日祥生機園地(台中市)

閉店・移転、情報の修正などの報告

屋台にちょっと飽きた時?郊外に出ておいしい空気を吸いながら、スローフードでヘルシーな気分を味わいませんか?





こんにちは、台北ナビです。台中市内で、緑の中にあるオーガニックレストランを発見しました。ちょっと市内から離れただけで、こんなに田んぼが広がっているのかとびっくり。着きましたよ~と言われて降りたところは、青々とした稲穂のど真ん中。左手に田んぼを見ながら、あぜ道を広くしたようなところを歩いていくと、鯉が泳いでいる池があり、そこにナビたち目的のレストランがありました。 

こだわりはここ


できるだけスローフードであること。そして、その食材の調理法は、熱するのがメインですが、あまり手を加えていません。というのは、野菜類は高温を加えれば加えるほど、多くの養分が破壊、流失されるからです。また、塩分ひかえめ、油ひかえめ、温度もひかえめの調理法を心がけています。自然の風味を壊さないように、栄養素もしっかりと残す、これが食材に対する「日祥生機園地」のこだわりと言えばこだわり。主食類は全麥或いは糙米(玄米のようなもの)が中心。なぜかというと栄養分と纖維質を多く含んでいるから。蛋白質の攝取も優先しています。そして、一番多い食材は野菜!これを無くしては、ロハスは語れません。無農薬で自然な食材を食前にいただくことは、体内の均衡を保つにも大切なことで、そうすることによって、体も内部から活性化!他の人からも活き活き、溌剌としているように見えるのです。ロハスライフは、近年多くの人の関心を集め、ヘルシーな食べ物やスポーツでそれを実践している人たちも増えていますが、ここ台中では、「日祥生機園地」が率先して行っているともいえますね。

食べる順序にもこだわり

まずは胃を温めるためにスープを飲みます。それからサラダーバーに移動しましょう。ジュースなども取ってみてください。食べ終わったら、お次は調理されたものに移ります。主食の麺、ご飯類なども。もし、メインコースをご注文ならば、ここで取り掛かってください。魚でも肉でもゆ~っくり味わうこと。素材の味を噛みしめながら食を堪能した後は、飲み物とデザート、そして、最後にお待ちかねのスイーツタイムとなります。各テーブルの各席には、ランチョンペーパーの上にお皿、お椀、湯のみ、箸が置かれています。そして、紙の上を見ると…、毎食ごとにお皿やお椀は自分で洗ってくださいと書かれています。一つを食べ終わってから、違う味のものを入れる場合は、一回水で洗った方がそのものの味をちゃんと味わえるということでしょうか。高級レストランなら、お皿の取り換えなどは頻繁に行ってくれますが、ここではエコ精神を発揮しましょう!あ、前の食材の味と混じってもいいのならお皿は洗わなくてもいいのですよ。食を吟味したいなら、やっぱりお皿は洗った方がいいかも? 
きちんと並べられています

きちんと並べられています

鳥小屋の向こうが食器洗いの場所

鳥小屋の向こうが食器洗いの場所

パンも自分で切ります

パンも自分で切ります

甜菜根のジュース、きれい!甘くてさっぱりしていました

甜菜根のジュース、きれい!甘くてさっぱりしていました

サラダバーだけでも幸せ

食事は必ず事前予約が必要です。ナビたちが行ったのは平日のお昼でしたが、満席でした。サラダバーは340元/一人、幼稚園以下の子供は190元、小1~小4は230元、5年生以上は大人と同じ料金です。ディナーもランチと同じ料金。アフタヌーンティーは、230元/一人。小1~小4の子供は170元になります。ナビはこの料金体系を見てなるほどなあと思いました。小学5、6年生の子はもう食べ盛りが始まっていて、食べる量も大人顔負け。よく他のレストランでは身長を基準にしていたりしますが、この分け方はなかなか考えてるなと思いました。それもそのはず!オーナーの藍梅瑜さんは元幼稚園の先生。レストランを始めた仲間や調理をしている人たちも皆家庭ではお母さんなのです。
野菜はどっさり

野菜はどっさり

どれもおいしそう

どれもおいしそう

たくさん食べましょう

たくさん食べましょう

主食コーナーには涼麺もあります

主食コーナーには涼麺もあります

パンにつけるのは、ゴマか香椿というバジルのようなもの

パンにつけるのは、ゴマか香椿というバジルのようなもの

果物屋さんみたい

果物屋さんみたい

藍さんは今でも、園地内で子供たちに童話を話したりするのを楽しんでいます。見るからに頼りになりそうなお母さんムードが漂っています。 

気をつけていること




野菜がメインで、豆類や五穀類も多く揃えているというのは言うまでもないことですが、新鮮であること、そして、オーガニックであることにもこだわっています。水もそうです。備長碳水という水が緑茶やゴボウ茶に並んでありました。
塩分ひかえめ、油ひかえめ、温度ひかえめの調理法というのは、先ほど書きましたが、さらに低糖、低カロリー。あくまで素材重視なのです。台中市内でありながら、周囲は田んぼ。自然な食物は自然の中でいただくのが一番、心も体もリフレッシュするのです。
野菜は自分で好きな分だけゆでます、ソースはベジタリアン用とノンベジタリアンの2種 野菜は自分で好きな分だけゆでます、ソースはベジタリアン用とノンベジタリアンの2種 野菜は自分で好きな分だけゆでます、ソースはベジタリアン用とノンベジタリアンの2種

野菜は自分で好きな分だけゆでます、ソースはベジタリアン用とノンベジタリアンの2種

五穀の前にはベジ用の肉?もありました

五穀の前にはベジ用の肉?もありました

飲み物もヘルシー

飲み物もヘルシー

メインコースも試しました

カボチャの味がしっかり

カボチャの味がしっかり

メインにはチキン、マトン、魚などもあります。ナビたちは、キノコと魚、、そして藍さんおすすめ、旬のカボチャを試しました。キノコは柔らかくて、香りよく、美味でした。そして、魚もさっぱり。お腹に満腹感が来ない満足感が味わえます。

台湾は「食」の国なので、ついつい何でも食べ過ぎになりがち。でも、食べ過ぎた後っていつも、あ~こんなに食べるんじゃなかった~、なんて後悔先に立たず(は、ナビだけ?)。とにかく食べてる時は幸せで、食べた後に不安が押し寄せてくる…こんな食生活ではなくて!食べた後にはもっと幸せな波が押し寄せてくる!そう、ここではそういう食後の幸せがつかめるのです!と、何を大げさなと思う方もいるかもしれませんが、台湾に住んで痩せる人はいない、という常識を忠実に守っているナビ。毎日でもこんな食事がしたいし、しなきゃと思った次第です。

販売もあります




店内、屋外、戸外と大きく3スペースに分かれています。店内はビュッフェと食事のスペース、屋外の窓際では、野菜や果物などが売られていて、購入している人たちがいました。トマトとかは真っ赤に熟れていて、表面がツルツル。見た目もみずみずしく、一個手に取ってパクッといきたくなりました。ほんとにどの食材も光択があって、かじるとジュワッとそのものの旨味が口の中に広がりそうです。スーパーとかで、たまにくたびれた野菜を見ることがありますが、ここの野菜は、お肌のハリも違いました。
いろいろ取り揃えています いろいろ取り揃えています
いろいろ取り揃えています いろいろ取り揃えています

いろいろ取り揃えています

野菜売り場には、時々スチームも吹かれています 野菜売り場には、時々スチームも吹かれています 野菜売り場には、時々スチームも吹かれています

野菜売り場には、時々スチームも吹かれています

近郊を1日かけて遊ぶ方法

ここ「日祥生機圓地」で食事をして、ちょっとくつろぐのもいいですが、せっかくだから、周辺も一緒に回ってみませんか?おすすめのコースが3つあります。生態の旅なら:早朝、筏子溪でバードウォッチング→安和路にて油菜花の観賞→正午、日祥園地で食事→午後、日祥園地の陽光教室でDIYを楽しむ家族の旅なら:朝、東海牧場で乳牛を見る→東海大學で植物探索→正午、日祥園地内で戸外バーベキュー→午後、日祥園地の陽光教室で親子ともどもクッキー作りのDIYに挑戦!ロマンティックな旅なら:午後、新光三越で映画を見る→夕方、虹陽橋で夕焼けを観賞→夜、日祥園地で食事かバーベキュー→その後、日祥園地の芝生で星空を眺める。



バーベキューは、大人490元/一人、子供299元/一人。緑の芝生の周辺には、テーブルや椅子もあります。お天気がいいときは、外で食べたいものですね。緑の芝生の向こうにはきれいな蓮が咲く池。その向こうにはかわいい一軒家が見えます。ここでは、クッキー作りのDIY教室や藍さんが物語を話す時間に利用されています。会議室としての利用もできます。また、園地を借りきっての結婚式や披露宴も行われるそうですよ。 
 台北ナビでした。  
園地では、うさぎちゃんたちが自由に飛びまわっています

園地では、うさぎちゃんたちが自由に飛びまわっています

蓮の花もきれい

蓮の花もきれい

記事登録日:2010-09-08

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-09-08

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