」を誇るのと似てますね、。

リニューアルしました!

さて、今日はこの地で数十年も続く洋食の老舗レストラン「肯特」にお邪魔しています。店名の「肯特」はKentの中国語読み。オーナーが「ケンタッキー」から命名したとか。
開店は1975年で、その歴史は40年以上に及びます。2011年の4月中旬に改装工事を終え、リニューアルした姿で新たにお目見えしました。ナビたちがお邪魔したのは平日のお昼どきでしたが、店内は家族連れで満席に近い状態。おじいちゃん、おばあちゃんを交え、賑やかにおしゃべりに興じる台湾の人たちの日常の風景がありました。お店が建つのは民生西路沿い。乾物や月下老人を祀る霞海城隍廟で有名な迪化街の入口はすぐそば。台湾初の洋食レストランとしてその名を知られる「波麗路(ボレロ)」は目と鼻の先です。

新しいのにどこか懐かしさを感じる秘密とは・・・

今日、お話しを伺ったのは潘威達さん。今回のリニューアルにあたり、その手腕を振るったデザイン会社の総経理です。一歩店内に足を踏み入れると、レトロとモダンが交差した、どこか懐かしいような、それでいてオシャレな空間に目を奪われます。最初に目に留まるのはその天井ではないでしょうか。広い天井にはひょうたんからこぼれ出たハートという印象的なイラストが描かれています。
真っ先にこのイラストについて質問したナビ。「どうして天井にひょうたんが?」。すると、ひょうたんは中国語では「円満」を意味すること、「8」の字に似たその形から「永遠」を意味することから使われたそうです。そして3つの円は、「ひょうたんからお金が出てくる=もうかりますように」、「円満、縁があるように」との意味が込められているそうです。
潘威達さんが率いるデザイン会社は、このエリア一帯の古き良き下町の雰囲気を残しながら、モダンな雰囲気を取り入れて街全体を活性化させようというプロジェクトを進めており、このお店のリニューアルもその一環。確かにこのお店で出される食器はどれも創業当時から使われているものも多く、日本人のナビでもなんだか懐かしさを感じてしまいます。
また、往時には台北の台所とも称された迪化街のそばにある利点を生かし、お店で出される飲み物の原料はすべて迪化街で仕入れているそうです。

メニュー紹介!

さぁ、それではお店のメニューをご紹介していきましょう。

まずは、開店当時の面影を色濃く残した「肯餐セット(890元)」
全く同じ、というわけではありませんが、人気メニューをピックアップした一押しメニューです。
まずは食前酒(アルコールちょっとだけ)と、前菜です。
新鮮なトマトの上には「おぉ、ウニがのってる~」と思いきや、カシューナッツでした(笑)、残念!
「回憶肯徳サラダ」

当時の台湾では、サラダといえば、鶏肉が添えられているのが普通だったのだとか。それに合わせて、お皿もレトロなものにしてあります。ドレッシングはビネガー(油醋)、サウザンアイランド(千鳥醤)、自家製マヨネーズから選べます。

添えられたバターもクリームやバターを特別な配合でお出ししているそう。ちょっと甘め。
コーンスープ

コーンスープ

トマトスープ

トマトスープ

あわびスープ

あわびスープ


このスープ皿も開業当時から使い続けているもの。
スープは4種類の中から選べます。コーンたっぷり、濃厚なコーンスープ。トマトの酸味が食欲をそそるトマトスープ。写真にはありませんがオニオンスープ。そして、アワビをベースにした目にもグリーンが美しいあわびスープからお好きなものをお選び下さい!
実際に選べるのは1種類ですのでご注意を!

実際に選べるのは1種類ですのでご注意を!


そして、お楽しみのメインをご紹介しましょう。
12オンスのTボーンステーキ、12オンスのフィレステーキ、特大エビの中から選べます。写真では、特別にフィレステーキと特大エビの豪華競演を見せていただきましたが、実際に選べるのは一つだけですのでお間違いなく!
こんなにたっぷり

こんなにたっぷり


さぁ、メインが終わった後は、さらにデザートとドリンクがつきます。
ドリンクはうれしいことに12種類の中から選ぶことが出来ますが、逆に迷ってしまいそうですね。
こちらで提供されるドリンクの原料、特に茶葉は、迪化街の老舗問屋「林華泰」から良質なものを仕入れているそう。さすが、最後の最後まで手を抜きません。

カップルでも楽しめます

こちらのお店、改装前は老舗レストランという雰囲気で、地元のお客さんや常連さんで賑わっていたそうですが、リニューアルし、モダンな雰囲気を取り入れて再オープンしてからはカップルの来店率が急上昇したとか。特別な記念日はもちろん、普段のデートでも訪れて欲しいお店です。
そんなカップルの皆さんにオススメなのがこちらの「カップルセット(二人で990元)」


食前酒として気泡酒が出された後は、サラダ。こちらもサウザンアイランド、ビネガー、自家製マヨネーズからドレッシングをお選び下さい。そしてスープは「オニオンスープ、コーンスープ、トマトスープ」の3種類の中から。
ハートの形がデートにぴったり

ハートの形がデートにぴったり


メインは3種類から選べますが、この日に出していただいたのは、なんとハートの形した「いつも仲良しゴールデンカツレツ」!それにしても大きい!こちらのお店で出されるメインディッシュは素材も上質ながら、驚くのはその大きさ。男性でもかなりお腹がいっぱいになるでしょう。
でも、持ち帰り文化の発達した台湾ならそこは安心。「もう食べきれない・・・」と思ったら、迷わず店員さんにお持ち帰りをお願いしましょう。食べ切れなくて気兼ねすることもなく、安心して食事を楽しめますよ。

このほかに、メインディッシュとして「ラブラブサーロインステーキ」「あなたを思う気持ちのように深い海でとれたタラのソテー」というユニークな名前のついたメニューからお選び下さい!

お得なコースもあるんです!

実はこちらのお店では合計7種類のコースと、お子様用のコースが用意されています。さすがに全てのコースをご紹介するのは難しいので、最後にもう一つ「特選コース(メインディッシュのみは390元、コースはプラス100元)」をご紹介します。

こちらのコースはまずメインディッシュを「サーロインステーキ、ポークソテー、タラのソテー、デラックスベジタブル」の中から選びます。もちろん単品でも結構ですが、プラス100元でサラダ、パン、スープ、ドリンク、デザートのついたコースにすることが出来ます。

今日は、ポークソテーを見せていただきました。このお値段でこの大きさは本当にお値打ち価格!試食させてもらったお肉はプリプリの肉厚。その大きさに「食べきれないなぁ・・・」と思っていたものの、その美味しさにペロッと食べきってしまいました。
上記のほか、選べる内容や量によって「特餐(790元)」「A餐(690元)」「寵愛コース(490元)」「伝統堪能コース(290元)」「お子様セット(290元)」が用意されています。また、「コースは食べきれないよ」という方のために、単品でも注文できるようになっていますので、状況に応じて使い分けることが出来るのは嬉しいですね。

昔にタイムスリップ


まだ改装が終わっていないそうですが、将来的には30人収容可能の個室も使えるようになるとか。
ちょっとお邪魔して見せてもらったナビ、整理中の写真を発見しました。額に収められた写真は往時の店舗を偲ばせるもの。個室内のレトロな内装と相まって、ちょっとタイムスリップしたような感じになりました。
さらにお店の一角には、創業当時から使われてきた什器や食器が、その懐かしさとともに飾られています。日本でも老舗の洋食屋さんに行くとこうした食器に出会うことがあって、そこはかとなく懐かしい気分に浸ることがありますね。

取材も終わりに近づいた頃、店長の陳美雲さんが挨拶に来てくれました。写真を一枚、とお願いすると、恥ずかしそうにしながらも、カメラに収まってくれました。
懐かしさとモダンさが交差するレストランで心もお腹も満足のお食事はいかがでしょうか。家族で、デートに、友だちと、どんなシチュエーションにでもぴったりの老舗を覗いてみませんか。
以上、ナビでした。

記事登録日:2011-05-18

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-05-23

スポット更新日:2014-07-17

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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