川唐

チュアンタン

台湾南部出身の客家人夫婦が2人3脚で作り出す客家料理。サービスも満点です。

ナビがひかれたメニュー。

ナビがひかれたメニュー。


こんにちは、台北ナビです。

突然ですが「ハッカ」と聞いていちばん最初に思い浮かぶのは?ナビはガムなどに使うスースーするものを想像しました。ハッカ料理か~。スースーしそうだなぁ…なんて。そんなナビが今日台北ナビの方に連れて行ってもらったのは…「客家料理」。これで「ハッカ料理」と読むそうです。うーん…聞いたことない!でも、看板の写真はとってもおいしそう!台北初心者マークのナビ、客家料理、初体験です!ではまず場所からご案内しましょう。

台湾初心者のナビと一緒にすこーし客家と客家料理について勉強してみましょう!

仲睦まじいオーナーと奥さん。

仲睦まじいオーナーと奥さん。

その昔、客家人は中国での戦禍を逃れるため、移住を繰り返しました。しかし後から入ってきたため、先住民との軋轢もあり未開の山間部などを開拓して住むようになりました。僻地ですから生活は苦しく、ほとんど自給自足を強いられていたため、老若男女を問わず働いていたようです。山間部ですから、保存のきく食事が好まれたことと、客家人女性は朝早くから夜遅くまで働かなければならなかったことから、客家料理は煮込み料理や、塩漬けの料理が多いといわれています。いわゆるちょっと濃いめの味付けですね。なんだかご飯にあいそう!!

さて、今日お店をご紹介してくださったのは、オーナーの奥さんの陳玉娣さん。台湾南部出身の客家人です。にこやかに話しながらも、手はキビキビと動く奥さん。先ほど客家人は老若男女問わず働いていたといいましたが、客家人女性は主に野良仕事に従事していました(男性は勉学優先)。昔の中国の女性は小さな足のほうが美しいと考えられていたために纏足(てんそく)といって足に布を巻きつけて、足が大きくならないようにしていました。しかし、そんな小さな足じゃ野良仕事なんかできませんよね。客家の女性は纏足を行わなかったために「山に住む大足の女」と言われていたそうです。ひどいっ。今じゃ纏足もほとんどみられませんし、そんなこと言われることもありませんが、奥さんを見ている限り、今でも客家の女性はよく働くんだろうな~なんて思ってしまうナビでした。


客家の伝統的な布で飾られた店内。奥さんのお母さんの時代には結婚するときにプレゼントしたそうです。かわいい花柄ですね~

川唐??


少し中国語に慣れている方だと「川唐」という店名を見て「おや?」と思われるかもしれません。川の字が使われていることから「四川料理」を連想させるんです。でもここは客家料理。これはなにかある!!ご主人に聞くと、客家語で「レストラン」を意味する単語の発音が「チュアンタン」。それを北京語の漢字にあてはめると「川唐」。なるほど~、と思ったらさらに!

こちらのお店の住所が敦化北路155巷111號。 111→川。なんですね~。オーナー夫妻のお店に対する愛情を感じます。客家料理店はまだまだ台北に多くはなく、あっても台北風に味付けをされた料理が多いといいます。また、台湾北部と南部でも微妙に味付けが違うのですが、こちらの「川唐」では奥さんの出身である台南ベースの伝統的客家料理をいただけるということです。

お待ちかね!客家料理の登場です!!

ちょっと客家について知ってますます客家料理に興味がわいてきました!ではいよいよ客家料理を味わってみたいと思います!
招牌豆腐 小180元 大280元

日本の厚揚げのようなものとネギ、ショウガなどを一緒に煮込んだもの。豆腐によ~く味がしみ込んでいて、かんだ瞬間ジュワっ!ショウガとトウガラシのピリ辛味です。こちら微辣~特辣まで5段階から辛さが選べます。(何もいわないと小辣)特辣は涙がでるほど辛いとか。自信がある人はトライしてみてくださいね。
美濃客家炒板條 小90元 中150元 大220元

米粉でできた麺にネギ、モヤシ、豚肉をいれて炒めたもの。名古屋名物きしめん!?タイ焼きそばパッタイ!?はたまたベトナムのフォー?と見た瞬間いろんな食べ物の名前が横切ったナビでしたが…。食べてみると、どれとも違う。麺がもっのすごーくモチモチ。おモチに近い食感です。
苦瓜封排骨 320元

お店の自慢の一品!土鍋に入って、まだフツフツと煮立っている状態で登場!煮込み料理が得意なだけあってしっかり味がしみ込んでいて、お肉がフワっとやわらかい!これだけでごはんが何杯でもいけそうです☆
酸菜薑絲大腸 小180元 大280元

ショウガとモツを酢で炒めたもの。「川唐」の酸菜薑絲大腸はモツよりもショウガの方が多い!ほぼショウガです。このショウガ、オーナーによって選び抜かれたものだけが使われているんです。実はショウガが大好物のナビ。炒めてあるのにシャキシャキしているショウガに大満足。お酢のすっぱさとショウガ独特の香りが相性バツグン!ナビ的にひと押し!の一品です。
客家肉丸粉絲 480元

米絲というハルサメでできたぺったんこの麺とタケノコ、ネギ、ハクサイ、エノキ、シイタケ、香菜そして豚肉団子のお鍋。今まで濃いめの料理が続きましたが、こちらはあっさり。少し甘めの味付けです。
客家燗筍  小160元 大260元

タケノコとショウガの煮物。ツルツル、シャキシャキのタケノコがこれでもかっ!というほどに…しょうゆと米酒の味付けでついつい箸がすすむ…タケノコの歯ごたえがたまらない!
蒜苗客家臘肉 小220元 大320元

ナビおすすめ!!ネギ、干した豚肉、トウガラシの炒め物。なんとこの干し豚肉、奥さんのお母様が南部で作ったものを実家から送ってもらっているんです。干し豚肉は1日半タレに漬け込み、それから2-3日天日干しをします。日差しの違う台北の気候だと、うまく天日干しができないので、わざわざ実家から取り寄せているのだそう。しっかりと味付けされた干し豚肉は噛めば噛むほど味が出てくる出てくる!米酒のほんのりとした甘みも加わって絶品です。
招牌傅統燉猪脚 小280元 大520元

豚足~。コラーゲンたっぷりで日本でも人気ですよね。こちらの豚足は水を一切使わず米酒とニンニク、おしょうゆで煮込んでいます。プリップリの豚足にどこまでも米酒のあまーい味がしみ込んでいて、どこを食べてもおいしい!噛みごたえもあり、よーく噛んで味わいたい一品です。うーん。ナビのお肌もこれくらいぷりんぷりんにならないかなぁ…。

台湾ビールやワインもあります

サービス満点!!

この大きさでみ~んな小サイズ!

この大きさでみ~んな小サイズ!


客家の人たちはとっても機転が利く!と聞いていましたが…。こちらの「川唐」もサービス精神いっぱいです。まず、ナビが今日いただいた料理、すべてサイズは「小」!安くてでかい!!そしてコーヒーが無料!なんと蓮花茶も無料なんです。蓮花茶は老廃物を除去し美肌を保つと言われているお茶!これは飲まないわけにはいきません。蓮の甘い香りがほのかにしてとても爽やかな味。なんだかきれいになれそうな気分…。
サービスでいただける蓮花茶。ちなみにいただけるのはこのパックでなくお茶です。

サービスでいただける蓮花茶。ちなみにいただけるのはこのパックでなくお茶です。

おいしいコーヒー召し上がれ♪

おいしいコーヒー召し上がれ♪

「干し豚肉??」なナビに「こんなふうになってるんですよ~」とご主人

「干し豚肉??」なナビに「こんなふうになってるんですよ~」とご主人


さらにうれしいことに、仙草ゼリーがデザートとしてついてきちゃう!!こちらの全仙草ゼリー、少しめずらしく、ゼリーが糸状になっていて食べやすい♪仙草ファンのナビはペロっとたいらげちゃいました。そしてこんなにたくさんサービスがついているのに、サービス料もなし!なんてサービス精神にあふれてるの~と感動しちゃうナビでした。笑顔がとってもすてきなオーナー夫婦。奥さんは少し英語も話せるので、ぜひいろいろ聞いてみてくださいね。

以上、台北ナビでした。




記事更新日:2009-08-26

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基本情報

住所 台北市敦化北路155巷111号
電話番号 (02)2719-6809
営業時間 11:30~14:00 17:30~21:00
休業日 年中無休
クレジットカード JCB, Visa, Master, AMEX
日本語 不可
行き方 敦化北路155巷とは、みずほ銀行のある道路。長春路の突き当りを東へ。小籠包の有名店「京鼎小館」を超え、さらに200mほど先の右側に白い看板が見えます。MRT文湖線「南京東路」駅から徒歩20分ほど。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-02-13

スポット更新日:2008-08-07

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