栄栄園

RONG RONG YUAN RESTAURANT榮榮園

閉店・移転、情報の修正などの報告

夫婦で守り続ける本場の味の中国浙寧料理。家庭的な雰囲気の小奇麗なレストラン。

★★台北市信義路四段25号2Fへ引っ越しました。以下の内容は引っ越し前のものになります。★★


こんにちは、台北ナビです。『榮榮園』といえば中国浙寧料理で有名な老舗レストラン。上海料理に似ています。新鮮な食材を使用し、化学調味料を一切使わないのがこだわり。一般の中華料理ほど油っぽくなく、鶏ガラスープが基本のこの味が日本人にも好評です。1品1品味に特徴があり、おすすめメニューもたくさんなので、3、4人以上でのお食事に最適です!

場所は閑静な住宅街、そして幅広い客層

みんなでおいしい料理を囲んでお喋り

みんなでおいしい料理を囲んでお喋り


こちらのレストラン、客層は、例えばバーに行く前にちょっと気軽に利用する人、近所に住んでいる人、外国人のお客様の接待で利用する人など様々。日本および台湾の実業家として有名な邱 永漢(きゅう えいかん)さんもお気に入りのお店。11ページもある豊富なメニューは、お客様の舌を飽きさせません。場所は101ビルを望める、大通りから少し入った住宅街にあります。ちょっと場所がわかりづらいかも知れないので、念のため地図持参で行くと安心です。
住宅街の一角にあります

住宅街の一角にあります

101ビル方面からお越しの方
はDIANAのショップが目印。
さらに路地の奥に進むと
榮榮園があります。

101ビル方面からお越しの方 はDIANAのショップが目印。 さらに路地の奥に進むと 榮榮園があります。

店内は小奇麗、あたたかな雰囲気



店内に入ると、そんなには大きなレストランに見えないのですが、実は地下にも部屋があり、合計約250席あります。個室もあるし、12名まで利用できる大きな円卓もあるので、大人数での会食にも便利。スタッフの接客もあたたかな雰囲気で、家庭的な感じのするレストランです。土日祝日になると家族連れなどでかなり混み合うため、当日でもよいのでできれば予約をしてから来店していただきたいとのこと。

この道50年以上の凄腕料理長

総料理長黄呈郎さんと、奥様で店長の李桂榮さん

総料理長黄呈郎さんと、奥様で店長の李桂榮さん


総料理長の黄呈郎さんは、14歳の若さでこの道に入り、台北で有名な石家飯店というレストランで腕を磨きました。その後は、20代でドイツのレストランに招聘され料理長をつとめ、さらに李登輝元総統などの、政界の方の専属シェフをつとめるなど、その腕は確かです。実際にお会いしたのですが、謙虚さを持った方で、奥様と浙寧料理の本場の味を守り続けている誠実な姿が印象的でした。数々のグルメ雑誌にも紹介されており、また、2007年の台北の2ツ星優秀レストランに選ばれています。榮榮園のレストランを開いて20年以上、こちらの場所に店を構えて6年になります。

なぜ『榮榮園(ロンロンユエン)』なの?

食材や調理に妥協は許さない、また母のようなあたたかさを持った「小山東」

食材や調理に妥協は許さない、また母のようなあたたかさを持った「小山東」

『ロンロンユエン』かわいい響きの店名は、なんと奥様、李桂榮さんから取ったもの。夫婦の中の良さが伺えますね!奥様は、常連のお客さんから中国語で、「山東的豪爽(太っ腹でサバサバした山東人)」と呼ばれ、「小山東(シャオサンドン:山東ちゃん)」というニックネームで親しまれています。彼女は35年のキャリアを持ち、それぞれ違うお国のお客様の好みもバッチリ把握しているので、注文に迷ったら彼女に紹介してもらうといいでしょう。今回の取材では、食事をしながらいろいろお話を伺ったのですが、料理がテーブルに並ぶと、「質問はあとで受けるから、熱いうちに早く食べて!おいしい料理は一番いい状態で食べてほしいの!」と、食事をおいしく楽しんでもらおうという気遣いがすごく伝わってきて感動☆とってもステキな方なんです。

昔から変わらない本場の味

今回豊富なメニューの中から紹介していただいたのは、昔から変わらない本場の味の人気メニュー。もちろん研究も欠かさない総料理長の黄さんなので、新しいメニューも取り入れています。こちらの料理、どれも味に深みがあっておいしいのでぜひお試しあれ。土鶏や排骨を使ったメニューも人気で数量限定なので、こちらはなるべく予約をされることをおすすめします。
醬爆蟹炒年糕 <700元>

醬爆蟹炒年糕 <700元>

美味しさのヒミツは豆板醤とカニみそ。やわらかいカニ身とモチモチの一口サイズのお餅がたまりません。ナビも一押しの一品★
烤排光并 <400元>(パンは15元/1個)

烤排光并 <400元>(パンは15元/1個)

しっかりと味がしみ込んだお肉をカリッと焼いたパンに挟んでいただきます。旨みの効いた肉汁がパンにしみ込んでおいしい。白御飯にもよく合いそう。
清炒蝦仁 <328元>

清炒蝦仁 <328元>

油で揚げたエビにお酢をかけていただきます。じつはこのエビの殻むきと背腸取りは、ひとつひとつ地道な手作業なんです
豆苗油悶筍 <428元>

豆苗油悶筍 <428元>

ほんのり甘みのある白筍は、歯ごたえもGood!
白果烤大白菜 <248元>

白果烤大白菜 <248元>

銀杏を使った白菜の炒めもの。
砂鍋奄篤鮮 <268元>

砂鍋奄篤鮮 <268元>

有名な金華ハムを使ったスープ。ちょっと塩味が効いていて、噛みごたえがあるのがこのハムの特徴。
臭豆腐 <20元1個>

臭豆腐 <20元1個>

夜市などでよく見かけるのは揚げたもが多いのですが、こちらは‘煮た’臭豆腐。名前の通り、ちょっとクセのあるお味ですが、好きな方には好評です。
砂鍋大魚頭 <880元>

砂鍋大魚頭 <880元>

大きな魚をドドーンと1匹豪快に使ったこの鍋は、5、6人でワイワイといただくのにぴったり。調理に約50分かかるのでなるべく予約を!
炸元宵 <無料サービス>

炸元宵 <無料サービス>

きなこを塗したお団子の中は、トロリとした黒ゴマ餡が入っていて美味!
いろいろな客層に愛されているこのお店のメニューは、どれも味わい深いものばかり。
お肉、魚、そして野菜とバランスよく取れるのも嬉しいですね。中国浙寧料理、あまり聞き慣れないかもしれないのですが、この味は確か!気になった方はぜひ、一度足を運んでみてはいかがですか?あたたかなスタッフと明るい小山東が迎えてくれます。

以上、台北ナビでした。
お店の外からの眺め

お店の外からの眺め

おいしさにニッコリ・・・

おいしさにニッコリ・・・

記事更新日:2009-08-26

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-01-23

スポット更新日:2014-03-07

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