高雄市内で、お客様や両親をいいお店に連れて行きたいなと思ったときの選択肢はここ！
こんばんは。台北ナビです。夕食時間に「紅毛湾海鮮餐庁」を訪れました。前からずっと行ってみたかったのですが、お値段的にはお安くありませんし、その分内容が詰まっているということなのですが、今日は取材ということで念願かなって、来る機会に恵まれました。ナビたちのテーブル近辺を見渡しても、あまり若いお客さんはいませんね。スーツを着たサラリーマン、外国人、ちょっと台湾セレブ風のグループと、接待風の食事にくる方々の姿が目立ちます。「たまには高級料理を食べたい」というより、高級しか食べていないグルメの面々と見受けました。日本人客も多く、日によっては半数くらいが日本人で埋まるそう。また、高雄の高級海鮮料理というと、真っ先に紹介されるということもあって、観光客も多いそうです。
「紅毛湾海鮮餐庁」の英語名は「The Queen of seafood」。へえー、シーフードの女王ですか、と感心していると、「女王」が現れました！女性オーナー洪美花さんです。女王の名にふさわしい貫禄とファッショナブルさ、ヘアスタイルも決まっていて、印象深いものが残ります。お店の歴史は1989年から。同じ場所で改装を重ね、現在の建物となっています。
顧客がついているお店というのは、長年の変わらない味ともてなしが大きく関係していますよね。継続というのはそう簡単にできるものではありません。開店中は所狭しと店内を駆け巡ってる洪オーナー。笑顔をたやさず、元気いっぱい、気軽に声をかけられる親しみやすさも持ち合わせています。たくましいオーナーを見て、ナビも見習わなければと思った次第です。
いただいたものはどれもおすすめ
今日は2人分のセットメニューをいただきました。2人分を大人の男2人女1人でシェアしたのですが、なんと十分過ぎるほど十分で、苦しくなったお腹で帰途についたんです。「紅毛湾海鮮餐庁」で食事をするときは、食事時間はたっぷり2時間は見ておいたほうがよさそうです。ひとつのお料理を食べ終わり、もう一つの料理が来るタイミングも絶妙なのですが、とにかくゆっくり味わいたいという食材ばかり。お酒が飲める方は、ぜひ飲みながら堪能してほしいというところですね。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ 小菜もいただきました
今日食べた小菜は「花生」と｢泡菜｣。「花生」は生のピーナッツを炒ったもので、香ばしくておいしい。レンゲですくって自分のお皿によそい、一つ一つつまんでみました。
｢泡菜｣は大振りのキャベツがドカンと数枚重ねられて乗っていて、見ての通り一口では食べられません。ナビは手で薄くちぎって食べました。これがキャベツの味も生かした薄味で美味い。よく食べる泡菜の酸っぱさも強くないし、看板の小菜だけあります。お持ち帰り用も売っています。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ 刺身と甘海老の盛り合わせ
豪華、新鮮。この新鮮さからでしょうか、甘い味がしました。ほんの数切れなんだけど、最初からこういう味でこられると、もうまいります。じっくりかみ締めて食べたい一品。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ ペッパー蟹黒胡椒炒め
看板料理で、ミソのたくさんある蟹とハルサメの炒め物。海鮮としょうがの味もしたのですが、案の定ハルサメは魚の出汁が入っています。ハルサメはお腹にもたれないので、何杯か食べてしまいました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ くるま海老と蛤の焼き物
エビもハマグリもどっちも大きいです。自分ちの食卓ではまず食べません…。エビはミソも肉も豊富。温かいうちに食べてください。蛤も中にはジューシーな汁が。ちゃんとこぼさずすすって食べてくださいね。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ 杯子にさかな蒸し
骨が柔らかくて、カルシウム補給とばかりに、骨もしっかり食べました。塩味加減もよくて、このきれいな焼加減がいいです。魚の旨みもしっかりでていました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ やりイカの焼き物
柔らかい。写真を撮っていたので、時間も少し経って冷めたのですが、依然として柔らかい。お店の方が温かいうちにね、と言ってたのですが、確かに温かいうちだとイカとは思えない口当たりだと思います。ナビのようにイカを食べてるという歯ごたえがほしい人は、ちょっと冷めていたほうがいいかもしれません。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ タケノコの姿煮
あっさりしています。海のものではなく高山タケノコで、しっかりした形なのに柔らかい。お腹にももたれないからタケノコ好きのナビはパクパクいけました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ 台湾風のラザニア→
海鮮スープになりました
この日は海鮮団子のスープ。ハタハタだと言っておりました。この段階に来ると、お腹はもうかなりいっぱいなのですが、スープの味、団子の海鮮風味いっぱいの味、ともに美味で、とても上品な料理だと思いました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
最後はフルーツとおしるこで〆
この日は季節のフルーツとココナッツ風味のあずきスイートでした。
どれもこれも大満足の味！おすすめ料理がいっぱいです。
どうぞ心行くまでお楽しみください。
以上、台北ナビでした。
ログイン