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中国語・台湾語が飛び交う熱気ムンムンの店内で格安・新鮮な海の幸をどうぞ!

こんにちは、台北ナビです。「おいしい海鮮ないかしら?」と台湾の友人に尋ねたところ、新鮮な魚介類が手ごろなお値段でいただけるとすすめられ、本日は「鵝肉城活海鮮」にやってきました。地元台湾人も通いつめるその味とは…期待度大です!

アクセスシやすいロケーション

「うまい海鮮→海のそば」と連想しがちですが、こちらのお店、実は都会のど真ん中に存在します。場所はMRT「南京東路」駅と「忠孝復興」駅の中間あたり、遼寧街という通りです。旅行者も必ず訪れる微風広場や中興百貨などのデパートにもほど近い、至便なところ!早速、遼寧街を目指して歩き出したナビであります。

活気溢れる店内に人はドンドン吸い寄せられていく

遼寧街夜市として知られるその通りは、わずか200mほどの短い通り。わりとカジュアルな屋台風のお店(もしくは本当の屋台)が目立ちます。

その中でひと際目を引くのが、目指すお店「鵝肉城活海鮮」。通りのちょうど中ほどに位置し、ギンギンギラギラのド派手な看板に人は目を奪われます。まさに光に集まる虫のごとく(ちょっと違うか!?)お店に群がる人々。

狙い目は午後6時過ぎ - 新鮮な魚が届くその時

店先には氷の上にのせられた魚たちがきらびやかに光っています。「えっ??冷蔵庫に入ってないの?」なんて思わないでください。鮮度バツグンだからこそなせる業なのですから。毎日、開店直後に届く魚介類は亀山島(台湾北東部の太平洋に浮かぶ小島)の港に当日揚げられたものばかり。だからこそ、こういう見せ方ができるというもの。それに何より台湾っぽくありませんか?ナビはきれいに並べられたお魚見ているだけでワクワクしてきちゃいました。

メニューはなし!店頭に並ぶ魚を見て決めよう



毎日入ってくる魚はほぼ同じですが、やはり、季節や天候に左右されやすいもの。その日自信を持ってお客様の前に出せる新鮮な魚介類だけが並びます。日本では馴染みの薄い、南国特有の珍しい魚もたくさん。魚といえば、鮪に鯛に鯵に鯖…といった基本的なものしかわからないナビは(しかも魚と名前が一致しない!!!)迷わず、日本語ペラペラな黄さんにおまかせすることに。

「珍しい魚が食べたいです~」「焼き魚もいいですね~」「お鍋も食べてみたいな~」などなど。こんなんでいいんです、黄さんが、今が食べ頃・今が旬のおいしいものをザーっと見繕ってくれました。


※このお店では、多くの料理の値段は、材料の重さで決めます。表示の値段はあくまでも3-4人前の概算ですので、参考にしてください。

清蒸地震魚 350元

深海魚、地震魚の蒸し物。生姜醤油ベースのタレで蒸し煮にされています。この地震魚は実はナマズではなく、非常に大きく長くそして平たい珍しい高級魚。見た目はグロテスクですが、味は淡白でプルプルとしている。お豆腐を食べてるようなゼラチンを食べているような、とても魚とは思えない不思議な食感。
岩焼赤喉 500元

石の上で焼かれた赤ムツの塩焼き。一見、普通の網焼き魚に見えますが、身がほっくりと焼きあがっているのは、石の遠赤効果でしょうか?白身があっさりとしていて、パクパクといける、日本人好みの味です。レモンをしぼり、塩コショウがつけていただきます。
岩焼甜蝦 320元

こちらも赤ムツ同様、石の上で焼かれた甘エビ。フレッシュ感たっぷりでナビおすすめの一品。甘エビ一つ一つがとても大きいので、食べ応えあります。お好みでわさび醤油をつけてどうぞ!もちろん、そのままでも十分おいしいっ!脳みそもチュっとすってみましょう。甘くておすすめ!お酒がすすみます。

安康魚火鍋 400元

台湾産あんこうの鍋(肝入り)。台湾の人は夏の暑い盛りにも鍋を求めて行列するほど。こちらでも一年中味わえます。以前はそのグロテスクな姿から倦厭されがちだったあんこうですが最近は台湾でもブームになりつつあるそう。この値段で4~5人くらいはいけそうな大きなお鍋、おなかいっぱい食べられます

鵝肉二種
(塩水鵝・燻製鵝) 420元


鵝肉(ガチョウ肉)も看板メニューの一つ。硬くも柔らかくもない絶妙な肉の弾力がたまりません。塩水鵝は塩味がきりっと、燻製鵝は燻されたほのかな香りが鼻を通ります。どちらもお好みで辛いタレか甘辛いタレにつけていただきます。また、つけあわせのショウガや九層塔(バジルの一種。台湾料理ではポピュラー)と一緒に食べてもGOODです。

上記値段は量や季節により多少異なりますが、2~3人ほどの少人数で味わうのなら500〜600元くらい、8人ほどの大人数で味わうのなら400元(いずれも一人の値段。酒類別)ほどが目安とのこと。黄さんいわく「うちは屋台とさほど変わらない値段で提供するのがポリシーです。しかもクーラーの付いた涼しいところで冷えたビールを飲みながらなんて、いいでしょう?」と黄さん。まさに暑い台湾、ありがたい限りです。
豆腐の揚げ物は春巻きの皮で豆腐を包んで揚げたオリジナル 豆腐の揚げ物は春巻きの皮で豆腐を包んで揚げたオリジナル 豆腐の揚げ物は春巻きの皮で豆腐を包んで揚げたオリジナル

豆腐の揚げ物は春巻きの皮で豆腐を包んで揚げたオリジナル

タツノオトシゴのフライ。これぞ珍味!
コリコリしておつまみに最高!

タツノオトシゴのフライ。これぞ珍味! コリコリしておつまみに最高!

お酒の種類も豊富。
埔里の紹興酒は220元/1本

お酒の種類も豊富。 埔里の紹興酒は220元/1本

低予算なら炒飯・ビーフン(各70元)や空心菜の炒め物(100元)なども 低予算なら炒飯・ビーフン(各70元)や空心菜の炒め物(100元)なども

低予算なら炒飯・ビーフン(各70元)や空心菜の炒め物(100元)なども


オーダーの仕方講座 ■
(1) 店頭で食べたい魚を選ぶ(指差しOK!)
(2) 「炒(炒める)」「蒸(蒸す)」「煮(煮る)」「炸(揚げる)」「生食(さしみ)」などの調理方法を決める(筆談OK!)
(3) 人数や希望量(大・小)を伝え、値段を確認。 予算がある場合には予算を伝え、相談しよう!


もし台湾人の知り合いがいるのなら一緒に行っておすすめをオーダーしてもらうのが一番。そんな知り合いがいない場合も大丈夫!日本語OKな黄さんは常に店先にたってお客さんと接しているので「日本語でいいですか?」と思い切って訪ねてみよう。すぐに日本語で「いらっしゃいませ」と返ってくるはず。あとは、おすすめを聞いてみよう♪
届いたばかりの魚を厨房に運ぶ黄さん

届いたばかりの魚を厨房に運ぶ黄さん

一応参考までのメニュー

一応参考までのメニュー

一応参考までのメニュー

一応参考までのメニュー

屋台、そして鵝肉 - 二十数年の歷史

安くお料理を提供する秘密、それはこちらの歴史とも関係しているようです。「鵝肉城活海鮮」の始まりは屋台。店名にも掲げられている鵝肉の屋台を黄さんのお兄さんが始めました。そのおいしさと値段の安さに、いつも多くの人が集まり、その賑わいはうわさになるほど。

そこで2人は「味・値段はそのままに、もっとくつろいだ場所で料理を楽しんでほしい」と現在の店舗を構えました。お店は広く3階建て。遼寧街界隈では一番大きなレストランで、常時500人は収容可能。「お客さんをお待たせすることはなくなった」と黄さんは笑います。また魚介類は亀山島の特約漁船から直接買い付けるため、安い値段でしかも常に安定した供給ができるとのこと。これはもう実際に行ってそのうまさ、安さを体験するしかないですね!

以上、台北ナビでした。
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記事更新日:2009-08-18

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-04-18

スポット更新日:2014-11-17

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